TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025161472
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-24
出願番号
2024064679
出願日
2024-04-12
発明の名称
放送システム、放送受信装置、放送局装置および放送方法
出願人
マクセル株式会社
代理人
弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類
H04N
21/2362 20110101AFI20251017BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】高度デジタル放送サービスをより好適に送信または受信する技術を提供する。
【解決手段】放送局装置と、放送受信装置と、を備える放送システムであって、放送局装置は、第1の解像度を有する第1の映像信号を第1の解像度よりも低い第2の解像度を有する第2の映像信号に変換するダウンコンバータと、第2の映像信号を第1の解像度を有する映像信号に変換するための画像処理の仕様を特定する仕様情報を生成する生成部と、変換された第2の映像信号と、生成された仕様情報を含む付帯情報とを、放送波で送信できるように処理する信号処理部と、を有し、放送受信装置は、放送波から抽出された第2の映像信号に、放送波から抽出された付帯情報に含まれる仕様情報によって特定される仕様に基づいた画像処理を施して、第1の解像度を有する第3の映像信号を得るアップコンバータを有する、放送システムを用いる。
【選択図】図18
特許請求の範囲
【請求項1】
放送局装置と、放送受信装置と、を備える放送システムであって、
前記放送局装置は、
第1の解像度を有する第1の映像信号を前記第1の解像度よりも低い第2の解像度を有する第2の映像信号に変換するダウンコンバータと、
前記第2の映像信号を前記第1の解像度を有する映像信号に変換するための画像処理の仕様を特定する仕様情報を生成する生成部と、
前記変換された第2の映像信号と、前記生成された仕様情報を含む付帯情報とを、放送波で送信できるように処理する第1の信号処理部と、
前記第1の映像信号と前記第2の映像信号との差分から差分情報を生成する差分生成部と、
前記差分情報を放送波で送信できるように処理する第2の信号処理部
を有し、
前記放送受信装置は、
前記放送波から抽出された第2の映像信号に、前記放送波から抽出された付帯情報に含まれる仕様情報によって特定される仕様に基づいた画像処理を施して、前記第1の解像度を有する第3の映像信号を得るアップコンバータと、
前記第3の映像信号に前記放送波から抽出される前記差分情報を用いて高精細映像を得る高解像復元部を有する、
放送システム。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
放送局装置と、放送受信装置と、を備える放送システムであって、
前記放送局装置は、
第1の解像度を有する第1の映像信号を前記第1の解像度よりも低い第2の解像度を有する第2の映像信号に変換するダウンコンバータと、
前記第2の映像信号を前記第1の解像度を有する映像信号に変換するための画像処理の仕様を特定する仕様情報を生成する生成部と、
前記変換された第2の映像信号と、前記生成された仕様情報を含む付帯情報とを、放送波で送信できるように処理する第1の信号処理部と、
前記第1の映像信号と放送受信装置で得られると想定する映像信号との差分から差分情報を生成する差分生成部と、
前記差分情報を放送波で送信できるように処理する第2の信号処理部
を有し、
前記放送受信装置は、
前記放送波から抽出された第2の映像信号に、前記放送波から抽出された付帯情報に含まれる仕様情報によって特定される仕様に基づいた画像処理を施して、前記第1の解像度を有する第3の映像信号を得るアップコンバータと、
前記第3の映像信号に前記放送波から抽出される前記差分情報を用いて高精細映像を得る高解像復元部を有する、
放送システム。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の放送システムにおいて、
前記生成部は、予め定められた複数の画像処理モデルの中からいずれかを選択し、前記選択された画像処理モデルを特定するモデル情報を前記仕様情報として生成し、
前記アップコンバータは、前記付帯情報に含まれる前記モデル情報によって特定される画像処理モデルに対応した画像処理を前記第2の映像信号に施す、
放送システム。
【請求項4】
請求項3に記載の放送システムにおいて、
前記生成部は、前記第1の映像信号が表す放送番組の種類に基づいて前記画像処理モデルを選択する、
放送システム。
【請求項5】
請求項3に記載の放送システムにおいて、
前記放送局装置は、前記第1の映像信号が表す画像の特徴を検出する解析部を有し、
前記生成部は、前記検出された画像の特徴に基づいて前記画像処理モデルを選択する、
放送システム。
【請求項6】
請求項5に記載の放送システムにおいて、
前記生成部は、1つの放送番組内において、前記検出された画像の特徴に応じて前記画像処理モデルを切り替えて選択する、
放送システム。
【請求項7】
請求項3に記載の放送システムにおいて、
前記放送受信装置は、ユーザの操作に応じて前記選択された画像処理モデルまたは他の画像処理モデルを指定する指定部を有し、
前記アップコンバータは、前記指定された画像処理モデルに対応した画像処理を前記第2の映像信号に施す、
放送システム。
【請求項8】
請求項1または請求項2に記載の放送システムにおいて、
前記画像処理は、補間処理、または、前記補間処理およびノイズ低減処理を含む、
放送システム。
【請求項9】
請求項3に記載の放送システムにおいて、
前記画像処理モデルは、画像処理の方式と、該方式による画像処理に用いるパラメータとを規定する、
放送システム。
【請求項10】
請求項1または請求項2に記載の放送システムにおいて、
前記放送受信装置は、
前記仕様情報によって特定される仕様を、ネットワークを通じて外部から取得する取得部、を有する、
