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公開番号2025158246
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-17
出願番号2024060607
出願日2024-04-04
発明の名称動画再生装置、装着装置、動画再生システム及びプログラム
出願人大日本印刷株式会社
代理人個人,個人
主分類H04N 5/93 20060101AFI20251009BHJP(電気通信技術)
要約【課題】動画の再生及び配置に関する工夫することで人の動画情報の受容効率の向上を図る動画再生装置、装着装置、動画再生システム及びプログラムを提供する。
【解決手段】動画再生装置1は、複数のウィンドウを並べて配置しウィンドウで動画を再生する動画再生部14と、複数のウィンドウのうち一のウィンドウの指定を受け付ける枠指定受付部17と、枠指定受付部17が受け付けた一のウィンドウで再生された動画の音声をスピーカ38に出力する音声出力部16と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の動画再生枠を並べて配置し前記動画再生枠で動画を再生する動画再生手段と、
複数の前記動画再生枠のうち一の前記動画再生枠の指定を受け付ける枠指定受付手段と、
前記枠指定受付手段が受け付けた前記一の動画再生枠で再生された前記動画の音声を音声出力部に出力する音声出力手段と、
を備える、動画再生装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
請求項1に記載の動画再生装置において、
一の動画に対する複数の再生位置を決定する再生位置決定手段と、
前記再生位置決定手段が決定した再生位置の数に応じた前記動画再生枠を所定領域に配置する再生枠配置手段と、
を備え、
前記動画再生手段は、前記再生位置決定手段が決定した前記再生位置の前記一の動画を、前記再生位置の順番に並べた各動画再生枠で再生する、動画再生装置。
【請求項3】
請求項2に記載の動画再生装置において、
前記再生枠配置手段は、前記再生位置の数の前記動画再生枠を格子状に配置し、
前記動画再生手段は、前記再生位置決定手段が決定した前記再生位置の前記一の動画を、画面の中央に位置する前記動画再生枠を中心として渦巻状になるように順番に配置した各動画再生枠で再生する、動画再生装置。
【請求項4】
請求項2に記載の動画再生装置において、
各動画再生枠で再生する前記一の動画の前記再生位置に関する情報を、各動画再生枠の近傍に出力する再生情報出力手段を備える、動画再生装置。
【請求項5】
請求項2に記載の動画再生装置において、
前記動画再生手段は、前記枠指定受付手段が受け付けた前記一の動画再生枠を除く、他の前記動画再生枠で再生する前記一の動画の再生速度を、前記一の動画再生枠で再生する前記一の動画の再生速度よりも遅くして再生する、動画再生装置。
【請求項6】
請求項1に記載の動画再生装置において、
異なる再生速度に対応した複数の前記動画再生枠を所定領域に配置する再生枠配置手段を備え、
前記動画再生手段は、前記枠指定受付手段が受け付けた前記一の動画再生枠に対応する再生速度の前記一の動画を、複数の前記動画再生枠で再生する、動画再生装置。
【請求項7】
請求項6に記載の動画再生装置において、
前記再生枠配置手段は、遅い再生速度から速い再生速度の順番に複数の前記動画再生枠を並べて配置し、
前記動画再生手段は、前記枠指定受付手段が受け付けた前記一の動画再生枠が、再生中の再生速度よりも遅い再生速度が設定された動画再生枠である場合に、前記一の動画を所定時間巻き戻して複数の前記動画再生枠で再生する、動画再生装置。
【請求項8】
請求項1に記載の動画再生装置において、
再生する複数の動画の数に応じた前記動画再生枠を所定領域に配置する再生枠配置手段と、
前記複数の動画の音声をテキストに変換するテキスト変換手段と、
を備え、
前記動画再生手段は、前記再生枠配置手段が配置した各動画再生枠で各動画を再生し、
