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公開番号
2025158785
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-17
出願番号
2024061660
出願日
2024-04-05
発明の名称
運搬予約装置、運搬予約方法および運搬予約プログラム
出願人
株式会社大林組
代理人
個人
,
個人
主分類
G06Q
50/08 20120101AFI20251009BHJP(計算;計数)
要約
【課題】 適切な運搬予約情報を生成することが可能な技術を提供する。
【解決手段】 荷物の運搬希望時間帯を含む運搬予約要求を受け付け、運搬予約要求に基づき荷物の運搬予約情報を生成する運搬予約処理部は、算出した運搬目安時間に基づき、運搬希望時間帯内において荷物の運搬時間帯を設定する。第1の運搬希望時間帯を含む第1の運搬予約要求により第1の運搬時間帯を設定した状態で、第1の運搬希望時間帯と重複する時間帯が含まれた第2の運搬希望時間帯を含む第2の運搬予約要求により第2の運搬時間帯を設定する場合、第1の運搬希望時間帯と第2の運搬希望時間帯との比較結果に応じて、第1の運搬時間帯と第2の運搬時間帯を設定する。
【選択図】 図5
特許請求の範囲
【請求項1】
荷物の運搬希望時間帯と当該荷物に関する荷物情報を含む運搬予約要求を受け付け、当該運搬予約要求に基づき前記荷物の運搬予約情報を生成する運搬予約処理部を備え、
前記運搬予約処理部は、
前記運搬予約要求に基づき、前記荷物の運搬に要する運搬目安時間を算出する運搬目安時間算出処理と、
前記算出した前記運搬目安時間に基づき、前記運搬希望時間帯内において前記荷物の運搬時間帯を設定する運搬時間帯設定処理と、を実行し、
前記運搬時間帯設定処理では、
前記運搬希望時間帯として第1の運搬希望時間帯を含む第1の運搬予約要求に基づき、第1の運搬時間帯を設定した状態において、
前記運搬希望時間帯として前記第1の運搬希望時間帯と重複する時間帯が含まれた第2の運搬希望時間帯を含む第2の運搬予約要求に基づき、第2の運搬時間帯を設定する場合、
前記第1の運搬希望時間帯よりも前記第2の運搬希望時間帯のほうが短いとき、前記第2の運搬時間帯を設定し、前記第1の運搬時間帯を前記第1の運搬希望時間帯内において当該第2の運搬時間帯と重複しない時間帯に変更し、
前記第1の運搬希望時間帯よりも前記第2の運搬希望時間帯のほうが長いとき、前記第2の運搬時間帯を前記第2の運搬希望時間帯内において前記第1の運搬時間帯と重複しない時間帯に設定することを特徴とする運搬予約装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記運搬予約要求には、運搬先の階数を示す階数情報を含み、
前記運搬目安時間算出処理は、
前記階数情報を参照し、当該階数情報に応じた昇降機の昇降時間を加味して前記運搬目安時間を算出する請求項1に記載の運搬予約装置。
【請求項3】
前記荷物情報には、前記荷物の単位に応じた寸法を示す寸法情報と、当該荷物の単位数を示す単位数情報を含み、
前記運搬目安時間算出処理は、
前記寸法情報と前記単位数情報を参照し、これらの情報に応じた前記昇降機の昇降回数を加味して前記運搬目安時間を算出する請求項2に記載の運搬予約装置。
【請求項4】
コンピュータが実行する運搬予約方法であって、
荷物の運搬希望時間帯と当該荷物に関する荷物情報を含む運搬予約要求を受け付け、当該運搬予約要求に基づき前記荷物の運搬予約情報を生成する運搬予約工程を実行し、
前記運搬予約工程は、
前記運搬予約要求に基づき、前記荷物の運搬に要する運搬目安時間を算出する運搬目安時間算出工程と、
前記算出した前記運搬目安時間に基づき、前記運搬希望時間帯内において前記荷物の運搬時間帯を設定する運搬時間帯設定工程と、を実行し、
前記運搬時間帯設定工程では、
前記運搬希望時間帯として第1の運搬希望時間帯を含む第1の運搬予約要求に基づき、第1の運搬時間帯を設定した状態において、
