TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025133596
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-11
出願番号
2024031634
出願日
2024-03-01
発明の名称
立体駐車装置
出願人
極東開発工業株式会社
代理人
弁理士法人矢野内外国特許事務所
主分類
E04H
6/42 20060101AFI20250904BHJP(建築物)
要約
【課題】昇降可能な複数のパレットと、複数のパレットの周囲を囲む複数の支柱と、各パレットに対して車両の入出庫を行う出入口を開閉するゲートとを備え、各パレットに車両を搭載して駐車させる立体駐車装置であって、ゲートの閉じ忘れを防止することができる立体駐車装置を提供する。
【解決手段】ゲート閉じ忘れ報知手段50は、制御装置41と、ゲート閉状態検知センサ51bと、利用者側携帯端末装置52と、管理者側携帯端末装置53とを有し、制御装置41は、ゲート閉状態検知センサ51bによる検知状態が解除されてから第1所定時間の経過後に、ゲート閉状態検知センサ51bが再び検知状態とならない場合、利用者側携帯端末装置52にゲート30の閉じ忘れを報知し、ゲート30の閉じ忘れに対する利用者側携帯端末装置52からの応答が、第2所定時間の経過中にない場合、管理者側携帯端末装置53にゲート30の閉じ忘れを報知する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
昇降可能に配置される複数のパレットと、
前記パレットに対して車両の入出庫を行う出入口を開閉するゲートとを備え、
各々の前記パレットに車両を搭載して駐車させる立体駐車装置であって、
利用者及び管理者に対して前記ゲートの閉じ忘れを報知するゲート閉じ忘れ報知手段を備え、
前記ゲート閉じ忘れ報知手段は、
制御部と、
前記ゲートの閉状態を検知する閉検知センサと、
前記制御部と利用者との間で通信を行う第1報知手段と、
前記制御部と管理者との間で通信を行う第2報知手段とを有し、
前記制御部は、
前記閉検知センサによる前記ゲートの閉状態の検知状態が解除されてから第1所定時間の経過後に、当該閉検知センサが再び前記ゲートの閉状態の検知状態とならない場合、前記ゲートの閉じ忘れが発生したと判断して、前記第1報知手段に前記ゲートの閉じ忘れを通信して報知し、
前記ゲートの閉じ忘れに対する前記第1報知手段からの応答が、第2所定時間の経過中になされない場合、前記第2報知手段に前記ゲートの閉じ忘れを通信して報知する、
ことを特徴とする立体駐車装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
昇降可能に配置される複数のパレットと、
前記パレットに対して車両の入出庫を行う出入口を開閉するゲートとを備え、
各々の前記パレットに車両を搭載して駐車させる立体駐車装置であって、
利用者及び管理者に対して前記ゲートの閉じ忘れを報知するゲート閉じ忘れ報知手段を備え、
前記ゲート閉じ忘れ報知手段は、
制御部と、
前記ゲートの開状態を検知する開検知センサと、
前記制御部と利用者との間で通信を行う第1報知手段と、
前記制御部と管理者との間で通信を行う第2報知手段とを有し、
前記制御部は、
前記開検知センサによって前記ゲートの開状態が検知されてから第1所定時間の経過後に、当該開検知センサによる前記ゲートの開状態の検知状態が解除されない場合、前記ゲートの閉じ忘れが発生したと判断して、前記第1報知手段に前記ゲートの閉じ忘れを通信して報知し、
前記ゲートの閉じ忘れに対する前記第1報知手段からの応答が、第2所定時間の経過中になされない場合、前記第2報知手段に前記ゲートの閉じ忘れを通信して報知する、
ことを特徴とする立体駐車装置。
【請求項3】
昇降可能に配置される複数のパレットと、
前記パレットに対して車両の入出庫を行う出入口を開閉するゲートとを備え、
各々の前記パレットに車両を搭載して駐車させる立体駐車装置であって、
利用者及び管理者に対して前記ゲートの閉じ忘れを報知するゲート閉じ忘れ報知手段を備え、
前記ゲート閉じ忘れ報知手段は、
制御部と、
前記ゲートの閉状態を検知する閉検知センサと、
前記制御部と利用者との間で通信を行う第1報知手段と、
前記制御部と管理者との間で通信を行う第2報知手段とを有し、
前記制御部は、
