TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025154756
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-10
出願番号2024057934
出願日2024-03-29
発明の名称バイオマス燃焼システム
出願人極東開発工業株式会社
代理人個人
主分類F23G 5/02 20060101AFI20251002BHJP(燃焼装置;燃焼方法)
要約【課題】燃料庫内に収容されているバイオマス燃料の含水率を低下させて良好な燃焼状態を維持することができるバイオマス燃焼システムを提案する。
【解決手段】バイオマス燃料を貯留する燃料収容手段と、バイオマス燃料を燃焼させる燃焼手段と、前記燃料収容手段と前記燃焼手段をつなぎ前記燃料収容手段内のバイオマス燃料を前記燃焼手段に供給する燃料供給手段16を有するバイオマス燃焼システムである。加熱された空気を前記燃料収容手段に供給する加熱空気供給手段43を有する。
【選択図】 図22
特許請求の範囲【請求項1】
バイオマス燃料を貯留する燃料収容手段と、バイオマス燃料を燃焼させる燃焼手段と、前記燃料収容手段と前記燃焼手段をつなぎ前記燃料収容手段内のバイオマス燃料を前記燃焼手段に供給する燃料供給手段を有するバイオマス燃焼システムであって、
加熱された空気を前記燃料収容手段に供給する加熱空気供給手段を有することを特徴とするバイオマス燃焼システム。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記燃料収容手段は燃料収容室を有し、当該燃料収容室に燃料収容空間が設けられたものであり、前記燃料収容空間には底部があり、前記筐体の底部と前記燃料収容空間の底部の間に底部空間があり、当該底部空間と、前記燃料収容空間との間には通気性が確保されており、
前記加熱空気供給手段によって加熱された空気が前記底部空間に供給されることを特徴とする請求項1に記載のバイオマス燃焼システム。
【請求項3】
前記底部には小孔が多数設けられており、当該小孔によって前記底部空間と前記燃料収容空間との間の通気性が確保されており、当該小孔は、想定されるバイオマス燃料が通過することができないものであることを特徴とする請求項2に記載のバイオマス燃焼システム。
【請求項4】
前記燃料供給手段の一端が前記底部空間にあり、前記燃料収容空間の底部に燃料収容空間と燃料供給手段の間を連通する連通部があり、前記燃料収容空間内のバイオマス燃料が前記連通部を経て前記燃料供給手段に入ることを特徴とする請求項2又は3に記載のバイオマス燃焼システム。
【請求項5】
前記燃料収容手段と前記燃焼手段が共通の筐体内にあり、当該筐体の内部が仕切られて前記燃料収容手段を構成する燃料収容室と、前記燃焼手段が配置される燃焼手段配置室が形成され、当該燃料収容室に燃料収容空間が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のバイオマス燃焼システム。
【請求項6】
前記加熱空気供給手段は、前記燃焼手段に由来する熱によって空気を加熱するものであることを特徴とする請求項1に記載のバイオマス燃焼システム。
【請求項7】
内部に熱媒体が収容された蓄熱タンクを有し、前記燃焼手段が発生する熱によって前記熱媒体が加熱され、
前記加熱空気供給手段は、前記熱媒体の熱によって空気を加熱するものであることを特徴とする請求項1に記載のバイオマス燃焼システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、木質チップ等のバイオマス燃料を燃焼させる燃焼システムに関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
林業においては、山野の手入れの一環として生育が良くない樹木が間伐される。それによって間伐材が発生する。また家を建て替えるために、古家を壊すことによって、廃材が生じる。製材所においては、角材を得るために端の部分が削りとられて端材ができる。
【0003】
これらの間伐材、廃材、端材等は、従来用途がなく、廃棄されていた。しかしながら、近年、これらの廃材を有効利用する機運が高まり、各種の用途が提案されている。
