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公開番号2025161111
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-24
出願番号2024064026
出願日2024-04-11
発明の名称表示パネル
出願人シャープディスプレイテクノロジー株式会社
代理人弁理士法人WisePlus
主分類G02B 5/30 20060101AFI20251017BHJP(光学)
要約【課題】高温環境下での反りが低減された表示パネルを提供する。
【解決手段】第一透過軸を有する第一偏光板と、第一粘着剤層と、表示セルと、第二粘着剤層と、位相差フィルムを有さず、かつ、上記第一透過軸に直交する第二透過軸を有する第二偏光板と、を順に備え、上記第二粘着剤層の85℃以上、95℃以下における貯蔵弾性率G’は、40KPa以下である、表示パネルであり、上記第二粘着剤層の85℃以上、95℃以下における貯蔵弾性率G’は、5Kpa以上、40KPa以下であることが好ましい。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
第一透過軸を有する第一偏光板と、第一粘着剤層と、表示セルと、第二粘着剤層と、位相差フィルムを有さず、かつ、前記第一透過軸に直交する第二透過軸を有する第二偏光板と、を順に備え、
前記第二粘着剤層の85℃以上、95℃以下における貯蔵弾性率G’は、40KPa以下である、表示パネル。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記第二粘着剤層の85℃以上、95℃以下における貯蔵弾性率G’は、5Kpa以上、40KPa以下である、請求項1に記載の表示パネル。
【請求項3】
前記表示パネルを温度変化ΔT(℃)でエージングしたとき、前記第二粘着剤層の85℃以上、95℃以下における貯蔵弾性率G’は、下記(式1-1)を満たす、請求項1に記載の表示パネル。
TIFF
2025161111000018.tif
7
156
((式1-1)中、σ(G’)は下記(式2)で表される。)
TIFF
2025161111000019.tif
9
156
(ただし、(式2)中、C1は下記(式3)で表される。)
TIFF
2025161111000020.tif
14
156
((式3)中、
Lは、第二偏光板の吸収軸の半分の長さ(mm)を表す。


は、第二偏光板のヤング率(GPa)を表す。


は、表示セルのヤング率(GPa)を表す。


は、第二偏光板の厚み(mm)を表す。


は、表示セルの厚み(mm)を表す。
α

は、第二偏光板の線膨張係数(10
-6
/℃)を表す。
α

は、表示セルの線膨張係数(10
-6
/℃)を表す。
ΔTは、エージング前後でのパネルの温度変化(℃)を表す。)
【請求項4】
前記第一偏光板は、位相差フィルムを有する、請求項1に記載の表示パネル。
【請求項5】
前記第一粘着剤層の85℃以上、95℃以下における貯蔵弾性率は、80KPa以上である、請求項4に記載の表示パネル。
【請求項6】
前記位相差フィルムは、面内位相差と、厚み方向位相差の絶対値とのいずれか一方が10nm以上の値を有するフィルムである、請求項1~5のいずれかに記載の表示パネル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
以下の開示は、表示パネルに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
液晶パネル等の表示パネルは、テレビ、携帯電話、PC用ディスプレイ等の種々様々な機器に広く普及している。表示パネルは、一般に、偏光板等の光学フィルムを表示セルに貼合した構成からなる。例えば、液晶パネルは、一対の偏光板で液晶セルを挟持した構造を有する。特許文献1~5には、表示パネルに関する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-90251号公報
特開2006-18245号公報
特開2007-041116号公報
特開2006-316181号公報
国際公開第2017/212960号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1~5には、表示パネルの反りを低減する技術が開示されているが、その効果は未だ充分ではない。
【0005】
本発明は、上記現状に鑑みてなされたものであり、高温環境下での反りが低減された表示パネルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明の一実施形態は、第一透過軸を有する第一偏光板と、第一粘着剤層と、表示セルと、第二粘着剤層と、位相差フィルムを有さず、かつ、上記第一透過軸に直交する第二透過軸を有する第二偏光板と、を順に備え、上記第二粘着剤層の85℃以上、95℃以下における貯蔵弾性率G’は、40KPa以下である、表示パネル。
【0007】
(2)また、本発明のある実施形態は、上記(1)の構成に加え、上記第二粘着剤層の85℃以上、95℃以下における貯蔵弾性率G’は、5Kpa以上、40KPa以下である、表示パネル。
【0008】
(3)また、本発明のある実施形態は、上記(1)又は上記(2)の構成に加え、上記表示パネルを温度変化ΔT(℃)でエージングしたとき、上記第二粘着剤層の85℃以上、95℃以下における貯蔵弾性率G’は、下記(式1-1)を満たす、表示パネル。
【0009】
TIFF
2025161111000002.tif
7
156
((式1-1)中、σ(G’)は下記(式2)で表される。)
TIFF
2025161111000003.tif
9
156
(ただし、(式2)中、C1は下記(式3)で表される。)
TIFF
2025161111000004.tif
14
156
((式3)中、
Lは、第二偏光板の吸収軸の半分の長さ(mm)を表す。


は、第二偏光板のヤング率(GPa)を表す。


は、表示セルのヤング率(GPa)を表す。


は、第二偏光板の厚み(mm)を表す。


は、表示セルの厚み(mm)を表す。
α

は、第二偏光板の線膨張係数(10
-6
/℃)を表す。
α

は、表示セルの線膨張係数(10
-6
/℃)を表す。
ΔTは、エージング前後でのパネルの温度変化(℃)を表す。)
【0010】
(4)本発明のある実施形態は、上記(1)、上記(2)又は上記(3)の構成に加え、上記第一偏光板は、位相差フィルムを有する、表示パネル。
(【0011】以降は省略されています)

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