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公開番号
2025165412
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-04
出願番号
2025072696
出願日
2025-04-08
発明の名称
チャック付きポリ袋を開封しながら開けやすくするハサミ
出願人
個人
代理人
主分類
B26B
13/08 20060101AFI20251027BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約
【課題】チャック付きポリ袋の開封口を切断しながら、開封口にシワを作り、開封口を開けやすくするハサミを提供する。
【解決手段】ハサミ本体(1)の刃元(4)近くに設けたシワ刃(5)部分の、上刃(6)に、上刃のデコボコ状のキズを伴うすき間(10)を設け、更に、シワ刃(5)部分の、下刃(7)に、下刃のデコボコ状のキズを伴うすき間(9)を設けたことを特徴とする。
又、ハサミ本体(1)の刃元(4)近くに設けたシワ刃(5)部分の、下刃(7)のみに、下刃のデコボコ状のキズを伴うすき間(9)を設けたことを特徴とする。
又、ハサミ本体(1)の刃元(4)近くに設けたシワ刃(5)部分の、上刃(6)のみに、上刃のデコボコ状のキズを伴うすき間(10)を設けたことを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ハサミ本体(1)の刃元(4)近くに設けたシワ刃(5)部分の、上刃(6)に、上刃のデコボコ状のキズを伴うすき間(10)を設け、更に、シワ刃(5)部分の、下刃(7)に、下刃のデコボコ状のキズを伴うすき間(9)を設けたことを特徴とするチャック付きポリ袋を開封しながら開けやすくするハサミ。
続きを表示(約 240 文字)
【請求項2】
ハサミ本体(1)の刃元(4)近くに設けたシワ刃(5)部分の、下刃(7)のみに、下刃のデコボコ状のキズを伴うすき間(9)を設けたことを特徴とする請求項1に記載のチャック付きポリ袋を開封しながら開けやすくするハサミ。
【請求項3】
ハサミ本体(1)の刃元(4)近くに設けたシワ刃(5)部分の、上刃(6)のみに、上刃のデコボコ状のキズを伴うすき間(10)を設けたことを特徴とする請求項1に記載のチャック付きポリ袋を開封しながら開けやすくするハサミ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、チャック付きポリ袋の開封口を切断しながら開封口にシワを作り出し、チャック付きポリ袋の開封口を開けやすくするハサミに関するものである。
続きを表示(約 3,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来のハサミは、紙類やチャック付きポリ袋を含むポリ袋類を切断する際に、切断する機能しかなかった(特許文献1及び特許文献2及び特許文献3を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6582167号公報
特開2024-171875号公報
特開2012-161462号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
発明が解決しようとする課題を説明する前に、ここで、チャック付きポリ袋という用語の意味について説明する。
チャック付きポリ袋とは、ゴマや乾燥ワカメ等の乾物商品を袋詰めにする際に使用されるポリ袋で、ポリ袋の上部の開封口付近に何度でも自由に開閉できるチャックが備えられたポリ袋のことをチャック付きポリ袋という。
次に、発明が解決しようとする課題であるが、これは、次のような欠点があった。
従来のハサミには、切断する機能しかないために、チャック付きポリ袋の開封口を従来のハサミで切断して開封した場合に、開封口に開封口を開けやすくするためのシワを作り出すことができない。
その結果、開封口にシワのないチャック付きポリ袋の開封口を両手で開けようとしても、非常に開けづらく、困ることが多かった。
本発明は、以上のような欠点をなくすためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
最初に本発明の課題を解決するための手段を説明する前に、本発明のハサミに設けられたシワ刃(5)について、その意味を説明する。
シワ刃(5)とは、チャック付きポリ袋を開封する際に、開封口を切断しながらシワを作るための刃のことをシワ刃(5)という。
次に、課題を解決するための手段であるが、これは、図2から図4に示す3通りのシワ刃の加工方法ごとに、それぞれ、課題を解決するための手段について説明する。
まずは、図2に示すシワ刃(5)加工を施した場合の課題を解決するための手段である。