その一つとして、間伐材等をチップ状に加工し、これをボイラーで燃焼させて熱エネルギーを得る構成が、特許文献1に開示されている。
【0004】
また特許文献2には、コンテナ内に固形燃料燃焼装置が設置された熱及び電力同時供給システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2024-3488号公報
特許第2695088号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明者は、バイオマスを燃料として使用するバイオマス燃焼システムの量産化を目指して試作等を行った。本発明者らが想定するバイオマス燃焼システムは、燃料庫と、ボイラーを組み合わせたもので、燃料庫にバイオマス燃料を貯留する。
【0007】
本発明者らが想定するバイオマス燃焼システムでは、前記した燃料庫に、ボイラーに投入する直前のバイオマス燃料を貯蔵し、当該燃料庫からボイラーにバイオマス燃料を供給する。
そのため、燃料庫内のバイオマス燃料が湿っていると、思わしい燃焼状態とならない懸念がある。
【0008】
本発明は、上記した問題を解決することを課題とするものであり、燃料庫内に収容されているバイオマス燃料の含水率を低下させて良好な燃焼状態を維持することができるバイオマス燃焼システムを提案するものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記した課題を解決するための態様は、バイオマス燃料を貯留する燃料収容手段と、バイオマス燃料を燃焼させる燃焼手段と、前記燃料収容手段と前記燃焼手段をつなぎ前記燃料収容手段内のバイオマス燃料を前記燃焼手段に供給する燃料供給手段を有するバイオマス燃焼システムであって、加熱された空気を前記燃料収容手段に供給する加熱空気供給手段を有することを特徴とするバイオマス燃焼システムである。
【0010】
本態様のバイオマス燃焼システムでは、燃料収容手段にバイオマス燃料が貯留され、当該バイオマス燃料が燃料供給手段によって燃焼手段に供給されて燃焼に供される。
本態様のバイオマス燃焼システムでは、加熱空気供給手段によって加熱された空気が燃料収容手段に供給される。
その結果、燃料収容手段のバイオマス燃料が加熱された空気にさらされ、含水率が低下する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

極東開発工業株式会社
タンク車
16日前
極東開発工業株式会社
鉄道車両
17日前
極東開発工業株式会社
鉄道車両
17日前
極東開発工業株式会社
鉄道車両
17日前
極東開発工業株式会社
鉄道車両
17日前
極東開発工業株式会社
コンテナ
23日前
極東開発工業株式会社
乾燥コンテナ
23日前
極東開発工業株式会社
給湯システム
23日前
極東開発工業株式会社
バイオマス燃焼システム
23日前
極東開発工業株式会社
バイオマス燃焼システム
23日前
極東開発工業株式会社
作業車両及びプログラム
3日前
極東開発工業株式会社
バイオマス燃焼システム
23日前
極東開発工業株式会社
バイオマス燃焼システム
23日前
極東開発工業株式会社
バイオマス燃焼システム
23日前
極東開発工業株式会社
コンテナ装置、コンテナ及びベース
23日前
極東開発工業株式会社
バイオマス燃焼システム及び燃料庫
23日前
極東開発工業株式会社
特装車作動油交換時期管理システム
3日前
極東開発工業株式会社
車両システム、荷役車両及びプログラム
3日前
極東開発工業株式会社
車両システム、作業車両及びプログラム
3日前
個人
燃焼炉の操業方法
2か月前
個人
煙突煤払い掃除機
3か月前
個人
ウッドガスストーブ
1か月前
個人
形見の製造方法
1か月前
コーキ株式会社
煙突
1か月前
株式会社トヨトミ
石油燃焼器
26日前
株式会社豊田自動織機
耐熱部材
1か月前
株式会社パロマ
燃焼装置
3か月前
株式会社トヨトミ
固体燃料燃焼器
5か月前
株式会社オメガ
熱風発生装置
5か月前
株式会社サイトウ工研
焚き火台
23日前
三浦工業株式会社
ボイラ
4か月前
株式会社フクハラ
充填物処理方法
4か月前
個人
回転キルンを利用した燻炭製造方法
4か月前
株式会社タクマ
付着物除去システム
4か月前
東京パイプ株式会社
着火器具
3か月前
リンナイ株式会社
燃焼装置
4か月前
続きを見る