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公開番号2025163061
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-28
出願番号2025120619,2021186002
出願日2025-07-17,2021-11-15
発明の名称表示制御方法及び表示制御装置
出願人日産自動車株式会社
代理人弁理士法人後藤特許事務所
主分類G06T 19/00 20110101AFI20251021BHJP(計算;計数)
要約【課題】車内及び車外の撮像画像を見る乗員の乗車時の面白みを向上させ、快適な車両空間を提供する。
【解決手段】車両1に搭載されている表示装置30、40を制御する表示制御装置100である。表示制御装置100は、車両1の外部を撮像した第1撮像画像に、前後を特定可能な形態を備える仮想オブジェクトを重畳して表示する第1の表示モードと、車両1の内部を撮像した第2撮像画像に、第1の表示モードとは異なる表示態様の仮想オブジェクトを重畳して表示する第2の表示モードと、を切り替える表示モード切替部143と、第1の表示モードでは、車両1が前進する方向に仮想オブジェクトの前部が向くように仮想オブジェクトを表示させ、第2の表示モードでは、車両1の内部における座席の前部の向きに仮想オブジェクトの前部が向くように仮想オブジェクトを表示させる表示制御部146とを備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
車両に搭載されている表示装置を制御する表示制御方法であって、
車両の外部を撮像した第1撮像画像に、前後を特定可能な形態を備える仮想オブジェクトを重畳して表示する第1の表示モードと、前記車両の内部を撮像した第2撮像画像に、前記第1の表示モードとは異なる表示態様の前記仮想オブジェクトを重畳して表示する第2の表示モードと、を切り替える切替処理と、
前記第1の表示モードでは、前記車両が前進する方向に前記仮想オブジェクトの前部が向くように前記仮想オブジェクトを表示させ、前記第2の表示モードでは、前記車両の内部における座席の前部の向きに前記仮想オブジェクトの前部が向くように前記仮想オブジェクトを表示させる表示制御処理と、を含む、
表示制御方法。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
請求項1に記載の表示制御方法であって、
前記表示制御処理は、前記第2の表示モードでは、仮想車両に乗車することが可能な物体を表す物体画像を前記仮想オブジェクトとして表示させ、前記第1の表示モードでは、前記仮想車両を表す車両画像に前記物体画像を乗車させた合成画像を前記仮想オブジェクトとして表示させる、
表示制御方法。
【請求項3】
請求項2に記載の表示制御方法であって、
前記車両の制御信号を取得する取得処理をさらに含み、
前記表示制御処理は、前記第1の表示モードでは、前記車両画像及び前記物体画像の一部または全部の表示態様を前記車両の制御信号に基づいて変化させる、
表示制御方法。
【請求項4】
請求項3に記載の表示制御方法であって、
前記物体画像は、顔及び体を備える物体を模したキャラクタ画像であり、
前記表示制御処理は、前記第1の表示モードでは、前記車両の制御信号に基づいて、前記顔及び体のうちの少なくとも一部が前記車両の進行方向に向くように、前記キャラクタ画像の表示態様を変更する、
表示制御方法。
【請求項5】
請求項1から4の何れかに記載の表示制御方法であって、
前記表示制御処理は、前記第2の表示モードでは、前記第2撮像画像における前記座席上に前記仮想オブジェクトを配置する、
表示制御方法。
【請求項6】
請求項5に記載の表示制御方法であって、
前記座席のうち乗員が着座していない空席を検出する検出処理をさらに含み、
前記表示制御処理は、前記第2の表示モードでは、前記第2撮像画像における前記座席に空席が存在する場合には、当該空席に重畳するように前記仮想オブジェクトを配置し、前記第2撮像画像における前記座席に空席が存在しない場合には、前記第2撮像画像における前記座席に着座している乗員に重畳するように前記仮想オブジェクトを配置する、
表示制御方法。
【請求項7】
請求項1から4の何れかに記載の表示制御方法であって、
前記表示制御処理は、前記第2の表示モードでは、前記第2撮像画像における運転手の顔に重畳するように前記仮想オブジェクトを配置する、
表示制御方法。
【請求項8】
請求項1から7の何れかに記載の表示制御方法であって、
前記表示制御処理は、前記第1の表示モードから前記第2の表示モードへの切替時、または、前記第2の表示モードから前記第1の表示モードへの切替時において、前記仮想オブジェクトを用いて所定の切替演出を実行する、
表示制御方法。
【請求項9】
請求項8に記載の表示制御方法であって、
前記第2の表示モードでは、仮想車両に乗車することが可能な物体を表す物体画像が前記仮想オブジェクトとして表示され、前記第1の表示モードでは、前記仮想車両を表す車両画像に前記物体画像を乗車させた合成画像が前記仮想オブジェクトとして表示され、
前記表示制御処理は、
前記第1の表示モードから前記第2の表示モードへの切替時において、前記物体画像が前記車両画像から降りるように、前記物体画像及び前記車両画像の表示態様を順次変更する演出を前記切替演出として実行し、
前記第2の表示モードから前記第1の表示モードへの切替時において、前記物体画像が前記車両画像に乗り込むように、前記物体画像及び前記車両画像の表示態様を順次変更する演出を前記切替演出として実行する、