前記運搬希望時間帯として前記第1の運搬希望時間帯と重複する時間帯が含まれた第2の運搬希望時間帯を含む第2の運搬予約要求に基づき、第2の運搬時間帯を設定する場合、
前記第1の運搬希望時間帯よりも前記第2の運搬希望時間帯のほうが短いとき、前記第2の運搬時間帯を設定し、前記第1の運搬時間帯を前記第1の運搬希望時間帯内において当該第2の運搬時間帯と重複しない時間帯に変更し、
前記第1の運搬希望時間帯よりも前記第2の運搬希望時間帯のほうが長いとき、前記第2の運搬時間帯を前記第2の運搬希望時間帯内において前記第1の運搬時間帯と重複しない時間帯に設定することを特徴とする運搬予約方法。
【請求項5】
コンピュータに、
荷物の運搬希望時間帯と当該荷物に関する荷物情報を含む運搬予約要求を受け付け、当該運搬予約要求に基づき前記荷物の運搬予約情報を生成する運搬予約手順を実行させ、
前記運搬予約手順では、
前記運搬予約要求に基づき、前記荷物の運搬に要する運搬目安時間を算出する運搬目安時間算出手順と、
前記算出した前記運搬目安時間に基づき、前記運搬希望時間帯内において前記荷物の運搬時間帯を設定する運搬時間帯設定手順と、を実行させ、
前記運搬時間帯設定手順では、
前記運搬希望時間帯として第1の運搬希望時間帯を含む第1の運搬予約要求に基づき、第1の運搬時間帯を設定した状態において、
前記運搬希望時間帯として前記第1の運搬希望時間帯と重複する時間帯が含まれた第2の運搬希望時間帯を含む第2の運搬予約要求に基づき、第2の運搬時間帯を設定する場合、
前記第1の運搬希望時間帯よりも前記第2の運搬希望時間帯のほうが短いとき、前記第2の運搬時間帯を設定し、前記第1の運搬時間帯を前記第1の運搬希望時間帯内において当該第2の運搬時間帯と重複しない時間帯に変更させ、
前記第1の運搬希望時間帯よりも前記第2の運搬希望時間帯のほうが長いとき、前記第2の運搬時間帯を前記第2の運搬希望時間帯内において前記第1の運搬時間帯と重複しない時間帯に設定させることを特徴とする運搬予約プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、運搬予約装置、運搬予約方法および運搬予約プログラムに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ビルやマンション等の構造物の建設現場では、仮設エレベータ等の設備を使用して各階で使用する建設資材等の荷物を運搬するため、荷物の運搬スケジュールを予め決めておく必要があった。例えば、特許文献1には、利用対象の設備の予約要求と設備の利用態様に関する利用態様情報とを含む予約要求情報を受け付け、利用態様情報と設備の利用態様に関して予め設定される優先順位とに基づき、建設工事の進捗に応じた楊重物(荷物)の運搬予約情報(運搬スケジュール)を生成する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-124934号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の技術によれば、建設工事の進捗に応じた荷物の運搬予約情報を生成することができる。
【0005】
しかしながら、特許文献1の技術は、工事の種類(工種)、楊重物(荷物)の種類や楊重フロア等に応じて優先順位が設定され、この優先順位に基づいて予約情報を生成するため、より優先度が高い工種や荷物等の予約が新たに発生する度に予約順位の変更が生じる。また、建設現場で複数の工事が同時期に進行する期間がある場合や、担当工事の開始時期に対し余裕をもって工事に使用する荷物を搬入したい場合等に対して、特許文献1の技術では適切な運搬予約情報を生成することは困難である。
【0006】
