TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025168697
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-12
出願番号
2024073335
出願日
2024-04-30
発明の名称
室内異常検出方法、そのシステム及びプログラム
出願人
株式会社エーワン
代理人
個人
主分類
G08B
25/04 20060101AFI20251105BHJP(信号)
要約
【課題】居住者等のプライバシーを保護しながら、居住者の身体的な状態を遠隔から判定可能な室内異常検出方法を提供する。
【解決手段】室内の濃度センサが検出した二酸化炭素濃度を受信する第1の工程と、第1の工程で受信した室内の二酸化炭素濃度の濃度変化を検出する第2の工程と、室内の所定箇所に配置された人感センサのセンサ検出結果を受信する第3の工程と、第2の工程で検出した濃度変化と第3工程で受信したセンサ検出結果とを基に、前室内にいる人の状態を判定する第4の工程とを有する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
室内の濃度センサが検出した二酸化炭素濃度を受信する第1の工程と、
前記第1の工程で受信した前記室内の二酸化炭素濃度の濃度変化を検出する第2の工程と、
前記室内の所定箇所に配置された人感センサのセンサ検出結果を受信する第3の工程と、
前記第2の工程で検出した濃度変化と前記第3工程で受信したセンサ検出結果とを基に、前記室内にいる人の状態を判定する第4の工程と
をコンピュータが実行する室内異常検出方法。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記第4の工程は、前記検出した二酸化炭素濃度が一定基準まで落ちた後に、前記センサ検出結果が前記室内の人を一定時間検出しないという第1の条件を満たした場合に、前記人に異常が発生したと判定する
請求項1に記載の室内異常検出方法。
【請求項3】
所定期間の前記濃度変化と所定期間の前記センサ検出結果とを基に、前記室内への人の出入り及び前記室内での移動パターンを示す行動パターン情報を生成する第5の工程
を前記コンピュータが実行し、
前記第4の工程は、前記第1の条件を満たし、且つ前記行動パターン情報を基に前記室内に人がいると推定される在宅推定時間帯であるという第2の条件を満たした場合に、前記人に異常が発生したいと判定する
請求項2に記載の室内異常検出方法。
【請求項4】
前記第4の工程は、前記検出した二酸化炭素濃度が一定基準まで落ちた状態を所定時間継続して検出し、且つ前記センサ検出結果が前記室内の人を一定時間検出しない場合に、前記第1の条件を満たしたと判定する
請求項3に記載の室内異常検出方法。
【請求項5】
前記第5の工程は、前記濃度変化と、当該濃度変化のタイミングと、センサ検出結果と、当該センサ検出結果の変化のタイミングとを基に、前記行動パターン情報を生成する
請求項4に記載の室内異常検出方法。
【請求項6】
前記第5の工程は、
同じ居住空間又は企業内の複数の部屋に、それぞれ設けられた複数の前記濃度センサが検出した前記二酸化炭素濃度の前記濃度変化と、当該濃度変化のタイミングと、
同じ居住空間又は企業内の複数の部屋に、それぞれ設けられた複数の前記人感センサが検出した前記センサ検出結果の検出結果変化と、当該検出結果変化のタイミングと、
を基に、前記行動パターン情報を生成する
請求項5に記載の室内異常検出方法。
【請求項7】
前記第4の工程は、
前記行動パターンと前記濃度センサが検出した前記二酸化炭素濃度と前記行動パターン情報とを基に、前記室内に人が一人いるか、複数いるかを特定し、前記室内に一人しかいない状態であることを条件に、前記異常が発生したと判定する
請求項6に記載の室内異常検出方法。
【請求項8】
室内の濃度センサが検出した一酸化炭素濃度を受信する第6の工程と、
前記第6の工程で受信した前記一酸化炭素濃度を基に、前記室内において火災が発生したかを判定する
請求項7に記載の室内異常検出方法。
【請求項9】
室内の濃度センサが検出した二酸化炭素濃度を受信する第1の手段と、
前記第1の手段で受信した前記室内の二酸化炭素濃度の濃度変化を検出する第2の手段と、
前記室内の所定箇所に配置された人感センサのセンサ検出結果を受信する第3の手段と、
前記第2の手段で検出した濃度変化と前記第3手段で受信したセンサ検出結果とを基に、前記室内にいる人の状態を判定する第4の手段と
を有する室内異常検出システム。
【請求項10】
室内の濃度センサが検出した二酸化炭素濃度を受信する第1の工程と、
前記第1の工程で受信した前記室内の二酸化炭素濃度の濃度変化を検出する第2の工程と、
前記室内の所定箇所に配置された人感センサのセンサ検出結果を受信する第3の工程と、
前記第2の工程で検出した濃度変化と前記第3工程で受信したセンサ検出結果とを基に、前記室内にいる人の状態を判定する第4の工程と
をコンピュータに実行させるプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、室内異常検出方法、そのシステム及びプログラムに関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
