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公開番号2025171819
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-20
出願番号2024077521
出願日2024-05-10
発明の名称制流装置
出願人コスモ工機株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類F16K 51/00 20060101AFI20251113BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】ケース体内の異物を排出部に向けてスムーズに誘導して外部に排出することができる制流装置を提供すること。
【解決手段】制流装置1は、流体管2の外周に密封状に取付けられる本管部としての被覆部3c及び該被覆部3cから流体管2の径方向に略水平に分岐する分岐管部3dを有するケース体3と、流体管2の管壁に形成され分岐管部3dに連通する穿孔部8を開閉可能な制流体としての弁体4と、穿孔部8を不断流状態で形成する際に生じる切粉等の異物を外部に排出可能な排出部50と、を備え、穿孔部8を流通する流体を弁体4により制御可能であって、ケース体3には、排出部50の排出孔51に向けて異物を誘導可能な誘導部60が設けられている。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
流体管の外周に密封状に取付けられる本管部、及び該本管部から分岐する分岐管部を有するケース体と、前記流体管の管壁に形成され前記分岐管部に連通する穿孔部を開閉可能な制流体と、前記穿孔部を不断流状態で形成する際に生じる異物を外部に排出可能な排出部と、を備え、前記穿孔部を流通する流体を前記制流体により制御可能な制流装置であって、
前記ケース体には、前記排出部に向けて異物を誘導可能な誘導部が設けられていることを特徴とする制流装置。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
前記誘導部は、前記排出部から前記分岐管部の周方向に延設された周設部を有していることを特徴とする請求項1に記載の制流装置。
【請求項3】
前記誘導部は、前記分岐管部の分岐口から前記排出部に向けて下方に傾斜する傾斜面を有していることを特徴とする請求項1に記載の制流装置。
【請求項4】
前記誘導部は、前記分岐管部の分岐口の反対側に段部を有していることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の制流装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、流体管を密封するケース体の内部にて管壁に形成された穿孔部から分岐管部に流出入する流体を制流体により制御可能であり、穿孔部を形成する際に生じた異物を外部に排出可能な制流装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、流体管の径方向に略水平に分岐する分岐管部を有するケース体を、流体管の外周に密封状に取付け、該分岐管部からホールソーを挿入して不断流状態で流体管の管壁に穿孔部を形成し、該穿孔部を仕切弁等の制流体により開閉することにより、穿孔部から分岐管部に流出入する流体を制流体により制御可能な制流装置において、穿孔部を形成する際に生じた切粉等の異物を外部に排出可能な排出部を備えるものがある。
【0003】
この種の制流装置として、例えば、ケース体における流体管の下方に切粉溜りを設けるとともに、流体管を挟んでケース体における分岐管部の反対側に排出部を設け、流体管に穿孔部を形成する際に生じた切粉等の異物が切粉溜りに落下するとともに、切粉溜りに落下した異物が、穿孔により流体管外へ流出した流体とともに排出部から外部へ排出されるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第4640724号公報(第4~5頁、第5~6図)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1に記載の制流装置にあっては、排出部が流体管を挟んで分岐管部の反対側の離れた場所に設けられているとともに、切粉溜りの底面は排出部から略水平に延設されていることで異物が排出部にスムーズに誘導されないため、ケース体内に残存した異物がケース体の弁座と仕切弁のシール材との間に入り込んでシール材による密封性が低下する虞があるという問題があった。
【0006】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、ケース体内の異物を排出部に向けてスムーズに誘導して外部に排出することができる制流装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するために、本発明の制流装置は、
流体管の外周に密封状に取付けられる本管部、及び該本管部から分岐する分岐管部を有するケース体と、前記流体管の管壁に形成され前記分岐管部に連通する穿孔部を開閉可能な制流体と、前記穿孔部を不断流状態で形成する際に生じる異物を外部に排出可能な排出部と、を備え、前記穿孔部を流通する流体を前記制流体により制御可能な制流装置であって、
前記ケース体には、前記排出部に向けて異物を誘導可能な誘導部が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、穿孔部を形成する際に生じた切粉等の異物を、誘導部により排出部に向けてスムーズに誘導して外部に排出することができるため、ケース体と制流体との間に異物が入り込んで密封性が低下することを防止できる。
【0008】
前記誘導部は、前記排出部から前記分岐管部の周方向に延設された周設部を有していることを特徴としている。
この特徴によれば、流体管の管壁の穿孔初期段階で穿孔部の左右側から落下する異物を排出部に向けて誘導することができる。
【0009】
前記誘導部は、前記分岐管部の分岐口から前記排出部に向けて下方に傾斜する傾斜面を有していることを特徴としている。
この特徴によれば、誘導部に落下した異物を自然流下により排出部に向けてスムーズに誘導することができる。
【0010】
前記誘導部は、前記分岐管部の分岐口の反対側に段部を有していることを特徴としている。
この特徴によれば、誘導部に落下した異物の移動が段部により規制されるため、異物の分岐管部から外側への流出を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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