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公開番号2025164134
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-30
出願番号2024067939
出願日2024-04-19
発明の名称車両システム、作業車両及びプログラム
出願人極東開発工業株式会社
代理人弁理士法人ユニアス国際特許事務所
主分類F02D 29/02 20060101AFI20251023BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】 動作部を動作させるときの複数のエンジンの回転数を、容易に設定することができる車両システムを提供する。
【解決手段】 車両システムは、作業車両と、作業車両と通信可能な端末装置と、を備え、作業車両は、エンジンと、エンジンの回転数に応じた動作速度で動作する動作部と、動作部を制御する処理装置と、を備え、端末装置は、設定データが入力される設定入力部を備え、処理装置は、設定データに基づいて、所定割合の間隔である三段階以上の回転数からなる回転数群を演算し、エンジンの回転数を、回転数群から選択する。
【選択図】 図11
特許請求の範囲【請求項1】
作業車両と、
前記作業車両と通信可能な端末装置と、を備え、
前記作業車両は、
エンジンと、
前記エンジンの回転数に応じた動作速度で動作する動作部と、
前記動作部を制御する処理装置と、を備え、
前記端末装置は、前記エンジンの最大回転数及び最小回転数を設定する設定データが入力される設定入力部を備え、
前記処理装置は、
三段階以上である段階数データを予め記憶し、
前記設定データ及び前記段階数データに基づいて、三段階以上の回転数からなる回転数群を演算し、
前記エンジンの回転数を、前記回転数群から選択する、車両システム。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
作業車両と、
前記作業車両と通信可能な端末装置と、を備え、
前記作業車両は、
エンジンと、
前記エンジンの回転数に応じた動作速度で動作する動作部と、
前記動作部を制御する処理装置と、を備え、
前記端末装置は、前記エンジンの最大回転数又は最小回転数の何れかを設定する設定データが入力される設定入力部を備え、
前記処理装置は、
三段階以上である段階数データを予め記憶し、
前記設定データ及び前記段階数データに基づいて、三段階以上の回転数からなる回転数群を演算し、
前記エンジンの回転数を、前記回転数群から選択し、
前記回転数群の回転数同士間の回転数は、前記設定データの回転数に対して予め設定された割合の回転数である、車両システム。
【請求項3】
作業車両と、
前記作業車両と通信可能な端末装置と、を備え、
前記作業車両は、
エンジンと、
前記エンジンの回転数に応じた動作速度で動作する動作部と、
前記動作部を制御する処理装置と、を備え、
前記端末装置は、三段階以上の段階数を設定する設定データが入力される設定入力部を備え、
前記処理装置は、
最大回転数データ、最小回転数データ及び前記設定データに基づいて、三段階以上の回転数からなる回転数群を演算し、
前記エンジンの回転数を、前記回転数群から選択する、車両システム。
【請求項4】
前記作業車両は、前記エンジンの回転数を変更する指示データが入力される速度変更入力部を備え、
前記動作部は、第1動作及び第2動作を含む複数の動作を行い、
前記処理装置は、
前記動作部が前記第1動作を行うときに、前記指示データに基づいて、前記回転数群から選択する回転数を変更する一方で、
前記動作部が前記第2動作を行うときに、前記エンジンの回転数を、前記回転数群とは別に予め設定された設定回転数とする、請求項1~3の何れか1項に記載の車両システム。
【請求項5】
前記設定回転数は、前記回転数群の最小回転数以下である、請求項4に記載の車両システム。
【請求項6】
前記端末装置は、前記設定入力部に、最小回転数としてアイドリング回転数よりも小さい回転数が入力された場合に、エラーデータを出力する、請求項1に記載の車両システム。
【請求項7】
請求項1~3の何れか1項に記載の車両システムに用いられる、作業車両。
【請求項8】
請求項1~3の何れか1項に記載の車両システムの前記端末装置に、データ出力方法を実行させるプログラムであって、