高齢者の居住空間にカメラ等を設置して、高齢者等の居住者の生存確認等をするシステムがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-131832号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述したようにカメラを用いた場合、居住者のプライバシーの侵害が懸念される。居住者は、自立した生活を送る権利があり、常時監視されることはその権利を侵害する可能性がある。
また、カメラが故障したりハッキングされたりすると、個人情報や生活の様子が第三者に漏れるリスクがある。
さらに、高齢者が自由に動き回る空間であるべきであるため、カメラの設置によって居住者の行動が制限される可能性もある。
このような点から、個々のプライバシー権や尊厳を保護しつつ、高齢者の安全を確保する方法が求められている。
【0005】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、居住者等のプライバシーを保護しながら、居住者の身体的な状態を遠隔から判定可能な室内異常検出方法、そのシステム及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、室内の濃度センサが検出した二酸化炭素濃度を受信する第1の工程と、前記第1の工程で受信した前記室内の二酸化炭素濃度の濃度変化を検出する第2の工程と、前記室内の所定箇所に配置された人感センサのセンサ検出結果を受信する第3の工程と、前記第2の工程で検出した濃度変化と前記第3工程で受信したセンサ検出結果とを基に、前記室内にいる人の状態を判定する第4の工程とをコンピュータが実行する室内異常検出方法である。
【0007】
好適には、前記第4の工程は、前記検出した二酸化炭素濃度が一定基準まで落ちた後に、前記センサ検出結果が前記室内の人を一定時間検出しないという第1の条件を満たした場合に、前記人に異常が発生したと判定する。
【0008】
好適には、所定期間の前記濃度変化と所定期間の前記センサ検出結果とを基に、前記室内への人の出入り及び前記室内での移動パターンを示す行動パターン情報を生成する第5の工程を前記コンピュータが実行し、前記第4の工程は、前記第1の条件を満たし、且つ前記行動パターン情報を基に前記室内に人がいると推定される在宅推定時間帯であるという第2の条件を満たした場合に、前記人に異常が発生したいと判定する。
【0009】
好適には、前記第4の工程は、前記検出した二酸化炭素濃度が一定基準まで落ちた状態を所定時間継続して検出し、且つ前記センサ検出結果が前記室内の人を一定時間検出しない場合に、前記第1の条件を満たしたと判定する。
【0010】
好適には、前記第5の工程は、前記濃度変化と、当該濃度変化のタイミングと、センサ検出結果と、当該センサ検出結果の変化のタイミングとを基に、前記行動パターン情報を生成する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
個人
安全支援装置
16日前
株式会社SUBARU
車両
1か月前
日本無線株式会社
船舶システム
17日前
個人
磁気路上での車両の路線離脱防御
1か月前
ニッタン株式会社
検知器
1か月前
株式会社SUBARU
運転支援装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
サーバ
25日前
大阪瓦斯株式会社
音声出力システム
1か月前
ダイハツ工業株式会社
移動支援装置
1か月前
株式会社デンソー
運航管理装置
1か月前
三菱自動車工業株式会社
制御システム
1か月前
株式会社CCT
通信装置及び表示方法
1か月前
株式会社SUBARU
事故情報収集装置
1か月前
株式会社 ミックウェア
車内環境制御システム
1か月前
株式会社SUBARU
車室内異常検知装置
1か月前
ホーチキ株式会社
火災検出システム
1か月前
能美防災株式会社
火災感知器及び火災報知システム
1か月前
大阪瓦斯株式会社
音声出力装置
1か月前
株式会社関電工
車両運行通知システム
1か月前
能美防災株式会社
着脱式避難誘導灯
1か月前
株式会社スターオークス
補助信号機及び信号機
14日前
株式会社アイシン
運転支援装置
1か月前
オムロン株式会社
センサシステム
24日前
オムロン株式会社
センサシステム
24日前
コイト電工株式会社
情報処理装置
1か月前
本田技研工業株式会社
作業システム
1か月前
オムロン株式会社
センサシステム
24日前
トヨタ自動車株式会社
方法
1か月前
株式会社アイシン
運転支援装置
1か月前
能美防災株式会社
表示装置
29日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車載装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
路側装置
14日前
トヨタ自動車株式会社
走行可否判定システム
1か月前
能美防災株式会社
火災受信機
1か月前
続きを見る
他の特許を見る