表示制御方法。
【請求項10】
請求項8に記載の表示制御方法であって、
前記第2の表示モードでは、仮想車両に乗車することが可能な物体を表す物体画像が前記仮想オブジェクトとして表示され、前記第1の表示モードでは、前記仮想車両を表す車両画像に前記物体画像を乗車させた合成画像が前記仮想オブジェクトとして表示され、
前記表示制御処理は、
前記第1の表示モードから前記第2の表示モードへの切替時において、前記第2撮像画像における前記座席のうち乗員が着座していない空席に前記物体画像を移動させ、当該空席において、前記物体画像がシートベルトをするように、前記物体画像の表示態様を順次変更する演出を前記切替演出として実行する、
表示制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置を制御する表示制御方法及び表示制御装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
近年、撮像画像にキャラクタを重畳して表示装置に表示する機器が存在する。例えば、銃型コントローラに搭載されたユーザ端末のタッチパネルに表示されるゲーム画面において、撮像画像に含まれる対象マーカに対応する敵キャラクタを出現させる技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-176635号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した従来技術では、ユーザの進行方向における撮像画像に敵キャラクタを出現させることができる。ここで、車両では、車内及び車外の空間が存在する。そこで、車両に設置されている撮像装置を用いて、車内及び車外の被写体を撮像して、車内及び車外のうちの少なくとも1つの撮像画像を表示装置に表示することが考えられる。また、その撮像画像に仮想オブジェクトを重畳して表示することも考えられる。ただし、車両では、車内、車外等の複数の空間が存在するため、これらの空間を活かした車両におけるユーザ体験の向上を図るための表示制御について改善の余地がある。
【0005】
本発明は、車内及び車外の撮像画像を見る乗員の乗車時の面白みを向上させ、快適な車両空間を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、車両に搭載されている表示装置を制御する表示制御方法である。この表示制御方法は、車両の外部を撮像した第1撮像画像に、前後を特定可能な形態を備える仮想オブジェクトを重畳して表示する第1の表示モードと、車両の内部を撮像した第2撮像画像に、第1の表示モードとは異なる表示態様の仮想オブジェクトを重畳して表示する第2の表示モードとを切り替える切替処理と、第1の表示モードでは、車両が前進する方向に仮想オブジェクトの前部が向くように仮想オブジェクトを表示させ、第2の表示モードでは、車両の内部における座席の前部の向きに仮想オブジェクトの前部が向くように仮想オブジェクトを表示させる表示制御処理とを含む。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、車内及び車外の撮像画像を見る乗員の乗車時の面白みを向上させ、快適な車両空間を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、撮像装置と表示装置との外観構成の一例を示す図である。
図2は、撮像装置と表示装置との外観構成の一例を示す図である。
図3は、車両において取得された画像を管理する車両管理システムのシステム構成の一例を示す図である。
図4は、車両に搭載される表示制御装置の機能構成の一例を示すブロック図である。
図5は、撮像装置により生成された撮像画像と、その撮像画像に仮想オブジェクトを重畳した場合の表示例を示す図である。
図6は、撮像装置により生成された撮像画像と、その撮像画像に仮想オブジェクトを重畳した場合の表示例を示す図である。
図7は、表示装置に表示される画像の表示モードを切り替える場合の画像の遷移例と、車両の制御信号に基づいてキャラクタ画像及び車両画像の表示態様を変更する場合の表示例とを示す図である。
図8は、表示制御装置における表示制御処理の一例を示すフローチャートである。
図9は、表示制御装置における表示制御処理の一例を示すフローチャートである。
図10は、表示装置に表示される画像の表示モードを自動で切り替える場合の画像の遷移例を示す図である。
図11は、車両の周囲に存在する特定物体を検出する場合の検出方法の一例を示す図である。
図12は、表示制御装置における表示モード切替処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
【0010】
[車両の内部構成例]
図1及び図2は、撮像装置10、20と、表示装置30、40との外観構成の一例を示す図である。なお、図1及び図2では、車両1の内部を簡略化して示し、ダッシュボード2、ハンドル3、ウインドシールド4、バックミラー5、カーナビゲーション装置6、運転席7、助手席8以外の図示は省略する。また、図1では、運転席7、助手席8よりも前側を、車両1の後ろ側から見た場合の外観構成例を示し、図2では、後部座席11、12(図6参照)よりも前側を、車両1の後ろ側から見た場合の外観構成例を示す。
(【0011】以降は省略されています)

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