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公開番号2025161712
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-24
出願番号2024204289
出願日2024-11-22
発明の名称一体型エアコンの制御方法、制御装置、一体型エアコン、記憶媒体及びコンピュータプログラム
出願人小米科技(武漢)有限公司,Xiaomi Technology (Wuhan) Co., Ltd.,北京小米移動軟件有限公司,Beijing Xiaomi Mobile Software Co.,Ltd.
代理人個人
主分類F24F 11/74 20180101AFI20251017BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】本開示は、一体型エアコンの制御方法、制御装置、一体型エアコン、記憶媒体及びコンピュータプログラムに関する。
【解決手段】一体型エアコンが暖房モードで作動している場合、蒸発器のパイプ温度及び/又は圧縮機が上記暖房モードで作動している期間を獲得する段階と、上記圧縮機が暖房モードで作動している期間が第1のプリセット期間に達し、及び/又は、上記蒸発器のパイプ温度が第1のプリセット温度より高い場合、上記第1のダンパの開度を第3の目標開度から第1の目標開度に増大する段階とを含む。このように、第1のダンパの開度を増大すれば、蒸発器の熱を環境に効果的に伝達して暖房効率を向上させ、さらに暖房及び冷風防止の目的を達成することができる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
圧縮機、蒸発器及び上記蒸発器に対応する第1のダンパを含む一体型エアコンの制御方法であって、
上記一体型エアコンが暖房モードで作動している場合、上記蒸発器のパイプ温度及び/又は上記圧縮機が上記暖房モードで作動している期間を獲得する段階と、
上記圧縮機が暖房モードで作動している期間が第1のプリセット期間に達し、及び/又は、上記蒸発器のパイプ温度が第1のプリセット温度より高い場合、上記第1のダンパの開度を第3の目標開度から第1の目標開度に増大する段階とを含む
ことを特徴とする一体型エアコンの制御方法。
続きを表示(約 2,300 文字)【請求項2】
上記第1のダンパの開度を上記第1の目標開度に増大した後、上記第1のダンパの開度が上記第1の目標開度である持続期間を計測する段階と、
少なくとも上記第1のダンパの開度が上記第1の目標開度である持続期間及び/又は上記蒸発器のパイプ温度に応じて、上記第1のダンパの開度を上記第1の目標開度から第2の目標開度に増大する段階とをさらに含む
ことを特徴とする請求項1に記載の一体型エアコンの制御方法。
【請求項3】
少なくとも上記第1のダンパの開度が上記第1の目標開度である持続期間及び/又は上記蒸発器のパイプ温度に応じて、上記第1のダンパの開度を上記第1の目標開度から第2の目標開度に増大する段階は、
プリセット条件が満たされる場合、上記第1のダンパの開度を第1の目標開度から第2の目標開度に増大する段階を含み、
上記プリセット条件は、上記蒸発器のパイプ温度が第2のプリセット温度より高く、上記第1のダンパの開度が第1の目標開度である持続期間が第2のプリセット期間に達していることと、上記蒸発器のパイプ温度が第3のプリセット温度より高いことと、上記第1のダンパの開度が第1の目標開度である持続期間が上記第2のプリセット期間より大きい第3のプリセット期間に達していることとを含む
ことを特徴とする請求項2に記載の一体型エアコンの制御方法。
【請求項4】
上記一体型エアコンは、凝縮器及び上記凝縮器に対応する第2のダンパをさらに含み、上記方法は、
上記一体型エアコンが暖房モードで動作している場合、上記第2のダンパの開度を第2の目標開度に維持するように制御する段階をさらに含む
ことを特徴とする請求項1に記載の一体型エアコンの制御方法。
【請求項5】
上記一体型エアコンは、ファンブレードモーターをさらに含み、上記方法は、
上記一体型エアコンが暖房モードで作動している場合、上記ファンブレードモーターが第1の回転速度で作動するように制御し、上記第1のダンパの開度を第2の目標開度に増大させた後、上記ファンブレードモーターの回転速度を増大させる段階をさらに含む
ことを特徴とする請求項2に記載の一体型エアコンの制御方法。
【請求項6】
上記一体型エアコンがプリセット除霜条件を満たしているか否かを判定する段階と、
上記一体型エアコンがプリセット除霜条件を満たしていると判定することに応答して、上記一体型エアコンの作動モードを冷房モードに切り替える段階とをさらに含み、
上記一体型エアコンが冷房モードで作動している場合、上記凝縮器を除霜できる
ことを特徴とする請求項4に記載の一体型エアコンの制御方法。
【請求項7】
上記一体型エアコンは、凝縮器及び上記凝縮器に対応する第2のダンパをさらに含み、上記方法は、
上記一体型エアコンが冷房モードで作動している場合、上記圧縮機がプリセット除霜周波数で作動するように制御する段階と、
上記一体型エアコンが冷房モードで作動している場合、上記第1のダンパの開度が第3の目標開度を維持するように制御する段階と、
上記一体型エアコンが冷房モードで作動している場合、上記第2のダンパの開度が上記第3の目標開度より大きい第2の目標開度を維持するように制御する段階とのうちの少なくとも一つを含む
ことを特徴とする請求項6に記載の一体型エアコンの制御方法。
【請求項8】
上記一体型エアコンは、四方弁をさらに含み、
上記一体型エアコンがプリセット除霜条件を満たしていると判定することに応答して、上記一体型エアコンの作動モードを冷房モードに切り替える段階は、
上記一体型エアコンがプリセット除霜条件を満たしていると判定することに応答して、上記圧縮機の作動停止及び上記四方弁のパワーオフを制御する段階と、
上記圧縮機が作動停止された期間が第4のプリセット期間に達し、上記四方弁がパワーオフ状態にある場合、上記圧縮機の作動を制御して上記一体型エアコンの作動モードを冷房モードに切り替える段階とを含む
