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公開番号2025162476
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-27
出願番号2024065816
出願日2024-04-15
発明の名称バッチシステム分析装置及びバッチシステム分析方法
出願人株式会社日立製作所
代理人青稜弁理士法人
主分類G06F 8/20 20180101AFI20251020BHJP(計算;計数)
要約【課題】
バッチシステムを分割する場所を特定するための情報を提供する。
【解決手段】
バッチシステム分析装置において、バッチシステムを構成するジョブの実行順序をジョブの実行を指示するスケジュール情報を基に解析し、ジョブの実行順序情報を求める時系列解析部と、ジョブのソースコードからジョブで使用するデータの入出力を示すジョブI/O情報を求めるI/O情報解析部と、ジョブI/O情報からジョブ間の依存情報を求める依存関係解析部と、実行順序情報と依存情報からバッチシステムを分離可能な箇所である分離情報を求める分離情報解析部と、分離情報を出力する出力部を備えるバッチシステム分析装置。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
バッチシステム分析装置において、
バッチシステムを構成するジョブの実行順序をジョブの実行を指示するスケジュール情報を基に解析し、ジョブの実行順序情報を求める時系列解析部と、
ジョブのソースコードからジョブで使用するデータの入出力を示すジョブI/O情報を求めるI/O情報解析部と、
ジョブI/O情報からジョブ間の依存情報を求める依存関係解析部と、
実行順序情報と依存情報からバッチシステムを分離可能な箇所である分離情報を求める分離情報解析部と、
分離情報を出力する出力部を備えるバッチシステム分析装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載のバッチシステム分析装置において、
前記時系列解析部で解析するスケジュール情報はJSON形式で記載されたスケジュール情報であるバッチシステム分析装置。
【請求項3】
請求項1に記載のバッチシステム分析装置において、
前記I/O情報解析部で求めるI/O情報はファイルからの読込みとファイルへの書込みに関する情報であるバッチシステム分析装置。
【請求項4】
請求項3に記載のバッチシステム分析装置において、
依存関係解析部が求めた依存情報は第一のジョブがデータを書込んだ後、第二のジョブがデータを読出すWARか、
第一のジョブがデータを読込んだ後、第二のジョブがデータを書込むRAWか、
第一のジョブがデータを書込んだ後、第二のジョブがデータを書込むWAWかを示す依存種別を含むバッチシステム分析装置。
【請求項5】
請求項4に記載のバッチシステム分析装置において、
分離情報解析部は実行順序情報に含まれる時刻に対応した分割候補箇所で生じるジョブの依存と、依存の依存種別に基いて当該分割候補箇所におけるバッチシステムの分離情報を求めるバッチシステム分析装置。
【請求項6】
請求項5に記載のバッチシステム分析装置において、
分離情報解析部は当該分割候補箇所で生じる依存種別毎の依存の数と依存種別に応じて定められた重みとを乗じ、全ての依存種別について合算した分離可能性指標を求め、
出力部は当該分割候補箇所における処理済ジョブ、未処理ジョブ及び分離可能性指標を出力するバッチシステム分析装置。
【請求項7】
請求項6に記載のバッチシステム分析装置において、
出力部は分離可能性指標を昇順に並べたとき予め定められた数の分割候補箇所を出力するバッチシステム分析装置。
【請求項8】
バッチシステム分析方法において、
時系列解析部がバッチシステムを構成するジョブの実行順序をジョブの実行を指示するスケジュール情報を基に解析し、ジョブの実行順序情報を求め、
I/O情報解析部がジョブのソースコードからジョブで使用するデータの入出力を示すジョブI/O情報を求め、
依存関係解析部がジョブI/O情報からジョブ間の依存情報を求め、
分離情報解析部が実行順序情報と依存情報からバッチシステムを分離可能な箇所である分離情報を求め、
出力部が分離情報を出力するバッチシステム分析方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はバッチシステム分析装置及びバッチシステム分析方法に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
メインフレーム計算機等の計算機を用いて運用されているバッチシステムでは長年の改修によりシステムが複雑化しており、バッチシステム全体を記載したドキュメントが無いか、更新されていない場合も多い。
【0003】
また、バッチシステムの開発に一般的に使用されてきたCOBOL言語を使用する技術者も少なくなっており、現行バッチシステムに対応するソースプログラムがあったとしても、バッチシステムの動作を技術者が解析することが困難になってきている。
【0004】
このような状況の中で現行システムで発生した障害対策やメインフレーム計算機からクラウドシステムへの移行、オンラインシステム化、計算機リソースの最適化等の新たな改修が望まれている。
【0005】
このような問題に対処するためにバッチシステムの解析が必要であり、特許文献1ではログデータに含まれる複数のジョブを、ジョブの終了時刻が複数の時間区間のうちいずれの時間区間に属するかに応じて分類する。
【0006】
そして、第1の時間区間に含まれる複数のジョブについて、ジョブの終了時刻に基づいて、ジョブの実行順序関係を示す第1のデータを生成し、また、第1の時間区間に後続する第2の時間区間に含まれる複数のジョブについて、ジョブの終了時刻に基づいて、ジョブの実行順序関係を示す第2のデータを生成する。
【0007】
そして、第1の時間区間に含まれるジョブの終了時刻と、第2の時間区間に含まれるジョブとの終了時刻とに基づいて、第1の時間区間に含まれるジョブと第2の時間区間に含まれるジョブとの間の実行順序関係を解析して、第1の時間区間から第2の時間区間に渡ったジョブの実行順序関係を示すデータを生成する分析装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2011-128828号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
上記特許文献1の方法は、ジョブを実行した記録であるログデータを用いてジョブの終了時刻から、ジョブの実行順序の関係を示すデータを生成する分析装置である。
【0010】
このため、ジョブの実行中にエラーが発生した場合や、ジョブの入力データの内容や量が変化した場合は、ジョブの終了時刻が変化することが考えられる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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