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公開番号2025155112
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-14
出願番号2024058573
出願日2024-04-01
発明の名称制流装置
出願人コスモ工機株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類F16L 55/00 20060101AFI20251006BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】流体管や他の流体管の外径が大きい場合でも、筐体や制流体を必要以上に大型化することなく、孔部と他の孔部とを仕切るように制流体を設置することができる制流装置を提供すること。
【解決手段】制流装置1は、流体管2の管軸T0に沿って密封状に取付けられる側胴部6,6’及び該側胴部6,6’に対し略直交方向に延設された主胴部5を有する筐体3と、主胴部5内に挿入されるプラグ4と、を備え、筐体3の主胴部5は、側胴部6,6’に連通する一対の孔部6a,6a’と、バイパス管9に接続される接続部11の孔部11aと、を少なくとも周壁5aに有し、プラグ4は、一対の孔部6a,6a’のうち一方の孔部6aと他の孔部6a’とを仕切るパッキン43を有し、主胴部5は、側胴部6,6’に対し該側胴部6,6’の中心軸T2よりも孔部11a側に偏心した位置に設けられている。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
流体管の管軸に沿って密封状に取付けられる側胴部、及び該側胴部に対し略直交方向に延設された主胴部を有する筐体と、該筐体の前記主胴部内における前記流体管の切断箇所に挿入される制流体と、を備える制流装置であって、
前記主胴部は、前記側胴部に連通する一対の孔部と、他の流体管に接続される他の孔部と、を少なくとも周壁に有するとともに、
前記制流体は、前記一対の孔部のうち一方と前記他の孔部とを仕切るシール部を有し、
前記主胴部は、前記側胴部に対し該側胴部の中心軸よりも前記他の孔部側に偏心した位置に設けられていることを特徴とする制流装置。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
前記主胴部は、略円筒形状に形成され、該主胴部の中心軸と略同心をなす回転軸を中心として回転可能なホールソーを内部に配設可能となっていることを特徴とする請求項1に記載の制流装置。
【請求項3】
前記主胴部の底壁内面に、前記制流体の前記シール部に当接するシール座部が該主胴部の中心から径方向に向けて延設されていることを特徴とする請求項1または2に記載の制流装置。
【請求項4】
前記筐体は、前記側胴部の中心軸に沿って分割される分割構造を有することを特徴とする請求項1に記載の制流装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、流体管の中心軸に沿って密封状に取付けられる側胴部及び該側胴部に対し略直交方向に延設された主胴部を有する筐体と、該筐体の前記主胴部内における前記流体管の切断箇所に挿入される制流体と、を備える制流装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、既設の流体管の一部を工事する場合等において、流体管の中心軸に沿って密封状に取付けられる側胴部及び該側胴部に対し略直交方向に延設された主胴部を有する筐体と、該筐体の主胴部内における流体管の切断箇所に挿入される制流体と、を備える制流装置を流路の所定箇所に設け、水やガス等の流体を一時的に止水したり、流体管に接続した分岐管などに流路変更するなど流体の流れを制御することがある。
【0003】
この種の制流装置として、例えば、側胴部に連通する一対の孔部及び分岐管(他の流体管)に接続される他の孔部が周壁に形成されてなる主胴部の内部にて、流体管を不断流状態で切断するとともに、主胴部の内部における流体管の切断箇所に制流体を挿入して主胴部の内部を仕切ることで、他の孔部に接続した分岐管に流路変更できるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実開昭59-196795号公報(第7~10頁、第1図)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1に記載の制流装置にあっては、制流体が主胴部の内部に挿入された状態において、制流体の両側縁部のうち一方は、主胴部の周壁内周面における一対の孔部間に設けられるシール座部に当接し、他方は筐体の周壁内周面における一対の孔部と他の孔部との間に設けられるシール座部に当接する。しかし、筐体の主胴部に対し流体管や分岐管の外径が大きい場合、主胴部の周壁における一対の孔部と他の孔部との離間距離が小さくなり、シール座部を配設するスペースの確保が困難となる場合がある。そこで、筐体を大型化することが考えられるが、設置作業が大掛かりになるばかりか、筐体だけでなく制流体の大型化も必要となるので製造コストが嵩むという問題があった。
【0006】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、流体管や他の流体管の外径が大きい場合でも、筐体や制流体を必要以上に大型化することなく、孔部と他の孔部とを仕切るように制流体を設置することができる制流装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するために、本発明の制流装置は、
流体管の管軸に沿って密封状に取付けられる側胴部、及び該側胴部に対し略直交方向に延設された主胴部を有する筐体と、該筐体の前記主胴部内における前記流体管の切断箇所に挿入される制流体と、を備える制流装置であって、
前記主胴部は、前記側胴部に連通する一対の孔部と、他の流体管に接続される他の孔部と、を少なくとも周壁に有するとともに、
前記制流体は、前記一対の孔部のうち一方と前記他の孔部とを仕切るシール部を有し、
前記主胴部は、前記側胴部に対し該側胴部の中心軸よりも前記他の孔部側に偏心した位置に設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、筐体の主胴部が、流体管の管軸に沿って取付けられる側胴部の中心軸よりも他の孔部側に偏心した位置に取付けられることで、筐体の周壁における孔部と他の孔部との間に、制流体のシール部を配置するための広いスペースを確保することができるため、流体管や他の流体管の径が大きい場合でも、筐体や制流体を必要以上に大型化することなく制流体を設置することが可能となる。
【0008】
前記主胴部は、略円筒形状に形成され、該主胴部の中心軸と略同心をなす回転軸を中心として回転可能なホールソーを内部に配設可能となっていることを特徴としている。
この特徴によれば、流体管の切断端部は主胴部の周壁に沿って形成されるため、制流体を筐体の中心位置に合わせて設置することができる。
【0009】
前記主胴部の底壁内面に、前記制流体の前記シール部に当接するシール座部が該主胴部の中心から径方向に向けて延設されていることを特徴としている。
この特徴によれば、主胴部の内底面にシール座部を配設し易く、主胴部の設計・製造を正確かつ容易に行うことができる。
【0010】
前記筐体は、前記側胴部の中心軸に沿って分割される分割構造を有することを特徴としている。
この特徴によれば、側胴部の一部及び主胴部の一部を、一体の分割部材として構成できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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