前記閉検知センサによる前記ゲートの閉状態の検知状態が解除されてから第1所定時間の経過後に、当該閉検知センサが再び前記ゲートの閉状態の検知状態とならない場合、前記ゲートの閉じ忘れが発生したと判断して、前記第1報知手段に前記ゲートの閉じ忘れを通信して報知し、
前記ゲートの閉じ忘れに対する前記第1報知手段からの応答が、対応不可能である旨の対応不可情報である場合、前記第2報知手段に前記ゲートの閉じ忘れを通信して報知する、
ことを特徴とする立体駐車装置。
【請求項4】
昇降可能に配置される複数のパレットと、
前記パレットに対して車両の入出庫を行う出入口を開閉するゲートとを備え、
各々の前記パレットに車両を搭載して駐車させる立体駐車装置であって、
利用者及び管理者に対して前記ゲートの閉じ忘れを報知するゲート閉じ忘れ報知手段を備え、
前記ゲート閉じ忘れ報知手段は、
制御部と、
前記ゲートの開状態を検知する開検知センサと、
前記制御部と利用者との間で通信を行う第1報知手段と、
前記制御部と管理者との間で通信を行う第2報知手段とを有し、
前記制御部は、
前記開検知センサによって前記ゲートの開状態が検知されてから第1所定時間の経過後に、当該開検知センサによる前記ゲートの開状態の検知状態が解除されない場合、前記ゲートの閉じ忘れが発生したと判断して、前記第1報知手段に前記ゲートの閉じ忘れを通信して報知し、
前記ゲートの閉じ忘れに対する前記第1報知手段からの応答が、対応不可能である旨の対応不可情報である場合、前記第2報知手段に前記ゲートの閉じ忘れを通信して報知する、
ことを特徴とする立体駐車装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、立体駐車装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、限られたスペースを有効利用し、より多くの車両を駐車可能とする装置として、機械式の立体駐車装置が知られている。
立体駐車装置は、複数の車両を立体的に駐車させる装置であって、主に、複数の支柱からなるフレーム構造体の内部において、昇降可能に配置される複数のパレットと、当該パレットに対して車両の入出庫を行う出入口を開閉するゲートとを備えている。
また、上記出入口は、フレーム構造体の一部であって、立体駐車装置における所定階層(例えば、地上1階の階層)に設けられるとともに、上記ゲートは、主に昇降装置によって昇降させることにより、出入口を開閉する構成となっている。
【0003】
そして、立体駐車装置に車両を入庫(駐車)させる場合には、先ず始めに、所望のパレットを出入口まで移動させた後にゲートを開き、次に、出入口より車両を進入させて当該車両をパレットに搭載した後、当該ゲートを再び閉じて車両を搭載したパレットを所定の階層へと昇降させる。
一方、立体駐車装置より車両を出庫させる場合には、先ず始めに、所望のパレットを出入口まで移動させた後にゲートを開き、次に、出入口より車両を退出させた後、当該ゲートを再び閉じて車両が未搭載となったパレットを所定の階層へと昇降させる。
なお、このような機械式の立体駐車装置としては、各パレットに備えられる機能が昇降機能だけではなく、横行機能も同時に兼ね備えた、パズル式の立体駐車装置も知られている。
【0004】
このような構成からなる立体駐車装置の一例として、例えば、特許文献1においては、車両の入出庫を行う場合において、ゲートの閉じ忘れを防止する機能を備えた駐車装置(立体駐車装置)が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2009-191546号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
前記特許文献1における立体駐車装置においては、利用者がゲートの開操作を行うと同時に、タイマーによる所定時間のカウントを開始し、当該所定時間内にゲートの閉動作が開始されない場合には、ゲートの閉じ忘れが発生していると判断して、警告灯の点灯、及び警報の発声によって、利用者にゲートの閉じ忘れを知らせる(報知する)ことにより、当該ゲートの閉じ忘れを防止する構成となっている。
しかしながら、このような構成からなる立体駐車装置では、例えば、タイマーによる所定時間のカウントが完了する前に、立体駐車装置の出入口付近から離れた位置に移動することで、利用者が上述した警告灯の点灯や警報の発声に気が付かない場合もあり、ゲートの閉じ忘れをより確実に防止するための対策が望まれていた。
