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公開番号
2025164874
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-30
出願番号
2025140268,2025001878
出願日
2025-08-26,2025-01-06
発明の名称
制流装置
出願人
コスモ工機株式会社
代理人
創和国際特許事務所弁理士法人
主分類
F16L
55/10 20060101AFI20251023BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】制流体が一次側からの流体圧力による負荷を受けて制流部が二次側に押圧された場合に、シール材による密封性を低下させることなく制流部の二次側への移動を規制することができる制流装置を提供すること。
【解決手段】制流装置1において、筐体3の内部に挿入される制流体としてのプラグ4は、筐体3の内部を仕切るように配置される仕切壁部41と、筐体3の開口を閉鎖するように配置され、仕切壁部41とともに略T字形を形成する蓋部42と、該仕切壁部41の端面に沿って延設されるパッキン43,44と、を有し、筐体3は、座部8と、プラグ4の蓋部42よりも外側にて筐体3の開口を閉鎖する本体蓋30と、を有し、蓋部42の外側に、該蓋部42の移動を規制する規制手段としてのライナー60を備え、該ライナー60は、少なくとも仕切壁部41よりも流路の二次側に設けられ、蓋部42及び本体蓋30の少なくとも一方に、他方に向けて突出するように一体形成された規制部42a,130である。
【選択図】図14
特許請求の範囲
【請求項1】
流体管に密封状に取付けられる筐体と、該筐体の内部における前記流体管の切断箇所に挿入される略T字形に形成された制流体と、を備える制流装置であって、
前記制流体は、前記筐体の内部を仕切るように配置される制流部と、前記制流体が挿入される前記筐体の開口を閉鎖するように配置され、前記制流部とともに前記略T字形を形成する蓋部と、前記制流部及び前記蓋部の端面に沿って延設されるシール材と、を有し、
前記筐体は、前記シール材が当接する座部と、前記制流体の前記蓋部よりも外側にて前記筐体の開口を閉鎖する外蓋と、を有し、
前記蓋部の外側に、該蓋部の移動を規制する規制手段を備え、該規制手段は、少なくとも前記制流部よりも流路の二次側に設けられ、前記蓋部及び前記外蓋の少なくとも一方に、他方に向けて突出するように一体形成された規制部であることを特徴とする制流装置。
続きを表示(約 65 文字)
【請求項2】
前記規制部は、前記蓋部及び前記外蓋の双方に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の制流装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、流体管に密封状に取付けられる筐体と、該筐体の内部における前記流体管の切断箇所に挿入される制流体と、を備える制流装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、既設の流体管の一部を工事する場合等において、流体管に密封状に取付けられる筒状の筐体と、該筐体の内部における流体管の切断個所に挿入される弁体やプラグ等の制流体と、を備える制流装置を流路の所定箇所に設け、水やガス等の流体を一時的に止水したり、流体管に接続した分岐管などに流路変更するなど流体の流れを制御することがある。
【0003】
この種の制流装置として、筒状の筐体の上部開口を閉塞する蓋部及び該蓋部から垂下する板状の制流部により略T字形に形成された制流体を備え、該制流部の端面には、筐体の内面に突設された突条(座部)に嵌合可能な凹部が形成されるとともに、凹部内にはシール材が設けられており、制流部の凹部を突条に嵌合してシール材が突条の両側面に密着することで流体を遮断できるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実開昭52-96423号公報(第3頁、第1図)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1に記載の制流装置にあっては、一次側(上流側)から二次側(下流側)に向けて流体が流れる流路を閉じる場合、流路を仕切るように配置される制流体の制流部には一次側からの流体圧力による負荷がかかる。特に高圧仕様の流路では、一次側からの流体圧力による負荷が増大するので、制流部を二次側に向けて押圧する力が大きくなる。
【0006】
上記制流体は、上方の蓋部が筐体の内壁に周方向に亘り支持されているとともに、下方の制流部の凹部が筐体の突条により支持されていることで、制流部に一次側からの流体圧力による負荷がかかった場合に制流体の二次側への移動が規制される。しかし、凹部と突条との間にシール材が介在していることで、制流部が二次側に向けて押圧されるとシール材が変形し、シール材が突条に押圧される力が突条の一次側で大きくなる一方で二次側では小さくなって偏りが生じるため、シール材による密封性が低下するという問題があった。
【0007】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、制流体が一次側からの流体圧力による負荷を受けて制流部が二次側に押圧された場合に、シール材による密封性を低下させることなく制流部の二次側への移動を規制することができる制流装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するために、本発明の制流装置は、
流体管に密封状に取付けられる筐体と、該筐体の内部における前記流体管の切断箇所に挿入される制流体と、を備える制流装置であって、
前記制流体は、前記筐体の内部を仕切るように配置される制流部と、前記筐体の開口を閉鎖するように配置される蓋部と、前記制流部及び前記蓋部の端面に沿って延設されるシール材と、を有し、
前記筐体は、前記シール材が当接する座部と、前記蓋部を前記筐体の内部に保持する保持部材と、前記制流体の前記蓋部よりも外側にて前記筐体の開口を閉鎖する外蓋と、を有し、
前記蓋部の外側に、該蓋部の前記外蓋側への移動を規制する規制手段を備え、該規制手段は、少なくとも前記制流部よりも流路の二次側に設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、流路の一次側からの流体圧力の負荷により制流部が二次側に向けて押圧された場合、蓋部の二次側の部位が外蓋側へ移動して傾くことが規制手段により規制されるとともに、規制手段と蓋部や外蓋との間にシール材が介在しないため、シール材による密封性を低下させることなく制流部の二次側への移動を防止することができる。
【0009】
前記規制手段は、前記蓋部及び前記外蓋とは別個に形成され、前記蓋部と前記外蓋との間に配置されるライナーであることを特徴としている。
この特徴によれば、蓋部と外蓋との離間寸法に対応する厚みのライナーを容易に設けることができる。
【0010】
前記ライナーは、前記蓋部または前記外蓋に対し固定されることを特徴としている。
この特徴によれば、ライナーを蓋部または外蓋と一緒に設けることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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