TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025168167
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-07
出願番号
2024123554
出願日
2024-07-30
発明の名称
車両内装システム
出願人
テイ・エス テック株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A47C
7/62 20060101AFI20251030BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】アクチュエータによって動く可動体を有する装飾品を備える車両内装システムにおいて、消費電力を抑えることを目的とする。
【解決手段】車両内装システム1は、装飾品(尻尾部材20)と、制御部100を備える。装飾品は、車両の内装部材(シート10)に設けられる。装飾品は、可動体22を有する。可動体22は、車両のバッテリ31に接続されたアクチュエータによって動く。制御部100は、条件に応じて、通常モードと、通常モードよりバッテリの電力消費が少ない省エネモードと、を切替可能であり、通常モードにおいて、所定条件を満たした場合、アクチュエータに第1電力を供給して可動体22を第1動作で動かし、省エネモードにおいて、所定条件を満たした場合、第1電力よりも小さい第2電力で動かすことが可能な、第1動作とは異なる第2動作で可動体22を動かす、または、可動体22を動かさない。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の内装部材に設けられる装飾品であって、車両のバッテリに接続されたアクチュエータによって動く可動体を有する装飾品と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
条件に応じて、通常モードと、前記通常モードより前記バッテリの電力消費が少ない省エネモードと、を切替可能であり、
前記通常モードにおいて、所定条件を満たした場合、前記アクチュエータに第1電力を供給して前記可動体を第1動作で動かし、
前記省エネモードにおいて、前記所定条件を満たした場合、前記第1電力よりも小さい第2電力で動かすことが可能な、前記第1動作とは異なる第2動作で前記可動体を動かす、または、前記可動体を動かさないことを特徴とする車両内装システム。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記可動体は、上下に移動可能であり、
前記制御部は、
前記通常モードにおいて、前記所定条件を満たした場合、前記アクチュエータの作動によって前記可動体を上に移動させた後、前記アクチュエータの作動によって前記可動体を下に移動させ、
前記省エネモードにおいて、前記所定条件を満たした場合、前記アクチュエータの作動によって前記可動体を上に移動させた後、前記アクチュエータを停止して重力によって前記可動体を下に移動させることを特徴とする請求項1に記載の車両内装システム。
【請求項3】
前記可動体は、
シートに着座した乗員から上に離れた離間位置と、
前記離間位置より下の接触位置であって、シートに着座した乗員と接触可能な接触位置との間で移動可能であることを特徴とする請求項2に記載の車両内装システム。
【請求項4】
前記離間位置は、
乗員から第1距離だけ上に離れた第1離間位置と、
乗員から前記第1距離より大きい第2距離だけ上に離れた第2離間位置と、を含み、
前記制御部は、
前記第1離間位置から前記アクチュエータを停止して重力によって前記可動体を下に移動させる処理と、
前記第2離間位置から前記アクチュエータを停止して重力によって前記可動体を下に移動させる処理と、を選択して実行することを特徴とする請求項3に記載の車両内装システム。
【請求項5】
前記内装部材は、シートであり、
前記装飾品は、前記シートの上部に位置することを特徴とする請求項1に記載の車両内装システム。
【請求項6】
前記制御部は、車両の衝突を予測した場合、前記可動体を動かす処理を禁止することを特徴とする請求項1に記載の車両内装システム。
【請求項7】
前記制御部は、
内燃機関の停止が求められる低エミッション領域に車両が進入したと判定した場合、モードを前記通常モードから前記省エネモードに切り替えることを特徴とする請求項1に記載の車両内装システム。
【請求項8】
車両に関する車両情報と、前記車両情報以外の情報である非車両情報とを通知する通知部をさらに備え、
前記制御部は、
前記通常モードにおいて、前記車両情報および前記非車両情報のいずれかを前記通知部で通知する場合、前記通知部で通知する情報に応じた動作で前記可動体を動かし、
前記省エネモードにおいて、
前記通知部で前記車両情報を通知する場合、前記通常モードと同じ動作で前記可動体を動かし、
