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公開番号2025155145
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-14
出願番号2024058685
出願日2024-04-01
発明の名称フィルター
出願人住友化学株式会社
代理人弁理士法人アスフィ国際特許事務所
主分類B01J 20/22 20060101AFI20251006BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約【課題】基材に金属有機構造体を担持したフィルターであって、吸着性能に優れたフィルターを提供することを目的とする。
【解決手段】基材に金属有機構造体が担持されたフィルターであって、フィルターに含まれる対象元素の合計量に対する、前記金属有機構造体の金属元素Mの量(モル%)の、蛍光X線分析によって測定される変動係数が、0%超50%以下であり、前記対象元素は、O及びC以外の元素であって、蛍光X線分析においてピーク強度が1cps以上である元素であるフィルター。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
基材に金属有機構造体が担持されたフィルターであって、
フィルターに含まれる対象元素の合計量に対する、前記金属有機構造体の金属元素Mの量(モル%)の、蛍光X線分析によって測定される変動係数が、0%超50%以下であり、
前記対象元素は、O及びC以外の元素であって、蛍光X線分析においてピーク強度が1cps以上である元素であるフィルター。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
前記基材に、前記金属有機構造体の金属元素Mとして含まれる金属元素と同一の金属元素が含まれない、または
前記基材に、前記金属有機構造体の金属元素Mとして含まれる金属元素と同一の金属元素Lxが含まれており、前記金属元素Lxの含有量は、基材中に含まれる全金属元素中5モル%以下である請求項1に記載のフィルター。
【請求項3】
前記基材に金属元素Lが含まれ、前記金属元素LはMg、Ca、Si、Fe、Na及びAlよりなる群から選ばれる少なくとも1種の金属であり、
前記金属有機構造体の金属元素Mは、長周期型周期表第4~6周期且つ第3~12族の元素、Al、Ga、及びInよりなる群から選ばれる少なくとも1種である請求項1または2に記載のフィルター。
【請求項4】
前記金属元素MはAlである請求項1または2に記載のフィルター。
【請求項5】
前記金属有機構造体を構成する有機配位子がR(COO



(Rはn価の基であり、nは2以上の整数)である請求項4に記載のフィルター。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、基材に金属有機構造体を担持したフィルターに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
金属有機構造体(Metal Organic Frameworks;以下、MOFともいう)は、多孔性配位高分子(Porous Coordination Polymer)とも呼ばれ、金属イオンと有機配位子との配位結合により多孔性の構造を形成する材料の一つであり、ガスを吸脱着する性質を活かした用途への応用や、触媒等への応用が期待されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、表面に金属有機構造体を付着させた吸湿板を、調湿装置の一部材として用いたことが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
韓国特許公報10-2020-0140435号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1では、金属有機構造体などの吸湿体を分散させた溶液に吸湿板を浸して取り出した後、乾燥させ、必要に応じて加熱処理で硬化させて、表面に吸湿体を付着させた吸湿板を製造できることが記載される。しかし、本発明者らが検討したところ、このような吸湿板は、水等の被吸着体を吸着する性能(以下、吸着性能ともいう)が十分でない場合があることが明らかになった。
【0006】
そこで、本開示は基材に金属有機構造体を担持したフィルターであって、吸着性能に優れたフィルターを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を達成した本開示は以下の通りである。
[1]基材に金属有機構造体が担持されたフィルターであって、
フィルターに含まれる対象元素の合計量に対する、前記金属有機構造体の金属元素Mの量(モル%)の、蛍光X線分析によって測定される変動係数が、0%超50%以下であり、
前記対象元素は、O及びC以外の元素であって、蛍光X線分析においてピーク強度が1cps以上である元素であるフィルター。
[2]前記基材に、前記金属有機構造体の金属元素Mとして含まれる金属元素と同一の金属元素が含まれない、または
前記基材に、前記金属有機構造体の金属元素Mとして含まれる金属元素と同一の金属元素Lxが含まれており、前記金属元素Lxの含有量は、基材中に含まれる全金属元素中5モル%以下である[1]に記載のフィルター。
[3]前記基材に金属元素Lが含まれ、前記金属元素LはMg、Ca、Si、Fe、Na及びAlよりなる群から選ばれる少なくとも1種の金属であり、
前記金属有機構造体の金属元素Mは、長周期型周期表第4~6周期且つ第3~12族の元素、Al、Ga、及びInよりなる群から選ばれる少なくとも1種である[1]または[2]に記載のフィルター。
[4]前記金属元素MはAlである[1]~[3]のいずれかに記載のフィルター。
[5]前記金属有機構造体を構成する有機配位子がR(COO



(Rはn価の基であり、nは2以上の整数)である[4]に記載のフィルター。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、吸着性能に優れたフィルターを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例で用いた基材の断面形状を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<フィルター>
本開示のフィルターは、基材に金属有機構造体が担持されており、フィルターに含まれる対象元素の合計量に対する、前記金属有機構造体の金属元素Mの量(モル%)の変動係数が0%超50%以下である。フィルターに含まれる対象元素の合計量に対する金属元素Mの量(モル%)は、蛍光X線分析によって測定され、複数の測定点での金属元素Mの量の測定結果から変動係数を算出する。前記した対象元素は、O及びC以外の元素であって、蛍光X線分析においてピーク強度が1cps以上となる元素である。蛍光X線分析は、後述の実施例で記載した装置と条件にて行うものとする。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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