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公開番号
2025166545
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-06
出願番号
2024070638
出願日
2024-04-24
発明の名称
充填タイヤ用発泡体及び充填タイヤ
出願人
横浜ゴム株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60C
7/10 20060101AFI20251029BHJP(車両一般)
要約
【課題】本発明は、一時的な負荷に対し優れた弾性変形性を有し、耐久性に優れる、タイヤ用発泡体、及び、タイヤを提供することを課題とする。
【解決手段】タイヤ本体とリムとで形成される空洞部を満たす、充填タイヤ用発泡体であって、ポリカーボネートポリオールと、水酸基価が200~1000mgKOH/gであるポリオールと、ポリイソシアネートとを含む組成物から得られる、充填タイヤ用発泡体、及び、タイヤ本体とリムとで形成される空洞部を上記充填タイヤ用発泡体で満たした、充填タイヤ。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
タイヤ本体とリムとで形成される空洞部を満たす、充填タイヤ用発泡体であって、ポリカーボネートポリオールと、水酸基価が200~1000mgKOH/gであるポリオールと、ポリイソシアネートとを含む組成物から得られる、充填タイヤ用発泡体。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
密度が0.1~0.5g/cm
3
である、請求項1に記載の充填タイヤ用発泡体。
【請求項3】
前記ポリカーボネートポリオールが、水酸基価が20~100mgKOH/gであるポリカーボネートポリオール1、及び、水酸基価が100mgKOH/g超250mgKOH/g以下であるポリカーボネートポリオール2を含む、請求項1に記載の充填タイヤ用発泡体。
【請求項4】
前記水酸基価が200~1000mgKOH/gであるポリオールが、水酸基価が200~400mgKOH/gであるポリエーテルポリオールを含む、請求項1に記載の充填タイヤ用発泡体。
【請求項5】
前記ポリイソシアネートが、ポリメリックMDIを含む、請求項1に記載の充填タイヤ用発泡体。
【請求項6】
前記組成物が、更に水を含む、請求項1に記載の充填タイヤ用発泡体。
【請求項7】
化学架橋を含む、請求項1に記載の充填タイヤ用発泡体。
【請求項8】
タイヤ本体とリムとで形成される空洞部を請求項1~7のいずれか1項に記載の充填タイヤ用発泡体で満たした、充填タイヤ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、充填タイヤ用発泡体及び充填タイヤに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、自動運転技術の向上などにより、産業用タイヤ分野ではメンテナンスフリー性を有するタイヤに関する技術が重要となっている。メンテナンスフリー性を有するタイヤとしては、例えばノーパンク性を有する充填タイヤが知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭58-401号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明者が、特許文献1に開示されている充填材を検討したところ、上記のような充填材に一時的に大きな力が加わると充填材が変形しやすくもとに戻りにくい(塑性変形)場合や、充填材の耐久性が昨今求められているレベルを満足しない場合があることを知見した。
【0005】
そこで、本発明は、一時的な負荷に対し優れた弾性変形性を有し、耐久性に優れる、充填タイヤ用発泡体を提供することを課題とする。
また、本発明は、充填タイヤを提供することも課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者は、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、ポリカーボネートポリオールと、水酸基価が200~1000mgKOH/gであるポリオールと、ポリイソシアネートとを含む組成物から得られる発泡体によれば、上記課題を解決できることを見出し、本発明に至った。
すなわち、本発明者は、以下の構成により上記課題が解決できることを見出した。
【0007】
[1] タイヤ本体とリムとで形成される空洞部を満たす、充填タイヤ用発泡体であって、ポリカーボネートポリオールと、水酸基価が200~1000mgKOH/gであるポリオールと、ポリイソシアネートとを含む組成物から得られる、充填タイヤ用発泡体。
[2] 密度が0.1~0.5g/cm
3
である、[1]に記載の充填タイヤ用発泡体。
[3] 上記ポリカーボネートポリオールが、水酸基価が20~100mgKOH/gであるポリカーボネートポリオール1、及び、水酸基価が100mgKOH/g超250mgKOH/g以下であるポリカーボネートポリオール2を含む、[1]又は[2]に記載の充填タイヤ用発泡体。
[4] 上記水酸基価が200~1000mgKOH/gであるポリオールが、水酸基価が200~400mgKOH/gであるポリエーテルポリオールを含む、[1]~[3]のいずれか1つに記載の充填タイヤ用発泡体。
[5] 上記ポリイソシアネートが、ポリメリックMDIを含む、[1]~[4]のいずれか1つに記載の充填タイヤ用発泡体。
[6] 上記組成物が、更に水を含む、[1]~[5]のいずれか1つに記載の充填タイヤ用発泡体。
[7] 化学架橋を含む、[1]~[6]のいずれか1つに記載の充填タイヤ用発泡体。
[8] タイヤ本体とリムとで形成される空洞部を[1]~[7]のいずれか1つに記載の充填タイヤ用発泡体で満たした、充填タイヤ。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、一時的な負荷に対し優れた弾性変形性を有し、耐久性に優れる、充填タイヤ用発泡体を提供できる。
また、本発明は、一時的な負荷に対し優れた弾性変形性を有し、耐久性に優れる、充填タイヤも提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の充填タイヤの一実施形態を模式的に示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明について説明する。
以下に記載する構成要件の説明は、本発明の代表的な実施態様に基づいてなされる場合があるが、本発明はそのような実施態様に制限されない。
本明細書において、「~」を用いて表される数値範囲は、「~」の前後に記載される数値を下限値及び上限値として含む範囲を意味する。
本明細書において、各成分は、それぞれ単独で、又は、2種以上を組み合せて使用することができる。
本明細書において、ある成分を2種以上で併用する場合、その成分の「含有量」は、特段の断りが無い限り、それら2種以上の合計含有量を意味する。
本明細書において、各成分の製造方法は、断りがない限り特に制限されない。例えば、従来公知の方法が挙げられる。
本明細書において、一時的な負荷に対する弾性変形性、耐久性のうちの少なくとも1つがより優れることを、「本発明の効果がより優れる」ともいう。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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