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公開番号2025165421
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-05
出願番号2024069419
出願日2024-04-23
発明の名称導電モジュール
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H01M 50/583 20210101AFI20251028BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】搭載性の向上。
【解決手段】電池モジュールBMを構成する電池セルBCの電極端子BCbに対して物理的且つ電気的に接続させるバスバ10と、電池セルの電池状態を監視する電池監視ユニットに対してバスバを電気的に接続させる配線部品20と、バスバに対して物理的且つ電気的に接続させる導電部材40と、過電流が流れた際に溶断させる可溶部を有するチップヒューズ又は可溶部を有する配線パターンがプリント基板に設けられたパターンヒューズとして構成され、可溶部から見て一端側の第1電気接続部を配線部品の第1ヒューズ接続部20aに対して物理的且つ電気的に接続させ且つ可溶部から見て他端側の第2電気接続部を導電部材の第2ヒューズ接続部41に対して物理的且つ電気的に接続させる回路保護部品30と、を備えること。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
電池モジュールを構成する電池セルの電極端子に対して物理的且つ電気的に接続させるバスバと、
前記電池セルの電池状態を監視する電池監視ユニットに対して前記バスバを電気的に接続させる配線部品と、
前記バスバに対して物理的且つ電気的に接続させる導電部材と、
過電流が流れた際に溶断させる可溶部を有するチップヒューズ又は前記可溶部を有する配線パターンがプリント基板に設けられたパターンヒューズとして構成され、前記可溶部から見て一端側の第1電気接続部を前記配線部品の第1ヒューズ接続部に対して物理的且つ電気的に接続させ且つ前記可溶部から見て他端側の第2電気接続部を前記導電部材の第2ヒューズ接続部に対して物理的且つ電気的に接続させる回路保護部品と、
を備えることを特徴とした導電モジュール。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記導電部材は、端子金具又は電線であることを特徴とした請求項1に記載の導電モジュール。
【請求項3】
電池モジュールを構成する電池セルの電極端子に対して物理的且つ電気的に接続させるバスバと、
前記電池セルの電池状態を監視する電池監視ユニットに対して前記バスバを電気的に接続させる配線部品と、
過電流が流れた際に溶断させる可溶部を有するチップヒューズ又は前記可溶部を有する配線パターンがプリント基板に設けられたパターンヒューズとして構成され、前記可溶部から見て一端側の第1電気接続部を前記配線部品の第1ヒューズ接続部に対して物理的且つ電気的に接続させ且つ前記可溶部から見て他端側の第2電気接続部を前記バスバの第2ヒューズ接続部に対して物理的且つ電気的に接続させる回路保護部品と、
を備えることを特徴とした導電モジュール。
【請求項4】
前記配線部品は、芯線が絶縁被覆で覆われた配線用電線であり、
前記第1ヒューズ接続部は、前記配線部品の端末で前記絶縁被覆から露出させた前記芯線の芯線露出部に設けることを特徴とした請求項1,2又は3に記載の導電モジュール。
【請求項5】
前記芯線は、複数本の素線を束ねて構成され、
前記芯線露出部は、複数本の前記素線同士が一纏めに溶着された端子部を有し、前記端子部の平面部分を前記第1ヒューズ接続部として用いることを特徴とした請求項4に記載の導電モジュール。
【請求項6】
前記配線部品は、前記バスバ毎の線状導体が絶縁被覆で覆われたフラットケーブルであり、
前記第1ヒューズ接続部は、前記絶縁被覆から露出させた前記線状導体の端末に設けることを特徴とした請求項1,2又は3に記載の導電モジュール。
【請求項7】
前記配線部品は、芯線が絶縁被覆で覆われた配線用電線と、前記配線用電線の端末で前記絶縁被覆から露出させた前記芯線の芯線露出部に対して物理的且つ電気的に接続された配線用端子と、を備え、
前記第1ヒューズ接続部は、前記配線用端子に設けることを特徴とした請求項1,2又は3に記載の導電モジュール。
【請求項8】
前記配線部品は、前記バスバ毎の線状導体が絶縁被覆で覆われたフラットケーブルと、前記絶縁被覆から露出させた前記線状導体の端末に対して物理的且つ電気的に接続された前記線状導体毎の配線用端子と、を備え、
前記第1ヒューズ接続部は、前記配線用端子に設けることを特徴とした請求項1,2又は3に記載の導電モジュール。
【請求項9】
前記回路保護部品と前記第1ヒューズ接続部と前記第2ヒューズ接続部を内包する絶縁部材を備えることを特徴とした請求項1,2又は3に記載の導電モジュール。
【請求項10】