各動画再生枠の近傍位置に、前記テキスト変換手段が変換した各動画再生枠に再生中の各動画の前後の音声に対応する前記テキストを含む、動画テキストを出力する動画テキスト出力手段を備える、動画再生装置。
【請求項9】
請求項8に記載の動画再生装置において、
前記動画テキスト出力手段は、前記動画再生枠を挟んで配置された前記動画テキストを出力する領域に、前記動画の再生に応じて前記動画テキストをスクロールして出力する、動画再生装置。
【請求項10】
請求項9に記載の動画再生装置において、
前記動画テキストに対するスクロール補助操作を受け付ける補助操作受付手段を備え、
前記動画再生手段は、前記補助操作受付手段が受け付けた前記スクロール補助操作に応じた再生速度で、前記動画テキストに対応した前記動画再生枠で前記動画を再生する、動画再生装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、動画再生装置、装着装置、動画再生システム及びプログラムに関する。
続きを表示(約 5,100 文字)【背景技術】
【0002】
現在、動画の普及が加速している。動画の視聴は、本能に近い認知処理であり、情報共有や教育において情報を受容しやすい手段のひとつである。今後も、会議、セミナー、研修、マニュアル、教育等に関する様々な動画コンテンツの普及が進んでいくと考えられる。また、生成AIの利用によって動画作成がより容易になると考えられる。そして、視界に常時ディスプレイが存在するMR(Mixed Reality)デバイスの普及等、動画を視聴しながら生活する未来が訪れる可能性は高い。
動画の視聴における問題は、「視聴するまで内容がわからないこと」及び「視聴には目と耳の集中が必要であること」である。現状、読書のような自由な飛ばし読みや戻り読みによる効率化は難しく、その動画の視聴要否を判断できるのは、視聴し終えてからになってしまう。また、視聴中は、目と耳を独占されるため、他のことができず時間的拘束が著しい。
【0003】
効率的に動画を見るシチュエーションは、例えば、監視カメラで撮影した動画の閲覧でも同様に生じる。そのような中で、効率的に動画が閲覧でき、後日確認時の閲覧性を向上するための監視カメラにおける動画閲覧方法について開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6446006号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の方法は、撮影した映像データについて連結や削除等の編集をした上で複数の映像を並べて配置していた。そのため、編集していない動画を視聴するものではない。
【0006】
そこで、本発明は、動画の再生及び配置に関する工夫することで人の動画情報の受容効率の向上を図る動画再生装置、装着装置、動画再生システム及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。
第1の発明は、複数の動画再生枠を並べて配置し前記動画再生枠で動画を再生する動画再生手段と、複数の前記動画再生枠のうち一の前記動画再生枠の指定を受け付ける枠指定受付手段と、前記枠指定受付手段が受け付けた前記一の動画再生枠で再生された前記動画の音声を音声出力部に出力する音声出力手段と、を備える、動画再生装置である。
第2の発明は、第1の発明の動画再生装置において、一の動画に対する複数の再生位置を決定する再生位置決定手段と、前記再生位置決定手段が決定した再生位置の数に応じた前記動画再生枠を所定領域に配置する再生枠配置手段と、を備え、前記動画再生手段は、前記再生位置決定手段が決定した前記再生位置の前記一の動画を、前記再生位置の順番に並べた各動画再生枠で再生する、動画再生装置である。
第3の発明は、第2の発明の動画再生装置において、前記再生枠配置手段は、前記再生位置の数の前記動画再生枠を格子状に配置し、前記動画再生手段は、前記再生位置決定手段が決定した前記再生位置の前記一の動画を、画面の中央に位置する前記動画再生枠を中心として渦巻状になるように順番に配置した各動画再生枠で再生する、動画再生装置である。
第4の発明は、第2の発明又は第3の発明の動画再生装置において、各動画再生枠で再生する前記一の動画の前記再生位置に関する情報を、各動画再生枠の近傍に出力する再生情報出力手段を備える、動画再生装置である。
