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公開番号2025167771
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-07
出願番号2024072674
出願日2024-04-26
発明の名称2部材のスライド構造及び物掛け
出願人モリテックスチール株式会社
代理人個人
主分類A47G 29/00 20060101AFI20251030BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】上下移動竿など2つの部材の形状変化を容易に実現することができる2部材のスライド構造及びの提供を図る。
【解決手段】 互いにスライド可能に配置されたメインバー11及び21と、基端固定部31と、両者間を繋ぐ柔軟性を備えた連結部材32とを備える。アーム21は、連結部材32に当接する折り返し部22を備える。連結部材32は、長さ調整部によって基端固定部31とメインバー11との間の繰り出し長さが変化する。この長さが変化することによって、メインバー11とアーム21とがスライドする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
基端固定部と、
互いにスライド可能に配置された第一スライド部材及び第二スライド部材と、
前記第一スライド部材と前記基端固定部とを繋ぐ柔軟性を備えた連結部材とを備え、
前記第二スライド部材は、前記連結部材に当接する当接部を備え、
前記連結部材は、長さ調整部によって前記基端固定部と前記第一スライド部材との間の繰り出し長さが変化するものであり、
前記長さ調整部によって前記繰り出し長さが変化することによって、前記第一スライド部材と前記第二スライド部材とがスライドするように構成されたことを特徴とする2部材のスライド構造。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記繰り出し長さの変化に伴い、前記第一スライド部材と前記第二スライド部材とがスライドすると共に、回動するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の2部材のスライド構造。
【請求項3】
前記第一スライド部材は、前記第二スライド部材をスライド可能に支持すると共にその一端から前記第二スライド部材を突出させることができる保持部を備え、
前記連結部材は、前記保持部の一端から前記保持部内に入り、前記第二スライド部材の折り返し部で折り返して、前記第一スライド部材にその先端側が固定され、
前記繰り出し長さの変化に伴い、前記第二スライド部材が保持部の一端から出没するようにスライドすることを特徴とする請求項1に記載の2部材のスライド構造。
【請求項4】
前記第二スライド部材は、前記保持部の長手方向に沿って直線移動するアーム基端部と、前記アーム基端部の先端にヒンジを介して回動可能に接続されたアーム先端部とを備え、
前記保持部は、前記保持部の長手方向に沿って突出しようとする前記アーム先端部に当接する方向転換部を備え、前記アーム先端部が前記方向転換部に案内されて、前記保持部の長手方向と交わる方向へ方向転換しながら突出していくように構成されたことを特徴とする請求項2に記載の2部材のスライド構造。
【請求項5】
請求項1又は4に記載の2部材のスライド構造が両端に適用された物掛けであり、
前記第一スライド部材は、前記物掛けのメインバーであり、
前記第二スライド部材は、前記メインバーの両端から出没するアームであり、
前記長さ調整部から前記連結部材が繰り出されながら前記メインバーが引き下ろされることにより、前記メインバーの両端から前記アームが突出するとともに、前記アームが前記メインバーに対して直交するように回動し、
前記アームの先端を壁面に当接させることにより、前記メインバーと壁面との距離を保つように構成されたことを特徴とする物掛け。
【請求項6】
前記アームは、前記メインバーの前記保持部内に収納されるように作動部材によって常時付勢され、前記アームの先端を壁面に当接させることにより前記アームの動きが規制されるように構成されたことを特徴とする請求項5に記載の物掛け。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、2部材のスライド構造及び物掛けに関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、物掛けついては特許文献に示すものが知られている。
【0003】
特許文献1は、窓際に配置するのに適した上下移動竿を備えたものであるが、上下移動竿の形状は一定で変化しない。そのため、不使用時もそのままの状態であり、かさばることを避けることができない 。
【0004】
特許文献2には、複数の位置決め固定部によりワイヤの吊具からの長さを調整することで、板体の表面が略水平となる使用状態と、板体の裏面が壁面に沿うように配置される収納状態と、に切り替え可能であり、起立面部は板体が収納状態とされたときに棚板を構成する壁掛け式の台が開示されている。ところが、使用状態と収納状態との形態の変更には、位置決め固定部の調整部材を操作する必要がある。調整部材を操作することによって、ワイヤの調整部材貫通孔に保持される位置が変更され、ワイヤの吊具からの長さを調整し、板体の位置をワイヤに対して位置決めすることができ、上記の状態の変更がなされるものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
登録実用新案第3164539号公報
特開2023-110717号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上下移動竿など2つの部材の形状変化を容易に実現することができる2部材のスライド構造の提供を課題とする。
また本発明は、上下移動竿など2つの部材の形状変化を容易に実現することができる2部材のスライド構造を備えた物掛けの提供を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、基端固定部と、互いにスライド可能に配置された第一スライド部材及び第二スライド部材と、前記第一スライド部材と前記基端固定部とを繋ぐ柔軟性を備えた連結部材とを備えた2部材のスライド構造を提供する。前記第二スライド部材は、前記連結部材に当接する当接部を備える。前記連結部材は、長さ調整部によって前記基端固定部と前記第一スライド部材との間の繰り出し長さが変化するものであり、この繰り出し長さが変化することによって、前記第一スライド部材と前記第二スライド部材とがスライドする。
【0008】
本発明の実施に際しては、前記繰り出し長さの変化に伴い、前記第一スライド部材と前記第二スライド部材とがスライドすると共に、回動するように構成することもできる。
【0009】
また、前記第一スライド部材は、前記第二スライド部材をスライド可能に支持すると共にその一端から前記第二スライド部材を突出させることができる前記保持部を備え、前記連結部材は、前記保持部の一端から保持部内に入り、第二スライド部材の折り返し部で折り返して、第一スライド部材にその先端側が固定され、前記繰り出し長さの変化に伴い、前記第二スライド部材が保持部の一端から出没するようにスライドするようにして実施することもできる。
【0010】
さらに、前記第二スライド部材は、前記保持部の長手方向に沿って直線移動するアーム基端部と、前記アーム基端部の先端にヒンジを介して回動可能に接続されたアーム先端部とを備え、前記保持部は、前記保持部の長手方向に沿って突出しようとする前記アーム先端部に当接する方向転換部を備え、前記アーム先端部が前記方向転換部に案内されて、前記保持部の長手方向と交わる方向へ方向転換しながら突出していくように構成することもできる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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