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公開番号
2025162440
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-27
出願番号
2024065739
出願日
2024-04-15
発明の名称
ラミネートフィルムの溶着方法
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01M
50/169 20210101AFI20251020BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】本開示は、レーザー照射時にラミネートフィルムの溶着部分を均等に加圧することができるラミネートフィルムの溶着方法を提供することを目的とする。
【解決手段】下記の工程を含む、ラミネートフィルム10を互いに溶着する方法:
互いに積層されているラミネートフィルム10の溶着部分10xの周縁部10yを、レーザー透過性部2aを有する押さえ部材2で押さえつけ、それによって、レーザー透過性部2a、押さえ部材2、及び、ラミネートフィルム10からなる、溶着部分10xを覆う密封空間6を形成すること、
密封空間6に気体を注入して、溶着部分10xを加圧すること、及び
レーザー透過性部2aを通して、加圧された溶着部分10xにレーザー光4を照射すること。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
下記の工程を含む、ラミネートフィルムを互いに溶着する方法:
互いに積層されている前記ラミネートフィルムの溶着部分の周辺を、レーザー透過性部を有する押さえ部材で押さえつけ、それによって前記溶着部分を覆う密封空間を形成すること、
前記密封空間に気体を注入して、前記溶着部分を加圧すること、及び
前記レーザー透過性部を通して、加圧された前記溶着部分にレーザー光を照射すること。
続きを表示(約 130 文字)
【請求項2】
下記の工程を含む、ラミネート電池の製造方法:
前記ラミネートフィルムで電池積層体を挟み込むこと、及び
請求項1に記載の方法によって、前記ラミネートフィルムを互いに溶着して、前記ラミネートフィルムで前記電池積層体を封止すること。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ラミネートフィルムの溶着方法、及びこの溶着方法を用いるラミネート電池の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
ラミネート電池は、例えば、正極集電体層、正極活物質層、電解質層、負極活物質層、及び負極集電体層を有する電池積層体を、ラミネートフィルムで覆って封止された電池である。
【0003】
電池積層体をラミネートフィルムで覆って封止する方法として、例えば、特許文献1には、発電要素を挟み込んだ2枚のラミネート外装体の周縁部を重ね合わせ、その周縁部を加圧して挟み込んでおいた状態で加熱溶着してシールするラミネート型二次電池の製造方法において、前記周縁部の少なくとも一方の面はレーザー透過性部材で挟み込み、そのレーザー透過性部材を通してレーザー光を照射することにより前記周縁部を溶融する加熱工程と、前記加熱工程後もレーザー透過性部材による前記周縁部の挟み込みを継続することにより、その周縁部を冷却する冷却工程と、を備えることを特徴とするラミネート型二次電池の製造方法が開示されている。特許文献1の製造方法によれば、冷却時間の短縮、すなわち製造時間の短縮を図ることができるとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006―004687
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
例えば、上記のようなラミネートフィルムの溶着方法において、ラミネートフィルムの溶着部分の周辺の少なくとも一方の面をレーザー透過性部材で押さえつける場合には、レーザーの進路を遮断しないようにしつつ、レーザー透過性部材を押さえ部材で更に押さえつける必要がある。
【0006】
例えば、レーザー透過性部材をラミネートフィルムの溶着部分に設置し、レーザー透過性部材の周縁部を押さえ部材で押さえることが考えられる。
【0007】
この場合には、レーザー透過性部材がラミネートフィルムの面と反対側の方向に向かって凸状に湾曲し、ラミネートフィルムの溶着部分を均等に加圧できないおそれがあるので、ラミネートフィルムの密着性を確保するのが難しい。したがって改善が求められる。
【0008】
そこで本開示は、レーザー照射時にラミネートフィルムの溶着部分を均等に加圧することができるラミネートフィルムの溶着方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示は、以下の手順によって上記目的を達成するものである。
【0010】
(態様1)
下記の工程を含む、ラミネートフィルムを互いに溶着する方法:
互いに積層されている上記ラミネートフィルムの溶着部分の周辺を、レーザー透過性部を有する押さえ部材で押さえつけ、それによって上記溶着部分を覆う密封空間を形成すること、
上記密封空間に気体を注入して、上記溶着部分を加圧すること、及び
上記レーザー透過性部を通して、加圧された上記溶着部分にレーザー光を照射すること。
(態様2)
下記の工程を含む、ラミネート電池の製造方法:
上記ラミネートフィルムで電池積層体を挟み込むこと、及び
態様1に記載の方法によって、上記ラミネートフィルムを互いに溶着して、上記ラミネートフィルムで上記電池積層体を封止すること。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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