ことを特徴とする請求項6に記載の一体型エアコンの制御方法。
【請求項9】
上記一体型エアコンがプリセット除霜条件を満たしていると判定することに応答して、上記圧縮機の作動停止及び上記四方弁のパワーオフを制御する段階は、
上記一体型エアコンがプリセット除霜条件を満たしていると判定することに応答して、上記第4のプリセット期間より小さい第5のプリセット期間後に上記四方弁がパワーオフされるように制御する段階を含む
ことを特徴とする請求項8に記載の一体型エアコンの制御方法。
【請求項10】
上記一体型エアコンは、膨張バルブをさらに含み、上記一体型エアコンがプリセット除霜条件を満たしていると判定することに応答して、上記一体型エアコンの作動モードを冷房モードに切り替える段階は、
上記一体型エアコンがプリセット除霜条件を満たしていると判定することに応答して、上記膨張バルブがプリセット最大バルブ開度で作動するように制御する段階をさらに含み、
上記の方法は、
上記一体型エアコンが冷房モードで作動している場合、上記膨張バルブが上記最大バルブ開度より小さい第1のプリセットバルブ開度で作動するように制御する段階をさらに含む
ことを特徴とする請求項7に記載の一体型エアコンの制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、エアコン技術分野に関するもので、特に、一体型エアコンの制御方法、制御装置、一体型エアコン、記憶媒体及びコンピュータプログラムに関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
エアコンは、分離型エアコンと一体型エアコンとを含むことができる。分離型エアコンは、室内機と室外機とが分離されており、内部ファンブレード及び外部ファンブレードは、それぞれ別途のモーターで駆動され、内部モーター及び外部モーターは除霜の場合、個別的に駆動するように制御でき、分離型エアコンの蒸発器及び凝縮器は室内及び室外にそれぞれ設置される。一体型エアコンは、単一のモーターで内部ファンブレード及び外部ファンブレードを制御し、蒸発器及び凝縮器はすべてエアコン本体に設置される。分離型エアコンであれ、一体型エアコンであれ、暖房モードでは一定期間使用後に凝縮器の着霜が発生するので、使用効率の低下を避けるために除霜しなければならない。しかし、除霜完了又は暖房モードでは、室内熱交換器の温度が低いため、エアコンが冷風を吹き、使用感に影響を及ぼす。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
関連技術の問題点を克服するために、本開示は、一体型エアコンの制御方法、制御装置、一体型エアコン、記憶媒体及びコンピュータプログラムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
関連技術の問題点を克服するために、本開示は、一体型エアコンの制御方法、装置、一体型エアコン、媒体及びコンピュータプログラムを提供する。
【0005】
本開示の実施形態の第1態様によれば、圧縮機、蒸発器及び上記蒸発器に対応する第1のダンパを含む一体型エアコンの制御方法を提供し、上記一体型エアコンが暖房モードで作動している場合、上記蒸発器のパイプ温度及び/又は上記圧縮機が上記暖房モードで作動している期間を獲得する段階と、上記圧縮機が暖房モードで作動している期間が第1のプリセット期間に達し、及び/又は、上記蒸発器のパイプ温度が第1のプリセット温度より高い場合、上記第1のダンパの開度を第3の目標開度から第1の目標開度に増大する段階とを含む。
【0006】
選択的に、前記方法は、上記第1のダンパの開度を上記第1の目標開度に増大した後、上記第1のダンパの開度が上記第1の目標開度である持続期間を計測する段階と、少なくとも上記第1のダンパの開度が上記第1の目標開度である持続期間及び/又は上記蒸発器のパイプ温度に応じて、上記第1のダンパの開度を上記第1の目標開度から第2の目標開度に増大する段階とをさらに含む。
【0007】
選択的に、上記少なくとも上記第1のダンパの開度が上記第1の目標開度である持続期間及び/又は上記蒸発器のパイプ温度に応じて、上記第1のダンパの開度を上記第1の目標開度から第2の目標開度に増大する段階は、プリセット条件が満たされる場合、上記第1のダンパの開度を第1の目標開度から第2の目標開度に増大する段階を含み、上記プリセット条件は、上記蒸発器のパイプ温度が第2のプリセット温度より高く、上記第1のダンパの開度が第1の目標開度である持続期間が第2のプリセット期間に達していること、上記蒸発器のパイプ温度が第3のプリセット温度より高いこと、及び上記第1のダンパの開度が第1の目標開度である持続期間が上記第2のプリセット期間より大きい第3のプリセット期間に達していることを含む。
【0008】
選択的に、上記一体型エアコンは、凝縮器及び上記凝縮器に対応する第2のダンパをさらに含み、上記方法は、上記一体型エアコンが暖房モードで動作している場合、上記第2のダンパの開度を第2の目標開度に維持するように制御する段階をさらに含む。
【0009】
選択的に、上記一体型エアコンは、ファンブレードモーターをさらに含み、上記方法は、上記一体型エアコンが暖房モードで作動している場合、上記ファンブレードモーターが第1の回転速度で作動するように制御し、上記第1のダンパの開度を第2の目標開度に増大させた後、上記ファンブレードモーターの回転速度を増大させる段階をさらに含む。
【0010】
選択的に、前記方法は、上記一体型エアコンがプリセット除霜条件を満たしているか否かを判定する段階と、上記一体型エアコンがプリセット除霜条件を満たしていると判定することに応答して、上記一体型エアコンの作動モードを冷房モードに切り替える段階とをさらに含み、上記一体型エアコンが冷房モードで作動している場合、上記凝縮器を除霜できる。
(【0011】以降は省略されています)

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