放送システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、放送システム、放送受信装置、放送局装置および放送方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来のアナログ放送サービスに替わり、1990年代後半より各国でデジタル放送サービスが開始された。デジタル放送サービスは、誤り訂正技術を用いた放送品質の向上、圧縮符号化技術を用いた多チャンネル化およびHD(High Definition)、BML(Broadcast Markup Language)やHTML5(Hyper Text Markup Language version5)を用いたサービスのマルチメディア化、等を実現した。
【0003】
近年では、さらなる周波数使用効率の向上、高解像度化や高機能化を目的として、各国において、高度デジタル放送方式の検討が進められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-144020号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
現行のデジタル放送はサービスを開始してから既に10年以上を経過しており、現行のデジタル放送サービスを受信可能な放送受信装置が充分に普及している。このため、現在検討を進めている高度デジタル放送サービスを開始するにあたっては、現行のデジタル放送サービスとの互換性を考慮する必要がある。即ち、現行のデジタル放送サービスの視聴環境を維持しつつ、映像信号のUHD(Ultra High Definition)化等を実現することが好ましい。
【0006】
デジタル放送サービスでUHD放送を実現する技術として特許文献1に記載のシステムがある。しかしながら、特許文献1に記載のシステムは現行のデジタル放送に置き換えるものであり、現行のデジタル放送サービスの視聴環境の維持を考慮したものではない。
【0007】
本発明の目的は、現行のデジタル放送サービスとの互換性も考慮した、より高機能な高度デジタル放送サービスをより好適に送信または受信する技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するための手段として、特許請求の範囲に記載の技術を用いる。
【0009】
一例を挙げるならば、放送局装置と、放送受信装置と、を備える放送システムであって、前記放送局装置は、第1の解像度を有する第1の映像信号を第1の解像度よりも低い第2の解像度を有する第2の映像信号に変換するダウンコンバータと、第2の映像信号を第1の解像度を有する第3の映像信号に変換するための画像処理の仕様を特定する仕様情報を生成する生成部と、第2の映像信号と、生成された仕様情報を含む付帯情報とを、放送波で送信できるように処理する第1の信号処理部と、第1の映像信号と第2の映像信号との差分或いは第1の映像信号と放送受信装置で得られると想定する映像信号との差分情報を生成する差分生成部と、それを放送波で送信できるように処理する第2の信号処理部を有し、前記放送受信装置は放送波から抽出される第2の解像度を有する第2の映像信号に、放送波から抽出される付帯情報に含まれる仕様情報によって特定される仕様による画像処理を施して、第2の解像度よりも高い第1の解像度を有する第3の映像信号を得る、アップコンバータを有し、第2の映像信号は、放送システムを構成する放送局装置におけるダウンコンバータにより第1の解像度を有する第1の映像信号から変換されたものであるとともに、第3の映像信号に放送波から抽出される差分情報を用いて画像処理を施す高解像復元部をも有し、第3の映像信号と差分情報から高精細映像を得る放送受信装置を用いれば良い。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、高度デジタル放送サービスをより好適に送信または受信する技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
マクセル株式会社
光学システム
3日前
マクセル株式会社
映像表示装置
8日前
マクセル株式会社
空中浮遊映像表示装置
2日前
マクセル株式会社
虚像方式映像表示装置
3日前
マクセル株式会社
空中浮遊映像表示装置
17日前
マクセル株式会社
粉体成型体の製造方法及び製造装置
10日前
マクセル株式会社
樹脂発泡糸の製造方法及びラム押出成形機
17日前
マクセル株式会社
操作方法
10日前
マクセル株式会社
情報処理端末
10日前
マクセル株式会社
伝送波の処理方法
8日前
マクセル株式会社
全固体二次電池およびその製造方法
10日前
個人
イヤーピース
15日前
個人
イヤーマフ
29日前
個人
監視カメラシステム
1か月前
個人
スイッチシステム
23日前
キーコム株式会社
光伝送線路
1か月前
サクサ株式会社
中継装置
1か月前
WHISMR合同会社
収音装置
2か月前
個人
スキャン式車載用撮像装置
1か月前
サクサ株式会社
中継装置
1か月前
アイホン株式会社
電気機器
2か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
2か月前
サクサ株式会社
無線システム
1か月前
個人
ワイヤレスイヤホン対応耳掛け
2か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
15日前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
個人
映像表示装置、及びARグラス
24日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
23日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
2か月前
株式会社リコー
画像形成装置
2か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
1か月前
サクサ株式会社
無線通信装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
2か月前
ヤマハ株式会社
放音制御装置
23日前
サクサ株式会社
無線通信装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
シート搬送装置
15日前
続きを見る
他の特許を見る