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公開番号
2025169431
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-12
出願番号
2025141050,2024034995
出願日
2025-08-27,2015-10-14
発明の名称
操作方法
出願人
マクセル株式会社
代理人
青稜弁理士法人
主分類
G06F
3/0482 20130101AFI20251105BHJP(計算;計数)
要約
【課題】指の位置を非接触で検出して入力操作を行う場合、指の動きの無効な動作には反応せず、意図した入力操作に応じて正しく処理を実行する入力端末装置を提供すること。
【解決手段】位置入力対象物PSを介してユーザの操作を入力する入力端末装置において、ユーザが操作する位置入力対象物の位置を非接触で検出する位置検出部と、位置検出部で検出した位置に基づいてカーソルを表示する表示部と、位置検出部で検出した位置に基づいて対応する操作処理を実行させる操作処理制御部を備える。操作処理制御部は、操作処理の実行に関する複数の動作モードを有し、該動作モードの1つには、位置入力対象物の位置に応じたカーソルの移動以外のいずれの操作処理も実行しない状態M0を含む。操作処理制御部は、ユーザが位置入力対象物を介して特定の操作を行った場合、複数の動作モードを切り替える構成とする。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
位置入力対象物を介してユーザの操作を入力可能な端末装置であって、
前記位置入力対象物の3次元位置を非接触で検出する位置検出部と、
操作対象を表示する表示部と、
前記位置検出部で検出した3次元位置に基づいて対応する操作処理を実行させる操作処理制御部を備え、
前記操作処理制御部は、
前記位置入力対象物が所定時間以上継続して前記表示部に表示される前記操作対象に対応する3次元位置にあると前記位置検出部により検出されると、前記操作対象に対して操作処理を行わない第1動作モードから前記操作対象に対して操作処理を行う第2動作モードに切り替えるように制御し、
更に、前記表示部に対する前記位置入力対象物の3次元位置のうち前記表示部に対する垂直方向の位置を複数のレイヤーに分割し、前記位置検出部で検出した前記位置入力対象物の垂直方向の位置が前記複数のレイヤーのどのレイヤーの範囲内にあるかに応じて前記表示部の表示内容を変更するように制御し、
前記複数のレイヤーの境界にさらに遷移領域を設定し、前記位置入力対象物の位置が前記遷移領域内に移動したときは、前記表示部には直前に表示していた操作用の画面を継続して表示しつつ、前記位置入力対象物の位置が前記遷移領域内であることを通知するように制御することを特徴とする端末装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
請求項1記載の端末装置であって、
前記操作制御処理部は、前記第2動作モードにおいて前記位置入力対象物の前記表示部に対する垂直方向の位置が所定の第1範囲内にある場合、前記操作対象の表示を変更するように前記表示部を制御することを特徴とする端末装置。
【請求項3】
請求項1記載の端末装置であって、
前記操作制御処理部は、前記表示部に対する前記垂直方向の位置を複数のレイヤーに分割し、前記位置検出部で検出した前記位置入力対象物の垂直方向の位置が前記複数のレイヤーのどのレイヤーの範囲内にあるかに応じて前記表示部の表示内容を変更するように制御することを特徴とする端末装置。
【請求項4】
請求項3に記載の端末装置であって、
前記操作処理制御部は、前記複数のレイヤーの境界にさらに遷移領域を設定し、前記位置入力対象物の位置が前記遷移領域内に移動したときは、前記表示部には直前に表示していた操作用の画面を継続して表示するとともに、画面の背景を変えることを特徴とする端末装置。
【請求項5】
請求項1乃至4のいずれかに記載の端末装置であって、
前記位置検出部は、発光素子及び受光素子を含んで構成されたものであることを特徴とする端末装置。
【請求項6】
請求項1乃至4のいずれかに記載の端末装置であって、
前記位置検出部は、超音波を用いたセンサを含んで構成されたものであることを特徴とする端末装置。
【請求項7】
請求項1乃至4のいずれかに記載の端末装置であって、
前記位置検出部は、カメラを含んで構成されたものであることを特徴とする端末装置。
【請求項8】
請求項1記載の端末装置であって、
更に、タッチ操作を検出するタッチパネルを備え、
前記タッチパネルへのタッチ操作に基づいて対応する操作処理を実行させる第1操作入力モードと、前記位置検出部で検出した3次元位置に基づいて対応する操作処理を実行させる第2操作入力モードと、を備えることを特徴とする端末装置。
【請求項9】
請求項8記載の端末装置であって、
更に、前記第1操作入力モードから前記第2操作入力モードへ切替可能な操作入力部を備えることを特徴とする端末装置。
【請求項10】