前記データ出力方法は、前記設定入力部に前記設定データが入力された場合に、前記作業車両へ前記設定データを出力する工程を含む、プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書は、車両システム、作業車両及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば、作業車両は、エンジンと、エンジンの回転数に応じた動作速度で動作する動作部と、動作部を制御する処理装置とを備えている(例えば、特許文献1)。ところで、動作部を動作させるときの複数のエンジンの回転数を、容易に設定したいという要望がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-103543号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そこで、課題は、動作部を動作させるときの複数のエンジンの回転数を、容易に設定することができる車両システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
車両システムは、
作業車両と、
前記作業車両と通信可能な端末装置と、を備え、
前記作業車両は、
エンジンと、
前記エンジンの回転数に応じた動作速度で動作する動作部と、
前記動作部を制御する処理装置と、を備え、
前記端末装置は、前記エンジンの最大回転数及び最小回転数を設定する設定データが入力される設定入力部を備え、
前記処理装置は、
三段階以上である段階数データを予め記憶し、
前記設定データ及び前記段階数データに基づいて、三段階以上の回転数からなる回転数群を演算し、
前記エンジンの回転数を、前記回転数群から選択する。
【0006】
また、車両システムは、
作業車両と、
前記作業車両と通信可能な端末装置と、を備え、
前記作業車両は、
エンジンと、
前記エンジンの回転数に応じた動作速度で動作する動作部と、
前記動作部を制御する処理装置と、を備え、
前記端末装置は、前記エンジンの最大回転数又は最小回転数の何れかを設定する設定データが入力される設定入力部を備え、
前記処理装置は、
三段階以上である段階数データを予め記憶し、
前記設定データ及び前記段階数データに基づいて、三段階以上の回転数からなる回転数群を演算し、
前記エンジンの回転数を、前記回転数群から選択し、
前記回転数群の回転数同士間の回転数は、前記設定データの回転数に対して予め設定された割合の回転数である。
【0007】
また、車両システムは、
作業車両と、
前記作業車両と通信可能な端末装置と、を備え、
前記作業車両は、
エンジンと、
前記エンジンの回転数に応じた動作速度で動作する動作部と、
前記動作部を制御する処理装置と、を備え、
前記端末装置は、三段階以上の段階数を設定する設定データが入力される設定入力部を備え、
前記処理装置は、
最大回転数データ、最小回転数データ及び前記設定データに基づいて、三段階以上の回転数からなる回転数群を演算し、
前記エンジンの回転数を、前記回転数群から選択する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態に係る車両システムの概要図
同実施形態に係る処理装置の制御ブロック図
同実施形態に係る作業車両の全体図
同実施形態に係る作業車両の作業フロー図(a:荷降作業フロー図、b:積込作業フロー図)
同実施形態に係る作業車両の積降作業の説明図
同実施形態に係る作業車両の積降作業の説明図
同実施形態に係る作業車両の積降作業の説明図
同実施形態に係る作業車両の制御ブロック図
同実施形態に係る端末装置の制御ブロック図
同実施形態に係る端末装置の第1の表示画面を示す図
同実施形態に係るエンジンの回転速度の第1の演算・設定方法の説明図
同実施形態に係る端末装置の第2の表示画面を示す図
同実施形態に係るエンジンの回転速度の第2の演算・設定方法の説明図
同実施形態に係る端末装置の第3の表示画面を示す図
同実施形態に係るエンジンの回転速度の第3の演算・設定方法の説明図
【発明を実施するための形態】
【0009】
各図面において、構成要素の寸法は、例えば、理解を容易にするために、実際の寸法に対して拡大、縮小して示す場合があり、また、各図面の間での寸法比は、一致していない場合がある。なお、各図面において、例えば、理解を容易にするために、構成要素の一部を省略して示す場合がある。
【0010】
第1、第2等の序数を含む用語は、多様な構成要素を説明するために用いられるが、この用語は、一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的でのみ用いられ、構成要素は、この用語によって特に限定されるものではない。なお、序数を含む構成要素の個数は、特に限定されず、例えば、一つでもよい場合がある。また、以下の明細書及び図面で用いられる序数は、特許請求の範囲に記載された序数と異なる場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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