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公開番号2025154754
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-10
出願番号2024057932
出願日2024-03-29
発明の名称給湯システム
出願人極東開発工業株式会社
代理人個人
主分類F24H 15/32 20220101AFI20251002BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】バイオマス燃料を燃焼させるバイオマス燃焼システムによって湯をつくることができ、且つバイオマス燃焼システムが使えない場合でも必要な出湯が可能な給湯システムを提案する。
【解決手段】バイオマス燃料を燃焼させることによって得られる熱エネルギーによって温水を作る特定温水生成手段155と、他の熱エネルギーによって温水を作る一般温水生成手段167と、温水の消費先につながる給湯配管160と、切り替え手段187とを有する。特定温水生成手段155と一般温水生成手段167の双方が給湯配管160に接続されており、切り替え手段187によって、特定温水生成手段由来の温水を給湯配管160に供給する特定給湯と、一般温水生成手段由来の温水を前記給湯配管160に供給する一般給湯を切り替えることが可能である。
【選択図】図32
特許請求の範囲【請求項1】
バイオマス燃料を燃焼させることによって得られる熱エネルギーによって温水を作る特定温水生成手段と、他の熱エネルギーによって温水を作る一般温水生成手段と、温水の消費先につながる給湯配管と、切り替え手段とを有し、
特定温水生成手段と一般温水生成手段の双方が前記給湯配管に接続されており、前記切り替え手段によって、特定温水生成手段由来の温水を前記給湯配管に供給する特定給湯と、一般温水生成手段由来の温水を前記給湯配管に供給する一般給湯を切り替えることが可能であることを特徴とする給湯システム。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記切り替え手段は前記特定温水生成手段の状態に応じて自動的に切り替わることを特徴とする請求項1に記載の給湯システム。
【請求項3】
特定温水生成手段は、バイオマス燃料を燃焼させる燃焼手段と、内部に温水又は熱媒体が収容されたタンクを有することを特徴とする請求項1に記載の給湯システム。
【請求項4】
特定温水生成手段は、バイオマス燃料を燃焼させる燃焼手段と、内部に熱媒体が収容された蓄熱タンクを有し、一又は複数の熱交換器を介して熱媒体の熱に由来する熱エネルギーによって温水を作るものであることを特徴とする請求項1に記載の給湯システム。
【請求項5】
前記蓄熱タンク内の熱媒体の温度を検知する温度検知手段を有し、
前記切り替え手段は、温度検知手段の検知温度に応じて自動的に切り替わることを特徴とする請求項1に記載の給湯システム。
【請求項6】
特定温水生成手段は、バイオマス燃料を燃焼させる燃焼手段と、内部に第1熱媒体が収容された蓄熱タンクと、第1熱交換器と、第2熱交換器を有し、
前記燃焼手段が発生する熱によって蓄熱タンク内の第1熱媒体を加熱し、前記第1熱交換器によって蓄熱タンク内の第1熱媒体と第2熱媒体の間で熱交換して第2熱媒体を加熱し、
前記第2熱交換器によって、第2熱媒体と水の間で熱交換して水を加熱して前記温水を生成するものであり、
前記蓄熱タンク内の第1熱媒体の温度を検知する温度検知手段を有し、
前記切り替え手段は、前記温度検知手段の検知温度に応じて自動的に切り替わることを特徴とする請求項1に記載の給湯システム。
【請求項7】
特定温水生成手段は、一定温度の温水が循環する循環流路と、当該循環流路から分岐された分岐流路を有し、分岐流路を経由して出湯されることを特徴とする請求項1に記載の給湯システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、木質チップ等のバイオマス燃料を燃焼させて得られた熱を利用して給湯を行う給湯システムに関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
林業においては、山野の手入れの一環として生育が良くない樹木が間伐される。それによって間伐材が発生する。また家を建て替えるために、古家を壊すことによって、廃材が生じる。製材所においては、角材を得るために端の部分が削りとられて端材ができる。
【0003】
これらの間伐材、廃材、端材等は、従来用途がなく、廃棄されていた。しかしながら、近年、これらの廃材を有効利用する機運が高まり、各種の用途が提案されている。
その一つとして、間伐材等をチップ状に加工し、これをボイラで燃焼させて温水を作る構成が、特許文献1に開示されている。
【0004】
また特許文献2には、コンテナ内に固形燃料燃焼装置が設置された熱及び電力同時供給システムが開示されている。特許文献2に開示されたシステムでも、風呂や厨房に供給する湯を作ることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2024-3488号公報
特許第2695088号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に開示されたシステムによって湯を作ることができる。
しかしながら、システムが故障したり、燃料切れ等が起こると必要な湯を得ることができなくなり、不便である。
本発明は、上記した問題を解決することを課題とするものであり、バイオマス燃料を燃焼させるバイオマス燃焼システムによって湯をつくることができ、且つバイオマス燃焼システムが使えない場合でも必要な出湯が可能な給湯システムを提案するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記した課題を解決するための態様は、バイオマス燃料を燃焼させることによって得られる熱エネルギーによって温水を作る特定温水生成手段と、他の熱エネルギーによって温水を作る一般温水生成手段と、温水の消費先につながる給湯配管と、切り替え手段とを有し、
特定温水生成手段と一般温水生成手段の双方が前記給湯配管に接続されており、前記切り替え手段によって、特定温水生成手段由来の温水を前記給湯配管に供給する特定給湯と、一般温水生成手段由来の温水を前記給湯配管に供給する一般給湯を切り替えることが可能であることを特徴とする給湯システムである。
【0008】
本態様の給湯システムでは、必要に応じてバイオマス燃料を燃焼させることによって
作らせた湯と、他の経路で作られた湯を切り替えて出湯させることができる。そのためバイオマス燃焼システムが使えない場合でも湯を使うことができる。
【0009】
上記した態様において、前記切り替え手段は前記特定温水生成手段の状態に応じて自動的に切り替わることが望ましい。
【0010】
本態様によると、特定給湯と一般給湯が自動的に切り替わり、使い勝手がよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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