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公開番号2025162166
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-27
出願番号2024065290
出願日2024-04-15
発明の名称センサ装置
出願人株式会社SOKEN,トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G01R 29/24 20060101AFI20251020BHJP(測定;試験)
要約【課題】車両の帯電状態を取得できる技術を提供する。
【解決手段】センサ装置1において、検出部10は、車両90の走行により車輪92に発生した電荷に基づいて車両90の第1構成部材30と第2構成部材32との間に流れる電流を検出する。比較部14は、検出された電流に関する値と、しきい値とを比較する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両の走行により車輪に発生した電荷に基づいて車両の第1構成部材と第2構成部材との間に流れる電流を検出する検出部と、
検出された電流に関する値と、しきい値とを比較する比較部と、
を備えることを特徴とするセンサ装置。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記比較部による比較結果に基づいて、前記車両の走行性能を評価する評価部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のセンサ装置。
【請求項3】
前記第1構成部材は、車輪と地面との摩擦によって発生した電荷が供給される車輪付近の部材であり、
前記第2構成部材は、ボディアースであり、
前記第1構成部材と前記第2構成部材は、前記検出部を介して短絡されている、
ことを特徴とする請求項1または2に記載のセンサ装置。
【請求項4】
複数の車輪のそれぞれに対して前記検出部が設けられ、
前記比較部は、各検出部で検出された電流に基づいて導出された値と、前記しきい値とを比較する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載のセンサ装置。
【請求項5】
前記比較部による比較結果に基づいて、前記第2構成部材との間で電荷が移動可能な前記車両の第3構成部材に電荷を供給する電荷調整部をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載のセンサ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に搭載されるセンサ装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、車両のバッテリに繋がる電流路における電流値を測定する車両用電流センサを開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6871028号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
走行中の車両の帯電状態に応じて、車両の走行性能が変化する。本発明者らは、車両の帯電状態に応じて車両の走行性能を評価することが望まれることを認識した。しかし、特許文献1の技術では、車両の帯電状態を取得することはできない。
【0005】
本発明の目的は、車両の帯電状態を取得できる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様のセンサ装置は、車両の走行により車輪に発生した電荷に基づいて車両の第1構成部材と第2構成部材との間に流れる電流を検出する検出部と、検出された電流に関する値と、しきい値とを比較する比較部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、車両の帯電状態を取得できる技術を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態のセンサ装置が搭載された車両を概略的に示す図である。
図1の車両の車体周辺と検出部の等価回路図である。
図1のセンサ装置で検出された電流の一例を示す図である。
実施の形態のセンサ装置の処理を示すフローチャートである。
図5(a)は、センサ装置の第1の構成例の等価回路を示し、図5(b)は、センサ装置の第2の構成例の等価回路を示す図である。
センサ装置の第3の構成例を示す図である。
図6のセンサ装置の処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、実施の形態のセンサ装置1が搭載された車両90を概略的に示す。図1は、センサ装置1の機能構成も示す。車両90は、走行駆動力源として内燃機関のみを使用する車両であってもよく、走行駆動力源として電動モーターを使用する電動車両であってもよい。車両90は、運転者が運転する車両であってもよいし、自動運転車両であってもよい。
【0010】
走行中の車両は、車輪と路面との摩擦によって車輪に発生した負の電荷が車体に移動することにより、大地に対してマイナス数kV程度に帯電することが分かっている。また、このような帯電している車両に対して、車室内等に空気イオンを付加する機器、車体に電流または電圧を印加する機器、またはアルミテープやテフロン(登録商標)などの自己放電式除電器を設置することにより、段差乗り越え時や操舵応答時の官能が変化するという実験的知見がある。これは、空気中に含まれる正の空気イオンが負に帯電した車両表面に吸引されて車両の負電荷と中和するが、その中和によって車両表面の圧力変動などの空力特性が変化するためであると推定している。
(【0011】以降は省略されています)

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