前記絶縁部材は、前記回路保護部品と前記第1ヒューズ接続部と前記第2ヒューズ接続部を内包してインサート成形された成形体又は前記回路保護部品と前記第1ヒューズ接続部と前記第2ヒューズ接続部を内包したポッティング液を硬化させた硬化体であることを特徴とした請求項9に記載の導電モジュール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、導電モジュールに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
導電モジュールは、複数の電池セルが配列された電池モジュールにおいて、複数のバスバを用いて複数の電池セルを電気的に接続させる。そして、この導電モジュールは、電池セルの電池状態を監視する電池監視ユニットに対してそれぞれのバスバを電線等の配線部品を用いて電気的に接続させる。この種の導電モジュールについては、例えば、下記の特許文献1に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-119651号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、導電モジュールにおいては、バスバと配線部品との間にヒューズ等の回路保護部品を介在させる場合があり、その回路保護部品の追加によって体格の大型化を招く虞がある。よって、導電モジュールは、電池モジュールに対する搭載性の向上が求められる。
【0005】
そこで、本発明は、搭載性に優れた導電モジュールを提供することを、その目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、電池モジュールを構成する電池セルの電極端子に対して物理的且つ電気的に接続させるバスバと、前記電池セルの電池状態を監視する電池監視ユニットに対して前記バスバを電気的に接続させる配線部品と、前記バスバに対して物理的且つ電気的に接続させる導電部材と、過電流が流れた際に溶断させる可溶部を有するチップヒューズ又は前記可溶部を有する配線パターンがプリント基板に設けられたパターンヒューズとして構成され、前記可溶部から見て一端側の第1電気接続部を前記配線部品の第1ヒューズ接続部に対して物理的且つ電気的に接続させ且つ前記可溶部から見て他端側の第2電気接続部を前記導電部材の第2ヒューズ接続部に対して物理的且つ電気的に接続させる回路保護部品と、を備えることを特徴とする。
【0007】
また、本発明は、電池モジュールを構成する電池セルの電極端子に対して物理的且つ電気的に接続させるバスバと、前記電池セルの電池状態を監視する電池監視ユニットに対して前記バスバを電気的に接続させる配線部品と、過電流が流れた際に溶断させる可溶部を有するチップヒューズ又は前記可溶部を有する配線パターンがプリント基板に設けられたパターンヒューズとして構成され、前記可溶部から見て一端側の第1電気接続部を前記配線部品の第1ヒューズ接続部に対して物理的且つ電気的に接続させ且つ前記可溶部から見て他端側の第2電気接続部を前記バスバの第2ヒューズ接続部に対して物理的且つ電気的に接続させる回路保護部品と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る導電モジュールは、ブレードヒューズ等の機械的なヒューズと比較して体格の小さいチップヒューズやパターンヒューズの回路保護部品を備え、更に、この回路保護部品を配線部品の第1ヒューズ接続部とバスバ側の第2ヒューズ接続部に対して直接接続している。従って、本発明に係る導電モジュールは、体格の小型化が図れ、搭載性に優れたものとなっている。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態の導電モジュールを示す斜視図である。
図2は、実施形態の導電モジュールを示す分解斜視図である。
図3は、電池モジュールをバスバと共に示す模式図である。
図4は、実施形態の配線部品の変形形態を示す平面図である。
図5は、実施形態のバスバ側導電部材の変形形態を示す平面図である。
図6は、実施形態の配線部品の変形形態を示す平面図である。
図7は、実施形態の回路保護部品の変形形態を示す斜視図である。
図8は、実施形態の回路保護部品の変形形態を示す斜視図である。
図9は、変形例1の導電モジュールに用いる配線部品を示す平面図である。
図10は、変形例2の導電モジュールを示す斜視図である。
図11は、変形例2の導電モジュールを示す分解斜視図である。
図12は、変形例3の導電モジュールを示す斜視図である。
図13は、変形例3の導電モジュールを示す分解斜視図である。
図14は、変形例4の導電モジュールを示す斜視図である。
図15は、変形例4の導電モジュールを示す分解斜視図である。
図16は、変形例5の導電モジュールを示す斜視図である。
図17は、変形例5の導電モジュールを示す分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明に係る導電モジュールの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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