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公開番号
2025159713
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-21
出願番号
2025060449
出願日
2025-04-01
発明の名称
皮膚機能改善剤及び皮膚機能改善用組成物
出願人
DIC株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61K
31/353 20060101AFI20251014BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】新規な皮膚機能改善剤、及び皮膚機能改善用組成物を提供する。
【解決手段】ナリンゲニンを含有する、皮膚機能改善剤。また、ナリンゲニンを含有する、皮膚機能改善用組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
ナリンゲニンを含有する、皮膚機能改善剤。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
皮膚の保湿機能、皮膚のバリア機能、皮膚の抗酸化機能、皮膚の創傷治癒機能、皮膚のターンオーバー機能及び皮膚のアンチエイジング機能からなる群より選択される少なくとも1種の機能を改善する、請求項1に記載の皮膚機能改善剤。
【請求項3】
FLG、IVL、ITGB4、COL17A1、CAT、MT2A、MFN2、HNRNPD、CD44、FOXO3、NMRK1、POLG、HMOX1、NQO1、TXN、TXNRD1、CASP14、KRT14、PPARD、GRHL3、KRT1、KRT10、PKP1、TGM1、DSC1、DSG1、DSG3及びCAPN1からなる群より選択される、少なくとも1種の遺伝子の発現を亢進させる、請求項1又は2に記載の皮膚機能改善剤。
【請求項4】
MMP9及びMMP-1からなる群より選択される、少なくとも1種の遺伝子の発現を抑制する、請求項1又は2に記載の皮膚機能改善剤。
【請求項5】
ナリンゲニン及び薬学的に許容される担体を含有する、皮膚機能改善用組成物。
【請求項6】
化粧料である、請求項5に記載の皮膚機能改善用組成物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、皮膚機能改善剤及び皮膚機能改善用組成物に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
植物等に含まれるポリフェノールの一種であるフラボノイドは、2つのベンゼン環が3つの炭素及び1つの酸素でつながった共通構造を有し、共通構造に対する各種の修飾や糖付加によって自然界に数千種のバリエーションが存在するとされている。フラボノイドの中には天然色素として用いられるものもあるが、抗酸化作用やホルモン様作用によって健康の維持や増進に有益な効果を持つとされる化合物も存在し、これら化合物の食品・化粧品・医薬品への応用が検討されている。
【0003】
ナリンゲニン(4’,5,7-トリヒドロキシフラバノン)は、C
15
H
12
O
5
の比較的シンプルな構造を有するフラボノイドである。ナリンゲニンの効果としては、抗酸化能、抗炎症能等の効果が過去に報告されている。例えば、特許文献1には、皮膚の美白、色調均一性促進、色素沈着・黒ずみの低減、皮膚の明るさの改善を目的としてナリンゲニンを非治療的に化粧品又は皮膚科的に使用する発明が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
欧州特許第2862600号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
近年、化粧料には、美肌に導くための様々な機能が求められている。化粧料に配合可能な、皮膚機能改善効果を有する化合物の需要は高い。
【0006】
そこで、本発明は、新規な、皮膚機能改善剤及び皮膚機能改善組成物を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、以下の態様を含む。
(1)ナリンゲニンを含有する、皮膚機能改善剤。
(2)皮膚の保湿機能、皮膚のバリア機能、皮膚の抗酸化機能、皮膚の創傷治癒機能、皮膚のターンオーバー機能及び皮膚のアンチエイジング機能からなる群より選択される少なくとも1種の機能を改善する、(1)に記載の皮膚機能改善剤。
(3)FLG、IVL、ITGB4、COL17A1、CAT、MT2A、MFN2、HNRNPD、及びCD44からなる群より選択される、少なくとも1種の遺伝子の発現を亢進させる、(1)又は(2)に記載の皮膚機能改善剤。
(4)さらに、FOXO3、NMRK1、POLG、HMOX1、NQO1、TXN、TXNRD1、CASP14、KRT14、PPARD、GRHL3、KRT1、KRT10、PKP1、TGM1、DSC1、DSG1、DSG3及びCAPN1からなる群より選択される、少なくとも1種の遺伝子の発現を亢進させる、(1)~(3)のいずれか1つに記載の皮膚機能改善剤。
(5)MMP9遺伝子の発現を抑制する、(1)~(4)のいずれか1つに記載の皮膚機能改善剤。
(6)さらに、MMP-1遺伝子の発現を抑制する、(1)~(5)のいずれか1つに記載の皮膚機能改善剤。
(7)ナリンゲニン及び薬学的に許容される担体を含有する、皮膚機能改善用組成物。(8)化粧料である、(7)に記載の皮膚機能改善用組成物。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、新規な、皮膚機能改善剤及び皮膚機能改善組成物が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実験例3における、MMP-1遺伝子発現量評価試験の結果を示す図である。
実験例4における、MMP-1遺伝子発現量評価試験の結果を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本明細書における遺伝子名は、NCBIの塩基配列データベース(GenBank(登録商標))で用いられるヒト遺伝子のシンボル(ヒトゲノム命名法委員会(HGNC)の公式シンボル)で表す。ある特定の遺伝子名をヒト遺伝子のシンボルで表した場合、ヒト以外の動物においては、当該遺伝子のそれぞれの動物についてのオーソログ(例えば、上記Geneデータベース等で特定されるもの)を意味する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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