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公開番号
2025158533
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-17
出願番号
2024061166
出願日
2024-04-05
発明の名称
海図情報表示システム、海図情報表示方法、及びプログラム
出願人
古野電気株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G08G
3/02 20060101AFI20251009BHJP(信号)
要約
【課題】等深線に対する深い側と浅い側の識別性を向上させることが可能な海図情報表示システムを提供する。
【解決手段】海図情報表示システムは、等深線を構成し、幅方向のうちの第1方向が等深線よりも深い側を表し、第2方向が等深線よりも浅い側を表す線分を含む海図データを取得する取得部と、仮想3次元空間において、線分を上辺とし、線分に対して第1方向且つ下方向に離れた第1下方線分を下辺とする第1斜面を生成し、第1斜面に第1表面画像を配置する面生成部と、仮想3次元空間に仮想カメラを設定する設定部と、第1表面画像が配置された第1斜面を含む、仮想カメラの視野内の光景を描画した仮想光景画像を表示する表示部と、を備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
等深線を構成し、幅方向のうちの第1方向が前記等深線よりも深い側を表し、第2方向が前記等深線よりも浅い側を表す線分を含む海図データを取得する取得部と、
仮想3次元空間において、前記線分を上辺とし、前記線分に対して前記第1方向且つ下方向に離れた第1下方線分を下辺とする第1斜面を生成し、前記第1斜面に第1表面画像を配置する面生成部と、
前記仮想3次元空間に仮想カメラを設定する設定部と、
前記第1表面画像が配置された前記第1斜面を含む、前記仮想カメラの視野内の光景を描画した仮想光景画像を表示する表示部と、
を備える、海図情報表示システム。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
前記面生成部は、さらに、前記線分を上辺とし、前記線分に対して前記第2方向且つ下方向に離れた第2下方線分を下辺とする第2斜面を生成し、前記第2斜面に第2表面画像を配置する、
請求項1に記載の海図情報表示システム。
【請求項3】
前記面生成部は、さらに、前記第1斜面及び前記第2斜面のそれぞれと側辺を共有する端面を生成し、前記端面に第3表面画像を配置する、
請求項2に記載の海図情報表示システム。
【請求項4】
前記面生成部は、前記第2方向に折れ曲がった、互いに連結された2つの前記線分の、2つの前記第1斜面のそれぞれと側辺を共有する中間面を生成し、前記中間面に前記第1表面画像を配置する、
請求項1に記載の海図情報表示システム。
【請求項5】
前記面生成部は、閉曲線を構成する複数の前記線分のうちの最終線分の後に、前記閉曲線に沿った延長線分を追加し、前記最終線分と前記延長線分についても前記中間面を生成する、
請求項4に記載の海図情報表示システム。
【請求項6】
前記第1表面画像は、前記線分と隣接した、前記仮想光景画像の背景よりも明度又は彩度が高い部分を含む、
請求項1に記載の海図情報表示システム。
【請求項7】
前記第1表面画像は、前記線分に近づくに従って明度又は彩度が高くなる部分を含む、
請求項1に記載の海図情報表示システム。
【請求項8】
前記第2表面画像は、前記第1表面画像よりも明度又は彩度が低い、
請求項2に記載の海図情報表示システム。
【請求項9】
前記第2表面画像は、前記仮想光景画像の背景と同色である、
請求項2に記載の海図情報表示システム。
【請求項10】
前記第3表面画像の前記第1斜面と隣接した部分は、前記第2斜面と隣接した部分よりも明度又は彩度が高い、
請求項3に記載の海図情報表示システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、海図情報表示システム、海図情報表示方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
撮影装置が出力する映像の水面上に付加表示情報を示す図形を載置するように重ねて表示するための3次元表示用データを生成し、描画することが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2018/216535号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、電子海図を表示するための海図データには、海岸線又は安全等深線などの等深線が含まれるが、単に等深線を表示するだけでは、等深線に対する深い側と浅い側をユーザが把握し難い場合がある。
【0005】
海図データに含まれる等深線は、全てが閉曲線ではないため、塗り潰しを行うことは難しく、また、等深線が閉曲線になるようにデータを加工することは、座礁防止の観点から好ましくない。
【0006】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その主な目的は、等深線に対する深い側と浅い側の識別性を向上させることが可能な海図情報表示システム、海図情報表示方法、及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明の一の態様の海図情報表示システムは、等深線を構成し、幅方向のうちの第1方向が前記等深線よりも深い側を表し、第2方向が前記等深線よりも浅い側を表す線分を含む海図データを取得する取得部と、仮想3次元空間において、前記線分を上辺とし、前記線分に対して前記第1方向且つ下方向に離れた第1下方線分を下辺とする第1斜面を生成し、前記第1斜面に第1表面画像を配置する面生成部と、前記仮想3次元空間に仮想カメラを設定する設定部と、前記第1表面画像が配置された前記第1斜面を含む、前記仮想カメラの視野内の光景を描画した仮想光景画像を表示する表示部と、を備える。これによれば、等深線に対する深い側と浅い側の識別性を向上させることが可能となる。
【0008】
上記態様において、前記面生成部は、さらに、前記線分を上辺とし、前記線分に対して前記第2方向且つ下方向に離れた第2下方線分を下辺とする第2斜面を生成し、前記第2斜面に第2表面画像を配置してもよい。これによれば、等深線に対する深い側と浅い側の識別性をさらに向上させることが可能となる。
【0009】
上記態様において、前記面生成部は、さらに、前記第1斜面及び前記第2斜面のそれぞれと側辺を共有する端面を生成し、前記端面に第3表面画像を配置してもよい。これによれば、斜面の立体感を表現することが可能となる。
【0010】
上記態様において、前記面生成部は、前記第2方向に折れ曲がった、互いに連結された2つの前記線分の、2つの前記第1斜面のそれぞれと側辺を共有する中間面を生成し、前記中間面に前記第1表面画像を配置してもよい。これによれば、斜面の連続性を表現することが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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