【0007】
本発明は、以上に示した現状の問題点に鑑みてなされたものであり、昇降可能に配置される複数のパレットと、前記複数のパレットの周囲を囲む複数の支柱と、前記パレットに対して車両の入出庫を行う出入口を開閉するゲートとを備え、各々の前記パレットに車両を搭載して駐車させる立体駐車装置であって、ゲートの閉じ忘れを防止することができる立体駐車装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0009】
即ち、本発明の態様1に係る立体駐車装置は、昇降可能に配置される複数のパレットと、前記パレットに対して車両の入出庫を行う出入口を開閉するゲートとを備え、各々の前記パレットに車両を搭載して駐車させる立体駐車装置であって、利用者及び管理者に対して前記ゲートの閉じ忘れを報知するゲート閉じ忘れ報知手段を備え、前記ゲート閉じ忘れ報知手段は、制御部と、前記ゲートの閉状態を検知する閉検知センサと、前記制御部と利用者との間で通信を行う第1報知手段と、前記制御部と管理者との間で通信を行う第2報知手段とを有し、前記制御部は、前記閉検知センサによる前記ゲートの閉状態の検知状態が解除されてから第1所定時間の経過後に、当該閉検知センサが再び前記ゲートの閉状態の検知状態とならない場合、前記ゲートの閉じ忘れが発生したと判断して、前記第1報知手段に前記ゲートの閉じ忘れを通信して報知し、前記ゲートの閉じ忘れに対する前記第1報知手段からの応答が、第2所定時間の経過中になされない場合、前記第2報知手段に前記ゲートの閉じ忘れを通信して報知することを特徴とする。
【0010】
また、本発明の態様2に係る立体駐車装置は、昇降可能に配置される複数のパレットと、前記パレットに対して車両の入出庫を行う出入口を開閉するゲートとを備え、各々の前記パレットに車両を搭載して駐車させる立体駐車装置であって、利用者及び管理者に対して前記ゲートの閉じ忘れを報知するゲート閉じ忘れ報知手段を備え、前記ゲート閉じ忘れ報知手段は、制御部と、前記ゲートの開状態を検知する開検知センサと、前記制御部と利用者との間で通信を行う第1報知手段と、前記制御部と管理者との間で通信を行う第2報知手段とを有し、前記制御部は、前記開検知センサによって前記ゲートの開状態が検知されてから第1所定時間の経過後に、当該開検知センサによる前記ゲートの開状態の検知状態が解除されない場合、前記ゲートの閉じ忘れが発生したと判断して、前記第1報知手段に前記ゲートの閉じ忘れを通信して報知し、前記ゲートの閉じ忘れに対する前記第1報知手段からの応答が、第2所定時間の経過中になされない場合、前記第2報知手段に前記ゲートの閉じ忘れを通信して報知することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
極東開発工業株式会社
塵芥収集車
11日前
極東開発工業株式会社
立体駐車装置
5日前
極東開発工業株式会社
コンクリートポンプ装置
19日前
極東開発工業株式会社
コンクリート供給用デストリビュータ
1か月前
個人
野良猫ハウス
13日前
個人
フェンス
29日前
個人
転落防止用手摺
7日前
ニチハ株式会社
建築板
21日前
個人
居住車両用駐車場
15日前
個人
地下型マンション
2か月前
積水樹脂株式会社
柵体
6日前
個人
熱抵抗多層断熱建材
14日前
株式会社タナクロ
テント
2か月前
個人
壁断熱パネル
3か月前
個人
鋼管結合資材
2か月前
個人
補強部材
14日前
個人
柵
1か月前
成友建設株式会社
建物
13日前
鹿島建設株式会社
壁体
20日前
個人
循環流水式屋根融雪装置
2か月前
イワブチ株式会社
組立柱
6日前
三協立山株式会社
構造体
3か月前
インターマン株式会社
天井構造
1か月前
三協立山株式会社
構造体
3か月前
三協立山株式会社
簡易建物
22日前
個人
ペグ
3か月前
三協立山株式会社
簡易建物
22日前
株式会社大林組
建物
2か月前
株式会社NejiLaw
継手構造
13日前
鹿島建設株式会社
接合構造
1か月前
株式会社NejiLaw
継手構造
13日前
岡部株式会社
型枠緊結金具
2か月前
株式会社永徳
建築用下地材
3か月前
日鉄建材株式会社
屋根構造
18日前
ミサワホーム株式会社
躯体
3か月前
三協立山株式会社
簡易建物
22日前
続きを見る
他の特許を見る