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公開番号
2025161553
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-24
出願番号
2024064844
出願日
2024-04-12
発明の名称
線量管理装置、プログラム、線量管理システム及び線量管理方法
出願人
コニカミノルタジャパン株式会社
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類
A61B
6/10 20060101AFI20251017BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】撮影装置から送信されるRDSRの線量情報から撮影部位を特定して線量管理を行うことができる線量管理装置等を提供する。
【解決手段】線量管理装置は、被写体に照射される放射線の線量情報を管理する線量管理装置であって、線量情報に含まれるEIt値を取得する取得部と、取得部により取得された前記EIt値に紐づく撮影部位を特定し、特定した当該撮影部位に紐づく被写体厚を特定する特定部と、特定部により特定された被写体厚を用いて被ばく線量である入射表面線量を算出する算出部と、を備える。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
被写体に照射される放射線の線量情報を管理する線量管理装置であって、
前記線量情報に含まれるEIt値を取得する取得部と、
前記取得部により取得された前記EIt値に紐づく撮影部位を特定し、特定した当該撮影部位に紐づく被写体厚を特定する特定部と、
前記特定部により特定された前記被写体厚を用いて被ばく線量である入射表面線量を算出する算出部と、
を備える、線量管理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
予め設定された前記撮影部位の入射表面線量の基準値と前記算出部により算出された前記入射表面線量との比較結果に基づいて、前記入射表面線量が適正であるかを判定する判定部を備える、
請求項1に記載の線量管理装置。
【請求項3】
前記判定部により判定された判定情報を出力する出力部を備える、
請求項2に記載の線量管理装置。
【請求項4】
EIt値に対応する撮影部位と、当該撮影部位に対応する被写体厚と、当該被写体厚に基づいて算出された入射表面線量の基準値とを対応付けて記憶する記憶部を備える、
請求項1に記載の線量管理装置。
【請求項5】
前記出力部は、前記取得部により取得された前記EIt値に紐付け可能な撮影部位が2以上存在する場合、当該2以上の撮影部位を表示部の画面に出力する、
請求項3に記載の線量管理装置。
【請求項6】
前記算出部は、前記表示部の前記画面において所定の撮影部位が選択された場合、当該選択された撮影部位に基づいて入射表面線量を算出する、
請求項5に記載の線量管理装置。
【請求項7】
被写体に照射される放射線の線量情報を管理する線量管理装置であるコンピュータを、
前記線量情報に含まれるEIt値を取得する取得部、
前記取得部により取得された前記EIt値に紐づく撮影部位を特定し、特定した当該撮影部位に紐づく被写体厚を特定する特定部、
前記特定部により特定された前記被写体厚を用いて被ばく線量である入射表面線量を算出する算出部、
として機能させるためのプログラム。
【請求項8】
前記コンピュータを、
予め設定された前記撮影部位の入射表面線量の基準値と前記算出部により算出された前記入射表面線量との比較結果に基づいて、前記入射表面線量が適正であるかを判定する判定部、
として機能させる、請求項7に記載のプログラム。
【請求項9】
前記コンピュータを、
前記判定部により判定された判定情報を出力する出力部、
として機能させる、請求項8に記載のプログラム。
【請求項10】
前記出力部は、前記取得部により取得された前記EIt値に紐付け可能な撮影部位が2以上存在する場合、当該2以上の撮影部位を表示部の画面に出力する、
請求項9に記載のプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、線量管理装置、プログラム、線量管理システム及び線量管理方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
線量管理装置においては、医療被ばくによる被ばく線量の基準値を示すガイドラインである診断参考レベル(DRLs)による線量管理が行われている。DRLsでは、検査の種類又は検査内容ごとに、標準的な体格の患者に対する目安となる最適な放射線量が示されている。線量管理装置は、線量情報の標準規格であるRDSR内に含まれる撮影部位情報に基づいて入射表面線量を算出し、算出した入射表面線量とDRLsとを比較することで患者の線量管理を行う。
【0003】
特許文献1には、ユーザーがDICOM情報に含まれる所定のプロトコル項目から検査部位を特定する閲覧システムが記載されている。特許文献2には、記憶部に記憶されたモデルデータと、撮影部によって撮影されたカメラ画像データとの比較に基づき、被検体の部位を特定するX線診断装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-3386号公報
特開2014-144118号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1及び2では、以下のような課題がある。特許文献1では、RDSR内のDICOM情報を用いて検査部位の特定を行うが、RDSR内のプロトコルに関する情報が不足する場合には検査部位を特定することができない。特許文献2では、DICOM規格のカメラ画像データが必要となるため、線量情報から撮影部位を特定することはできない。
【0006】
そこで、本発明は、上記課題を解決するために、撮影装置から送信されるRDSRの線量情報から撮影部位を特定して線量管理を行うことができる線量管理装置、プログラム、線量管理システム及び線量管理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る線量管理装置は、
被写体に照射される放射線の線量情報を管理する線量管理装置であって、
前記線量情報に含まれるEIt値を取得する取得部と、
前記取得部により取得された前記EIt値に紐づく撮影部位を特定し、特定した当該撮影部位に紐づく被写体厚を特定する特定部と、
前記特定部により特定された前記被写体厚を用いて被ばく線量である入射表面線量を算出する算出部と、
を備える。
【0008】
本発明に係るプログラムは、
被写体に照射される放射線の線量情報を管理する線量管理装置であるコンピュータを、
前記線量情報に含まれるEIt値を取得する取得部、
前記取得部により取得された前記EIt値に紐づく撮影部位を特定し、特定した当該撮影部位に紐づく被写体厚を特定する特定部、
前記特定部により特定された前記被写体厚を用いて被ばく線量である入射表面線量を算出する算出部、
として機能させる。
【0009】
本発明に係る線量管理システムは、
検査装置から送信される被写体に照射される放射線の線量情報を管理する線量管理システムであって、
前記線量情報に含まれるEIt値を取得する取得部と、
前記取得部により取得された前記EIt値に紐づく撮影部位を特定し、特定した当該撮影部位に紐づく被写体厚を特定する特定部と、
前記特定部により特定された前記被写体厚を用いて被ばく線量である入射表面線量を算出する算出部と、
を備える。
【0010】
本発明に係る線量管理方法は、
被写体に照射される放射線の線量情報を管理する線量管理方法であって、
前記線量情報に含まれるEIt値を取得する取得ステップと、
取得した前記EIt値に紐づく撮影部位を特定し、特定した当該撮影部位に紐づく被写体厚を特定する特定ステップと、
特定した前記被写体厚を用いて被ばく線量である入射表面線量を算出する算出ステップと、
を有する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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