第5の発明は、第2の発明から第4の発明までのいずれかの動画再生装置において、前記動画再生手段は、前記枠指定受付手段が受け付けた前記一の動画再生枠を除く、他の前記動画再生枠で再生する前記一の動画の再生速度を、前記一の動画再生枠で再生する前記一の動画の再生速度よりも遅くして再生する、動画再生装置である。
第6の発明は、第1の発明の動画再生装置において、異なる再生速度に対応した複数の前記動画再生枠を所定領域に配置する再生枠配置手段を備え、前記動画再生手段は、前記枠指定受付手段が受け付けた前記一の動画再生枠に対応する再生速度の前記一の動画を、複数の前記動画再生枠で再生する、動画再生装置である。
第7の発明は、第6の発明の動画再生装置において、前記再生枠配置手段は、遅い再生速度から速い再生速度の順番に複数の前記動画再生枠を並べて配置し、前記動画再生手段は、前記枠指定受付手段が受け付けた前記一の動画再生枠が、再生中の再生速度よりも遅い再生速度が設定された動画再生枠である場合に、前記一の動画を所定時間巻き戻して複数の前記動画再生枠で再生する、動画再生装置である。
第8の発明は、第1の発明の動画再生装置において、再生する複数の動画の数に応じた前記動画再生枠を所定領域に配置する再生枠配置手段と、前記複数の動画の音声をテキストに変換するテキスト変換手段と、を備え、前記動画再生手段は、前記再生枠配置手段が配置した各動画再生枠で各動画を再生し、各動画再生枠の近傍位置に、前記テキスト変換手段が変換した各動画再生枠に再生中の各動画の前後の音声に対応する前記テキストを含む、動画テキストを出力する動画テキスト出力手段を備える、動画再生装置である。
第9の発明は、第8の発明の動画再生装置において、前記動画テキスト出力手段は、前記動画再生枠を挟んで配置された前記動画テキストを出力する領域に、前記動画の再生に応じて前記動画テキストをスクロールして出力する、動画再生装置である。
第10の発明は、第9の発明の動画再生装置において、前記動画テキストに対するスクロール補助操作を受け付ける補助操作受付手段を備え、前記動画再生手段は、前記補助操作受付手段が受け付けた前記スクロール補助操作に応じた再生速度で、前記動画テキストに対応した前記動画再生枠で前記動画を再生する、動画再生装置である。
第11の発明は、第1の発明から第10の発明までのいずれかの動画再生装置において、前記動画再生手段は、前記動画再生枠の動画の再生位置が最後尾に到達した場合に、先頭に戻って再度再生する、動画再生装置である。
第12の発明は、第1の発明の動画再生装置において、一の動画に対して複数のシーンを設定するシーン設定手段と、前記シーン設定手段が設定したシーンの数に応じた複数の前記動画再生枠を所定領域に配置する再生枠配置手段と、を備え、前記動画再生手段は、前記シーン設定手段が設定した各シーンの前記一の動画を、シーンの順番に並べた各動画再生枠で再生する、動画再生装置である。
第13の発明は、第12の発明の動画再生装置において、前記再生枠配置手段は、ユーザの周囲を囲むように複数の前記動画再生枠を配置する、動画再生装置である。
第14の発明は、第12の発明又は第13の発明の動画再生装置において、各シーンの動画の音声をテキストに変換するテキスト変換手段と、各動画再生枠の近傍位置に、前記テキスト変換手段が変換した各動画再生枠に再生中の前記一の動画の前後の音声に対応する前記テキストを含む、動画テキストを出力する動画テキスト出力手段と、を備える、動画再生装置である。
第15の発明は、第12の発明から第14の発明までのいずれかの動画再生装置において、前記動画再生手段は、前記動画再生枠の前記一の動画の再生位置が各シーンの末尾に到達した場合に、各シーンの先頭に戻って再度再生する、動画再生装置である。
第16の発明は、第1の発明から第15の発明までのいずれかの動画再生装置において、前記音声出力手段は、前記枠指定受付手段が受け付けた前記一の動画再生枠を除く他の前記動画再生枠で再生される前記動画の音声の音量を、前記一の動画再生枠で再生される前記動画の音声の音量よりも小さい音量で、前記音声出力部に出力する、動画再生装置である。
