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公開番号2025168156
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-07
出願番号2024110466
出願日2024-07-09
発明の名称カーテン取り付け用の穴あけ不要の電動取付装置及びそのトップフレーム取付組立体
出願人寧波利洋新材料股分有限公司,NINGBO LIYANG NEW MATERIAL COMPANY LIMITED
代理人個人
主分類A47H 1/022 20060101AFI20251030BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】カーテン取り付け用の穴あけ不要の電動取付装置及びそのトップフレーム取付組立体を提供する。
【解決手段】筐体1を備え、筐体1の一端にはエンドカバー2が連結され、筐体1内に空洞部が設けられ、空洞部内にはエンドカバー2から離れた側の端からエンドカバー2の方向に向けて動力部材、押付組立体及び弾性調整組立体が順に取り付けられ、動力部材は空洞部内に固設され、動力部材の動力出力端は押付組立体に動力伝達可能に連結され、弾性調整組立体の一端は押付組立体に当接し、他端はエンドカバー2に当接し、弾性調整組立体のエンドカバー2に当接する端の一部がエンドカバー2を貫通して筐体の外に露出して仮止めのために用いられ、弾性調整組立体は弾性伸縮ストロークを有し、動力部材は弾性調整組立体を圧縮又は解放するため押付組立体を駆動する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
カーテン取り付け用の穴あけ不要の電動取付装置であって、筐体（１）を備え、前記筐体（１）の一端にはエンドカバー（２）が連結され、前記筐体（１）内に空洞部（１．１）が設けられ、前記空洞部（１．１）内には前記エンドカバー（２）から離れた側の端から前記エンドカバー（２）の方向に向けて動力部材（３）、押付組立体及び弾性調整組立体が順に取り付けられ、前記動力部材（３）は前記空洞部（１．１）内に固設され、前記動力部材（３）の動力出力端は前記押付組立体に動力伝達可能に連結され、前記弾性調整組立体の一端は前記押付組立体に当接し、他端は前記エンドカバー（２）に当接し、前記弾性調整組立体の前記エンドカバー（２）に当接する端の一部が前記エンドカバー（２）を貫通して前記筐体（１）の外に露出して仮止めのために用いられ、前記弾性調整組立体は弾性伸縮ストロークを有し、前記動力部材（３）は前記弾性調整組立体を圧縮又は解放するため前記押付組立体を駆動することを特徴とする、カーテン取り付け用の穴あけ不要の電動取付装置。
続きを表示（約 1,800 文字）【請求項２】
前記押付組立体は、スクリューロッド（４）と、前記スクリューロッド（４）に螺合されたスライダ（５）とを備え、前記スクリューロッド（４）の前記スライダ（５）から離れた端は前記動力部材（３）の動力出力端に動力伝達可能に連結され、前記スライダ（５）の前記スクリューロッド（４）から離れた端は前記弾性調整組立体に当接し、前記スライダ（５）は前記スクリューロッド（４）の回転により前記スクリューロッド（４）の長さ方向に沿って往復直線運動することで前記弾性調整組立体を圧縮又は解放することを特徴とする、請求項１に記載のカーテン取り付け用の穴あけ不要の電動取付装置。
【請求項３】
前記弾性調整組立体は、突っ張り棒（６）と、前記突っ張り棒（６）に嵌め込まれた第１バネ（７）と第２バネ（８）とを備え、前記第１バネ（７）と前記第２バネ（８）との間にストッパ片（９）が設けられ、前記突っ張り棒（６）に環状突起（６．１）が設けられ、自然な状態において、前記第１バネ（７）の一端は前記環状突起（６．１）に当接し、他端は前記ストッパ片（９）に当接し、前記第２バネ（８）の一端は前記ストッパ片（９）に当接し、他端は前記スライダ（５）に当接し、前記環状突起（６．１）は前記エンドカバー（２）に当接し、前記突っ張り棒（６）の一部は前記エンドカバー（２）を貫通して前記筐体（１）の外に露出して仮止めのために用いられることを特徴とする、請求項２に記載のカーテン取り付け用の穴あけ不要の電動取付装置。
【請求項４】
前記第２バネ（８）の弾性力は、前記第１バネ（７）の弾性力より大きいことを特徴とする、請求項３に記載のカーテン取り付け用の穴あけ不要の電動取付装置。
【請求項５】
前記スライダ（５）には前記突っ張り棒（６）を退避するための中心穴（５．１）が設けられ、前記スクリューロッド（４）には前記突っ張り棒（６）を退避するための中央チャネル（４．１）が設けられることを特徴とする、請求項３に記載のカーテン取り付け用の穴あけ不要の電動取付装置。
【請求項６】
前記スクリューロッド（４）には雄ネジ部（４．２）が設けられ、前記スライダ（５）には前記雄ネジ部（４．２）に適合する雌ネジ部（５．２）が設けられることを特徴とする、請求項２に記載のカーテン取り付け用の穴あけ不要の電動取付装置。
【請求項７】
前記動力部材（３）は、モータであることを特徴とする、請求項１に記載のカーテン取り付け用の穴あけ不要の電動取付装置。
【請求項８】
前記筐体（１）内には回路基板（１０）が設けられ、前記モータは前記回路基板（１０）に電気的に接続され、前記回路基板（１０）には電流センサ（１１）が設けられ、前記電流センサ（１１）がモータの動作電流が設定値より大きいことを感知したとき、前記回路基板（１０）はモータの動作を停止するように制御することを特徴とする、請求項７に記載のカーテン取り付け用の穴あけ不要の電動取付装置。
