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公開番号
2025168051
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-07
出願番号
2024073169
出願日
2024-04-26
発明の名称
画像処理装置、画像処理方法、及びコンピュータプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
7/18 20060101AFI20251030BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】
人物のプライバシーを保護しつつ人物の属性を把握しやすい画像を生成可能な画像処理装置を提供する。
【解決手段】
画像処理装置において、映像取得手段と、前記映像取得手段で取得した映像から人物を検出する人物検出手段と、前記人物検出手段で検出した前記人物の属性を判定する属性判定手段と、前記属性判定手段で判定した前記属性に基づくプロンプトを入力することで前記人物のイラストを取得するイラスト取得手段と、前記イラスト取得手段が取得した前記イラストを前記人物の領域に重畳する画像合成手段と、を有することを特徴とする。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
映像取得手段と、
前記映像取得手段で取得した映像から人物を検出する人物検出手段と、
前記人物検出手段で検出した前記人物の属性を判定する属性判定手段と、
前記属性判定手段で判定した前記属性に基づくプロンプトを入力することで前記人物のイラストを取得するイラスト取得手段と、
前記イラスト取得手段が取得した前記イラストを前記人物の領域に重畳する画像合成手段と、
を有することを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記人物検出手段で検出した前記人物が前記映像上で占める人物領域を判定する人物領域判定手段と、
前記人物領域判定手段で判定した領域を加工して前記映像から前記人物を消去する人物領域加工手段と、
を有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記人物領域加工手段による前記人物を消去する処理は、
前記人物領域を一様に又はその他の画像により塗りつぶす処理、
前記人物領域の隣接領域の情報を用いて前記人物領域内を補間する処理、
前記人物領域を、映像情報を用いて背景化する処理
のうちのいずれかであることを更に特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記人物が消去された前記映像を表示する通常表示モードと、
前記イラストが重畳された前記映像を表示するイラスト表示モードと、を切り替えるための表示モード操作手段と、
を更に有することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記イラスト表示モードにおける、前記映像の更新を指定するための更新操作手段を更に有することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記イラスト表示モードにおいて、前記映像の自動更新周期を指定するための自動更新周期指定手段を更に有することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記イラスト取得手段は、前記プロンプトに基づき生成AIにより生成された前記イラストを取得することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記イラスト取得手段に入力する追加情報を指定するための操作手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項9】
前記追加情報は、
前記イラストの前記人物が身につけるもの、建物、風景、時間帯、季節、国、地域、関連するイベントのうちの少なくとも1つを表すものであることを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
【請求項10】
前記人物検出手段で検出された前記人物から一人以上を選択する人物選択手段を有し、
前記操作手段は、前記人物選択手段で選択した前記人物に対する前記追加情報を指定可能であることを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置、画像処理方法、及びコンピュータプログラム等に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
防犯カメラ等で撮影された映像を利用する際、映像内の人物のプライバシーを保護するために画像を加工する技術が広く実用化されている。例えば、映像全体もしくは人物領域に対してぼかし処理やモザイク処理を行うことで個人の特定が困難な画像に加工する方法が知られている。
【0003】
特許文献1では、映像から検出された人物の領域をその人物の属性に応じたマスク画像によりマスクする処理技術が開示されている。又、特許文献2では、映像内の人物の属性と同じ属性を有する別人の画像で元の映像の人物を置き換える技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5834193号
特開2020-91770
【非特許文献】
【0005】
E. Mansimov et al. “Generating Images from Captions with Attention”, ICLR 2016
O. Vinyals et al. “Show and Tell: A Neural Image Caption Generator”, CVPR 2015
P. Isola et al. “Image-to-Image Translation with Conditional Adversarial Networks”, CVPR 2017
J. Redmon, A. Farhadi, “YOLO9000: Better Faster Stronger”, CVPR 2016
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ぼかし処理やモザイク処理は、人物の存在が判別できるレベルで加工する場合、例えば知人であれば加工後の画像であっても個人を特定できてしまうなどプライバシーが充分保護できないことがある。人物領域のマスク処理は、人物の特徴が加工後の画像からは直接読み取れないため一人一人の区別を要する用途には不向きな場合がある。
【0007】
又、別人の画像で置き換える方法は、置き換えに使われた別人が現実に映っていると誤解される恐れがある他、画面内に同一人物画像が複数配置されても不都合が生じない用途に限られる等の課題がある。
【0008】
本発明は、人物のプライバシーを保護しつつ人物の属性を把握しやすい画像を生成可能な画像処理装置を提供することを目的の1つとする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の1側面の画像処理装置は、
映像取得手段と、
前記映像取得手段で取得した映像から人物を検出する人物検出手段と、
前記人物検出手段で検出した前記人物の属性を判定する属性判定手段と、
前記属性判定手段で判定した前記属性に基づくプロンプトを入力することで前記人物のイラストを取得するイラスト取得手段と、
前記イラスト取得手段が取得した前記イラストを前記人物の領域に重畳する画像合成手段と、
を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、人物のプライバシーを保護しつつ人物の属性を把握しやすい画像を生成可能な画像処理装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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