請求項8記載の端末装置であって、
前記位置入力対象物による所定の操作を検知すると、前記第1操作入力モード又は前記第2操作入力モードに切り替えることを特徴とする端末装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、手首等に装着して使用する小型の入力端末装置および操作入力方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、通話だけでなく種々の情報の検索やメールの送受信、予定の管理などの処理を行うスマートフォンのような携帯情報端末が急速に普及している。しかし、これらの携帯情報端末は移動の際に鞄やポケットに収納されることが多く、受信したメールの確認等を行うためには、一々鞄やポケットから携帯情報端末を取り出す必要がある。このため、これらの携帯情報端末と無線通信により接続した腕時計のようなより小型の入力用の端末装置が開発されている。
【0003】
スマートフォンのような携帯情報端末ではタッチパネルにより情報の表示および指による入力を行なえるが、小型の入力端末装置では、タッチパネルも小さくなるため、指のタッチにより細かな操作入力を行うのが困難になる。そのため、ユーザの手の甲を入力面として用いる非接触の入力方式が提案されている。
【0004】
例えば、特許文献1に記載のリストバンド型入力デバイスでは、本体部に発光部と受光部を設けて、手の甲や手のひら上の指先の位置を非接触で検知することにより、文字を入力可能にする構成となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2014-106765公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来のタッチパネル等を用いた文字入力方法では、ユーザの指がパネル面に接触しているときは指の動きに従って文字の描画を行い、ユーザの指がパネル面から離れているときは描画を行わないように、入力の有効期間と無効期間を区別して入力できる。これにより、線分や点などの複数の「画」から構成される文字を入力する場合、有効な「画」の部分と、「画」と「画」との間を移動する無効な部分とを区別することで、所望の文字を正しく入力できる。
【0007】
一方、特許文献1等の非接触入力方法では、指先が通過した手の甲上の複数の格子ポイントを検出し、そのドットマトリクス情報から入力した文字を認識している。しかしながら、指先の通過位置に関し、文字を構成する「画」に対する有効な部分と、「画」と「画」との間を移動する無効な部分とを区別していない。すなわち、「画」とは関係ない無効な部分まで文字の一部として検出することで、入力した文字が誤って認識され易いという課題がある。言い換えれば、文字描画の開始点と終了点が不明確であるということである。この無効部分を予め予想して除外するとしても、入力時に書き順が異なっている場合や、濁点を含む文字や画数が多い文字を入力する場合には、無効部分の軌跡が一定しないことから、誤入力は避けられないと思われる。
【0008】
本発明の目的は、指の位置を非接触で検出して入力操作を行う場合、指の動きの無効な動作には反応せず、意図した入力操作に応じて正しく処理を実行する入力端末装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、位置入力対象物を介してユーザの操作を入力する入力端末装置において、前記ユーザが操作する前記位置入力対象物の位置を非接触で検出する位置検出部と、前記位置検出部で検出した位置に基づいてカーソルを表示する表示部と、前記位置検出部で検出した位置に基づいて対応する操作処理を実行させる操作処理制御部を備え、前記操作処理制御部は、前記操作処理の実行に関する複数の動作モードを有し、該動作モードの1つには、前記位置入力対象物の位置に応じた前記カーソルの移動以外のいずれの操作処理も実行しない状態を含み、前記操作処理制御部は、前記ユーザが前記位置入力対象物を介して特定の操作を行った場合、前記複数の動作モードを切り替える。
【0010】
また本発明は、位置入力対象物を介してユーザの操作を入力する操作入力方法において、前記ユーザが操作する前記位置入力対象物の位置を非接触で検出する位置検出ステップと、前記位置検出ステップで検出した位置に基づいてカーソルを表示部に表示する表示ステップと、前記位置検出ステップで検出した位置に基づいて対応する操作処理を実行する操作処理ステップを備え、前記操作処理ステップは、前記操作処理の実行に関する複数の動作モードを有し、該動作モードの1つには、前記位置入力対象物の位置に応じた前記カーソルの移動以外のいずれの操作処理も実行しない状態を含み、前記操作処理ステップは、前記ユーザが前記位置入力対象物を介して特定の操作を行った場合、前記複数の動作モードを切り替える。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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