【請求項９】
トップフレーム取付組立体であって、トップフレーム（１２）と、請求項１～８のいずれか一項に記載の穴あけ不要の電動取付装置とを備え、前記穴あけ不要の電動取付装置は前記トップフレーム（１２）の一端に取り付けられ、前記トップフレーム（１２）の両端には第１カバーキャップ（１３）及び第２カバーキャップ（１４）がそれぞれ連結され、前記第１カバーキャップ（１３）は前記穴あけ不要の電動取付装置に止着され、前記第１カバーキャップ（１３）には突っ張り用ブロック（１５）が摺設され、前記突っ張り用ブロック（１５）は前記筐体（１）の外に露出した前記弾性調整組立体に連結され、取付壁に当接して仮止めの実現のために用いられることを特徴とする、トップフレーム取付組立体。
【請求項１０】
前記第１カバーキャップ（１３）には前記突っ張り用ブロック（１５）が直線的に摺動するための取付キャビティ（１３．１）設けられ、前記取付キャビティ（１３．１）内には前記筐体（１）の外に露出した前記弾性調整組立体が挿入するための貫通穴（１３．２）が設けられることを特徴とする、請求項９に記載のトップフレーム取付組立体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、カーテン技術分野に関し、特に、カーテン取り付け用の穴あけ不要の電動取付装置及びそのトップフレーム取付組立体に関する。
続きを表示（約 1,700 文字）【背景技術】
【０００２】
カーテンは、家庭、オフィスなどの場所で幅広く活用され、主に室内の光を調整するために用いられ、現在、ロールスクリーン、ブラインド、ハニカムシェードなどが多く使用されており、一般に取り付けの際、取付ブラケット、ネジでカーテンを窓枠に固定する必要があり、ネジで取り付ける場合、窓枠にネジ穴が生じ、カーテンを再取り付け又は交換するときに再度穴を開ける必要があり、その場で取り付けることができないため、必然的に窓枠の壁に複数のネジ穴が残り、壁に損傷を与えるだけでなく、美観にも影響を与え、かつ穴を開けて取り付けると塵埃が発生し、掃除にも不便となり、取り付けにも手間がかかり、穴あけなしで取り付けるカーテンが多数市販されているが、従来の穴あけ不要の組立体は使用時に手動操作が必要であり、基本的に弾性アセンブリで窓枠を支え、次に手動で締付規制部材を調整して取り付けを完了し、カーテンの取付位置の多くは一定の取付高さがあり、手動で取り付けと調整するため人が上に登って操作する必要があり、取り付けには面倒で手間がかかった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
本発明は、上記従来技術の現状に着目し、穴を開けることなくカーテンの取り付けを電動制御でき、簡単かつ迅速に取り付けられ、手間を省くカーテン取り付け用の穴あけ不要の電動取付装置及びそのトップフレーム取付組立体を提供することを、その技術的課題とする。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
上記技術的課題を解決するため、本発明が採用した技術的手段として、カーテン取り付け用の穴あけ不要の電動取付装置であって、筐体を備え、前記筐体の一端にはエンドカバーが連結され、前記筐体内に空洞部が設けられ、前記空洞部内にはエンドカバーから離れた側の端からエンドカバーの方向に向けて動力部材、押付組立体及び弾性調整組立体が順に取り付けられ、前記動力部材は空洞部内に固設され、前記動力部材の動力出力端は押付組立体に動力伝達可能に連結され、前記弾性調整組立体の一端は押付組立体に当接し、他端はエンドカバーに当接し、前記弾性調整組立体のエンドカバーに当接する端の一部がエンドカバーを貫通して筐体の外に露出して仮止めのために用いられ、前記弾性調整組立体は弾性伸縮ストロークを有し、前記動力部材は弾性調整組立体を圧縮又は解放するため押付組立体を駆動する。
【０００５】
また、前記押付組立体は、スクリューロッドと、スクリューロッドに螺合されたスライダとを備え、前記スクリューロッドのスライダから離れた端は動力部材の動力出力端に動力伝達可能に連結され、前記スライダのスクリューロッドから離れた端は弾性調整組立体に当接し、前記スライダはスクリューロッドの回転によりスクリューロッドの長さ方向に沿って往復直線運動することで弾性調整組立体を圧縮又は解放する。
【０００６】
また、前記弾性調整組立体は、突っ張り棒と、突っ張り棒に嵌め込まれた第１バネと第２バネとを備え、前記第１バネと第２バネとの間にストッパ片が設けられ、前記突っ張り棒に環状突起が設けられ、自然な状態において、前記第１バネの一端は環状突起に当接し、他端はストッパ片に当接し、前記第２バネの一端はストッパ片に当接し、他端はスライダに当接し、前記環状突起はエンドカバーに当接し、前記突っ張り棒の一部はエンドカバーを貫通して筐体の外に露出して仮止めのために用いられる。
【０００７】
また、前記第２バネの弾性力は、第１バネの弾性力より大きい。
【０００８】
また、前記スライダには突っ張り棒を退避するための中心穴が設けられ、前記スクリューロッドには突っ張り棒を退避するための中央チャネルが設けられる。
【０００９】
また、前記スクリューロッドには雄ネジ部が設けられ、前記スライダには雄ネジ部に適合する雌ネジ部が設けられる。
【００１０】
また、前記動力部材は、モータである。
（【００１１】以降は省略されています）

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