第17の発明は、第1の発明から第16の発明までのいずれかの動画再生装置において、前記枠指定受付手段が受け付けた前記一の動画再生枠の大きさを、他の前記動画再生枠の大きさよりも大きくする再生枠変更手段を備える、動画再生装置である。
第18の発明は、第1の発明から第17の発明までのいずれかの動画再生装置において、ユーザの視線位置を検出する視線検出手段を備え、前記枠指定受付手段は、前記視線検出手段が検出した前記視線位置にある前記動画再生枠を前記一の動画再生枠として受け付ける、動画再生装置である。
第19の発明は、第1の発明から第17の発明までのいずれかの動画再生装置において、前記枠指定受付手段は、入力部を介して前記一の動画再生枠の指定を受け付ける、動画再生装置である。
第20の発明は、ユーザの頭部に装着する装着装置であって、表示部と、前記表示部の画面を基準として前記ユーザの目とは反対側である前記画面の前方領域を撮影する撮影部と、一の動画に対して複数のシーンを設定するシーン設定手段と、前記シーン設定手段が設定したシーンの数に応じた複数の動画再生枠を前記ユーザの周囲を囲むように配置する再生枠配置手段と、前記シーン設定手段が設定した各シーンの前記一の動画を、前記再生枠配置手段が配置しシーンの順番に並べた各動画再生枠で再生する動画再生手段と、撮影部の撮影画像から前記ユーザの方向を判定する方向判定手段と、前記方向判定手段が判定した前記ユーザの方向の周囲に位置する各動画再生枠を、前記表示部に出力する動画表示手段と、前記方向判定手段が判定した方向に有する前記動画再生枠を一の前記動画再生枠として受け付ける枠指定受付手段と、前記枠指定受付手段が受け付けた前記一の動画再生枠で再生された前記動画の音声を音声出力部に出力する音声出力手段と、を備える、装着装置である。
第21の発明は、複数の動画再生枠を並べて配置し前記動画再生枠で動画を再生する動画再生手段と、複数の前記動画再生枠のうち一の前記動画再生枠の指定を受け付ける枠指定受付手段と、前記枠指定受付手段が受け付けた前記一の動画再生枠で再生された前記動画の音声を音声出力装置に出力する音声出力手段と、を備える、動画再生システムである。
第22の発明は、第1の発明から第19の発明までのいずれかの動画再生装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、動画の再生及び配置に関する工夫することで人の動画情報の受容効率の向上を図る動画再生装置、装着装置、動画再生システム及びプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態に係る動画再生装置の機能ブロック図である。
第1実施形態に係る動画再生装置の動画再生処理を示すフローチャートである。
第1実施形態に係る動画再生装置の表示例を示す図である。
第1実施形態に係る動画再生装置の他の表示例を示す図である。
第2実施形態に係る動画再生装置の機能ブロック図である。
第2実施形態に係る動画再生装置の動画再生処理を示すフローチャートである。
第2実施形態に係る動画再生装置の表示例を示す図である。
第3実施形態に係る動画再生装置の機能ブロック図である。
第3実施形態に係る動画再生装置の動画再生処理を示すフローチャートである。
第3実施形態に係る動画再生装置の操作処理を示すフローチャートである。
第3実施形態に係る動画再生装置の表示例を示す図である。
第4実施形態に係る動画再生装置の機能ブロック図である。
第4実施形態に係る動画再生装置の動画再生処理を示すフローチャートである。
第4実施形態に係る動画再生装置が生成する仮想空間の例を示す図である。
変形形態に係る動画再生システムの全体構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための形態について、図を参照しながら説明する。なお、これは、あくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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