本開示は、適切な運搬予約情報を生成することが可能な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本開示に係る運搬予約装置は、荷物の運搬希望時間帯と当該荷物に関する荷物情報を含む運搬予約要求を受け付け、当該運搬予約要求に基づき前記荷物の運搬予約情報を生成する運搬予約処理部を備え、前記運搬予約処理部は、前記運搬予約要求に基づき、前記荷物の運搬に要する運搬目安時間を算出する運搬目安時間算出処理と、前記算出した前記運搬目安時間に基づき、前記運搬希望時間帯内において前記荷物の運搬時間帯を設定する運搬時間帯設定処理と、を実行し、前記運搬時間帯設定処理では、前記運搬希望時間帯として第1の運搬希望時間帯を含む第1の運搬予約要求に基づき、第1の運搬時間帯を設定した状態において、前記運搬希望時間帯として前記第1の運搬希望時間帯と重複する時間帯が含まれた第2の運搬希望時間帯を含む第2の運搬予約要求に基づき、第2の運搬時間帯を設定する場合、前記第1の運搬希望時間帯よりも前記第2の運搬希望時間帯のほうが短いとき、前記第2の運搬時間帯を設定し、前記第1の運搬時間帯を前記第1の運搬希望時間帯内において当該第2の運搬時間帯と重複しない時間帯に変更し、前記第1の運搬希望時間帯よりも前記第2の運搬希望時間帯のほうが長いとき、前記第2の運搬時間帯を前記第2の運搬希望時間帯内において前記第1の運搬時間帯と重複しない時間帯に設定する。
【0008】
また、上記課題を解決するため、本開示に係る運搬予約方法は、コンピュータが実行する運搬予約方法であって、荷物の運搬希望時間帯と当該荷物に関する荷物情報を含む運搬予約要求を受け付け、当該運搬予約要求に基づき前記荷物の運搬予約情報を生成する運搬予約工程を実行し、前記運搬予約工程は、前記運搬予約要求に基づき、前記荷物の運搬に要する運搬目安時間を算出する運搬目安時間算出工程と、前記算出した前記運搬目安時間に基づき、前記運搬希望時間帯内において前記荷物の運搬時間帯を設定する運搬時間帯設定工程と、を実行し、前記運搬時間帯設定工程では、前記運搬希望時間帯として第1の運搬希望時間帯を含む第1の運搬予約要求に基づき、第1の運搬時間帯を設定した状態において、前記運搬希望時間帯として前記第1の運搬希望時間帯と重複する時間帯が含まれた第2の運搬希望時間帯を含む第2の運搬予約要求に基づき、第2の運搬時間帯を設定する場合、前記第1の運搬希望時間帯よりも前記第2の運搬希望時間帯のほうが短いとき、前記第2の運搬時間帯を設定し、前記第1の運搬時間帯を前記第1の運搬希望時間帯内において当該第2の運搬時間帯と重複しない時間帯に変更し、前記第1の運搬希望時間帯よりも前記第2の運搬希望時間帯のほうが長いとき、前記第2の運搬時間帯を前記第2の運搬希望時間帯内において前記第1の運搬時間帯と重複しない時間帯に設定する。
【0009】
また、上記課題を解決するため、本開示に係る運搬予約プログラムは、コンピュータに、荷物の運搬希望時間帯と当該荷物に関する荷物情報を含む運搬予約要求を受け付け、当該運搬予約要求に基づき前記荷物の運搬予約情報を生成する運搬予約手順を実行させ、前記運搬予約手順では、前記運搬予約要求に基づき、前記荷物の運搬に要する運搬目安時間を算出する運搬目安時間算出手順と、前記算出した前記運搬目安時間に基づき、前記運搬希望時間帯内において前記荷物の運搬時間帯を設定する運搬時間帯設定手順と、を実行させ、前記運搬時間帯設定手順では、前記運搬希望時間帯として第1の運搬希望時間帯を含む第1の運搬予約要求に基づき、第1の運搬時間帯を設定した状態において、前記運搬希望時間帯として前記第1の運搬希望時間帯と重複する時間帯が含まれた第2の運搬希望時間帯を含む第2の運搬予約要求に基づき、第2の運搬時間帯を設定する場合、前記第1の運搬希望時間帯よりも前記第2の運搬希望時間帯のほうが短いとき、前記第2の運搬時間帯を設定し、前記第1の運搬時間帯を前記第1の運搬希望時間帯内において当該第2の運搬時間帯と重複しない時間帯に変更させ、前記第1の運搬希望時間帯よりも前記第2の運搬希望時間帯のほうが長いとき、前記第2の運搬時間帯を前記第2の運搬希望時間帯内において前記第1の運搬時間帯と重複しない時間帯に設定させる。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、適切な運搬予約情報を生成することが可能な技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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