前記通知部で前記非車両情報を通知する場合、前記通常モードより小さい電力で動かすことが可能な、前記通常モードとは異なる動作で前記可動体を動かす、または、前記可動体を動かさないことを特徴とする請求項1に記載の車両内装システム。
【請求項9】
前記バッテリの充電量を取得する充電量取得部をさらに備え、
前記制御部は、
前記充電量が閾値以下の場合、前記充電量が閾値より大きい場合よりも、前記アクチュエータに供給する電力を小さくして、前記可動体の動きを小さくすることを特徴とする請求項1に記載の車両内装システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、装飾品と制御部を備える車両内装システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、車両内装システムとして、車両のダッシュボードの上に設置されたぬいぐるみ状の報知用立体物を備えたものが知られている(特許文献1参照)。報知用立体物は、乗員に種々の交通情報(車両の進路、走行状態等)を、身振り、しぐさ、表情、ランプの点滅等の動作でもって報知したり、乗員と会話を行うなどして乗員を楽しませたりする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-104103号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術では、報知用立体物の腕などを動かして情報を通知するので、消費電力が大きい問題がある。特に、車両のバッテリの充電量が低い場合や、車両が低エミッション領域(内燃機関の停止が求められている領域)に進入した場合には、電力消費を抑える必要がある。
【0005】
そこで、本発明は、アクチュエータによって動く可動体を有する装飾品を備える車両内装システムにおいて、消費電力を抑えることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するため、本発明に係る車両内装システムは、装飾品と、制御部と、を備える。
装飾品は、車両の内装部材に設けられる。装飾品は、可動体を有する。可動体は、車両のバッテリに接続されたアクチュエータによって動く。
制御部は、条件に応じて、通常モードと、通常モードよりバッテリの電力消費が少ない省エネモードと、を切替可能であり、通常モードにおいて、所定条件を満たした場合、アクチュエータに第1電力を供給して可動体を第1動作で動かし、省エネモードにおいて、所定条件を満たした場合、第1電力よりも小さい第2電力で動かすことが可能な、第1動作とは異なる第2動作で可動体を動かす、または、可動体を動かさない。
【0007】
通常モードでは、可動体が第1電力で動き、省エネモードでは、可動体が第1電力より小さな第2電力で動く、または、動かない構成とすることで、省エネモードにおいて消費電力を抑えることができる。
【0008】
また、可動体は、上下に移動可能であり、制御部は、通常モードにおいて、所定条件を満たした場合、アクチュエータの作動によって可動体を上に移動させた後、アクチュエータの作動によって可動体を下に移動させ、省エネモードにおいて、所定条件を満たした場合、アクチュエータの作動によって可動体を上に移動させた後、アクチュエータを停止して重力によって可動体を下に移動させてもよい。
【0009】
省エネモードでは可動体を重力によって下に移動させる構成とすることで、可動体を下に移動させるための電力が0になるので、消費電力をより抑えることができる。
【0010】
また、可動体は、シートに着座した乗員から上に離れた離間位置と、離間位置より下の接触位置であって、シートに着座した乗員と接触可能な接触位置との間で移動可能であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
個人
箸
1か月前
個人
椅子
2か月前
個人
家具
4か月前
個人
掃除機
8か月前
個人
自助箸
7か月前
個人
枕
8か月前
個人
掃除用具
3か月前
個人
ソファー
2か月前
個人
枕
5か月前
個人
屋外用箒
7か月前
個人
多用途紐
1か月前
個人
体洗い具
10か月前
個人
耳拭き棒
11か月前
個人
ハンガー
7か月前
個人
掃除道具
8か月前
個人
物品
3か月前
個人
片手代替具
11か月前
個人
掃除シート
9か月前
個人
開閉トング
6か月前
個人
組立式棚板
7か月前
個人
省煙消臭器
8か月前
個人
エコ掃除機
12か月前
個人
バターナイフ
1か月前
個人
洗面台
10か月前
個人
転倒防止装置
5か月前
個人
ゴミ袋保持枠
7か月前
個人
受け皿
5か月前
個人
紙コップ 蓋
2か月前
個人
シャワー装置
6か月前
個人
経典表示装置
4か月前
個人
靴ベラ
2か月前
個人
中身のない枕
7か月前
個人
首支持具
3か月前
個人
コーナーシール
9か月前
個人
矯正用枕
4か月前
個人
補助寝具
8か月前
続きを見る
他の特許を見る