これは、ハサミ本体(1)の刃元(4)近くに設けたシワ刃(5)部分の、上刃(6)に、上刃のデコボコ状のキズを伴うすき間(10)を設け、更に、シワ刃(5)部分の、下刃(7)に、下刃のデコボコ状のキズを伴うすき間(9)を設ける。
次に、図3に示すシワ刃(5)加工を施した場合の課題を解決するための手段である。
これは、ハサミ本体(1)の刃元(4)近くに設けたシワ刃(5)部分の、下刃(7)のみに、下刃のデコボコ状のキズを伴うすき間(9)を設ける。
最後に、図4に示すシワ刃(5)加工を施した場合の課題を解決するための手段である。
これは、ハサミ本体(1)の刃元(4)近くに設けたシワ刃(5)部分の、上刃(6)のみに、上刃のデコボコ状のキズを伴うすき間(10)を設ける。
本発明は、以上の構成よりなるチャック付きポリ袋を開封しながら開けやすくするハサミである。
【発明の効果】
【0006】
本発明のチャック付きポリ袋を開封しながら開けやすくするハサミは、図2に示す通り、ハサミ本体(1)の刃元(4)近くに設けた、シワ刃(5)部分の上刃(6)に、上刃のデコボコ状のキズを伴うすき間(10)を設け、更に、シワ刃(5)部分の下刃(7)に、下刃のデコボコ状のキズを伴うすき間(9)を設けている。
又、図3に示す通り、ハサミ本体(1)の刃元(4)近くに設けた、シワ刃(5)部分の下刃(7)のみに、下刃のデコボコ状のキズを伴うすき間(9)を設けている。
又、図4に示す通り、ハサミ本体(1)の刃元(4)近くに設けた、シワ刃(5)部分の上刃(6)のみに、上刃のデコボコ状のキズを伴うすき間(10)を設けている。
このようにデコボコ状のキズを伴うすき間を設けたシワ刃(5)でチャック付きポリ袋の開封口を切断しようとすると、当然ながら切断しづらくなる。つまり、シワ刃(5)だけで、切断しようとすると「切れなかったり」「切れたり」を繰り返しながら開封されることになる。
そして、この「切れなかったり」する時に、チャック付きポリ袋の開封口にシワを作り出すことができる。
そして、開封口にシワが作られると、開封口のあちこちに小さなすき間ができるため、開封口を両手で開けようとすると、非常に開けやすくなるのである。しかも、本発明のハサミは、開封口にシワを作って開けやすくする機能に加えて、開封口を切断する機能も同時に兼ね備えているため、一石二鳥の働きができる極めて便利なハサミである。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の平面図である。
本発明の上刃と下刃の両方にデコボコ状のキズを伴うすき間を設けた場合のシワ刃の構造を示す斜視断面図である。
本発明の下刃のみにデコボコ状のキズを伴うすき間を設けた場合のシワ刃の構造を示す斜視断面図である。
本発明の上刃のみにデコボコ状のキズを伴うすき間を設けた場合のシワ刃の構造を示す斜視断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
これは、図2に示す通り、ハサミ本体(1)の刃元(4)近くに設けた、シワ刃(5)部分の上刃(6)に、上刃のデコボコ状のキズを伴うすき間(10)を設け、更に、シワ刃(5)部分の下刃(7)に、下刃のデコボコ状のキズを伴うすき間(9)を設ける。
また、図3に示す通り、ハサミ本体(1)の刃元(4)近くに設けた、シワ刃(5)部分の下刃(7)のみに、下刃のデコボコ状のキズを伴うすき間(9)を設ける。
また、図4に示す通り、ハサミ本体(1)の刃元(4)近くに設けた、シワ刃(5)部分の上刃(6)のみに、上刃のデコボコ状のキズを伴うすき間(10)を設ける。
本発明は、以上のような構造である。
本発明を使用するときは、まず、ハサミの第1指穴(2)に、右手の人差し指と中指と薬指を入れて、第2指穴(3)に、右手の親指を入れる。
次に、ハサミの第1指穴(2)と第2指穴(3)をそれぞれの指で開き、ハサミの上刃(6)と下刃(7)を開かせる。
次に、開かせたシワ刃(5)部分の上刃(6)と下刃(7)の間に未開封のチャック付きポリ袋の開封口を挟む。
次に、第1指穴(2)と第2指穴(3)をそれぞれの指で複数回開閉させて、シワ刃(5)だけで開封口を切断すると開封口が「切れなかったり」「切れたり」を複数回繰り返し開封口にシワを作りながら開封することができる。
本発明のハサミは、このような実施形態により、チャック付きポリ袋の開封口にシワが作られ、開封口のあちこちに小さなすき間ができる。
そのために、開封口を両手で開けようとすると開けやすくなるのである。
【符号の説明】
【0009】
1 ハサミ本体
2 第1指穴
3 第2指穴
4 刃元
5 シワ刃
6 上刃
7 下刃
8 ネジ
9 下刃のデコボコ状のキズを伴うすき間
10上刃のデコボコ状のキズを伴うすき間
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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