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公開番号
2025154829
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-10
出願番号
2024058044
出願日
2024-03-29
発明の名称
積層部品の整列方法およびその整列方法を用いた積層セラミック電子部品の製造方法。
出願人
京セラ株式会社
代理人
個人
主分類
H01G
13/00 20130101AFI20251002BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】 積層部品を効率的に整列させることができる積層部品の整列方法および積層セラミック電子部品の製造方法を提供する。
【解決手段】 上面に凹部15が設けられたパレット14を準備し、内部電極層5が積層された積層部品を凹部15に収納し、上面に略垂直な磁界をパレット14に通過させて、積層部品を凹部15内で方向整列させる。また、積層セラミック電子部品の製造方法は、積層部品の製造方法によって整列された積層部品を含み、整列された積層部品の表面に加工処理を行った後、積層部品を焼成して積層セラミック電子部品を製造する。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
上面に凹部が設けられたパレットを準備し、
磁性体層が積層された積層部品を前記凹部に収納し、
前記上面に略垂直な磁界を前記パレットに通過させて、前記磁性体層方向と前記磁界の方向とが一致するように前記積層部品を前記凹部内で方向整列させる、積層部品の整列方法。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
前記磁界は、前記パレットの上方および下方、または上方および下方のいずれか一方に配置された磁石によって形成された磁界である、請求項1に記載の積層部品の整列方法。
【請求項3】
前記磁界は、前記パレットの上方および下方のいずれか一方に配置された磁石と、前記パレットの上方および下方のいずれか他方に配置された対向ヨークとによって形成された磁界である、請求項1に記載の積層部品の整列方法。
【請求項4】
前記磁界は、前記パレットの上方および下方のいずれか一方に配置された磁石と、前記磁石の2つの磁極にそれぞれ対向する2つの対向部を有するU字状の連結ヨークとによって形成された磁界である、請求項1に記載の積層部品の整列方法。
【請求項5】
前記凹部は蓋で覆われている、請求項1に記載の積層部品の整列方法。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか1つに記載の積層部品の整列方法によって整列された積層部品を含み、
前記整列された積層部品の表面に加工処理を行った後、前記積層部品を焼成して積層セラミック電子部品を製造する、積層セラミック電子部品の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、積層部品の整列方法およびその整列方法を用いた積層セラミック電子部品の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
積層セラミックコンデンサなどの積層部品は、電子部品として重要なものであり、その製造工程において、素体部品の端面または側面を研磨したり、保護層などを付与したりする加工工程がある。この加工工程の前には、複数の素体部品を回転させて被加工面が一定の向きとなるように、素体部品を整列させる必要がある。
【0003】
整列方法として、磁石を用いる方法が知られており、例えば、特許文献1には、積層部品の平面寸法より大きな凹状のポケットを設けた非磁性体のパレットの底面に沿って、底面の外部で磁石をさせることにより、前記ポケット内に収容された積層部品を、ポケットの内部で吸引横転するようにして、積層部品を整列させる整列方法が記載されている。
【0004】
特開2003-7574号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の方法では、磁石をパレットの底面に沿って、底面の外部で磁石を移動させるため、磁力線が積層部品に対して直角でない磁界を積層部品に通過させることになり、ポケット内で積層部品の横転が十分に行われず、積層部品を所定の向きに整列させるためには、複数回の磁石の移動が必要となる。そのため、効率的な整列方法が求められている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る積層部品の整列方法は、上面に凹部が設けられたパレットを準備し、磁性体層が積層された積層部品を前記凹部に収納し、前記上面に略垂直な磁界を前記パレットに通過させて、前記積層部品を前記凹部内で起立させる。
【0007】
本開示の積層セラミック電子部品の製造方法は、上記の積層部品の整列方法によって整列された積層部品を含み、前記整列された積層部品の表面に加工処理を行った後、積層部品を焼成して積層セラミック電子部品を製造する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、前気パレットに作用する前記パレット面に略垂直な磁界を前記パレットに対して通過させるので、積層部品を凹部内で起立させて積層部品を磁力によって整列させることができ、効率的に積層部品を整列させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
積層セラミックコンデンサの斜視図である。
積層セラミックコンデンサの斜視図である。
積層セラミックコンデンサの斜視図である。
積層セラミックコンデンサの斜視図である。
積層セラミックコンデンサの斜視図である。
パレットの平面図である。
図1Cの素体部品が収容された凹部の断面図である。
本実施形態の整列方法を説明する概略図である。
従来技術の整列方法を説明する概略図である。
磁束線が凹部に垂直な磁界であることを示す模式図である。
コの字型の磁石で素体部品を整列させる方法を説明する概略図である。
コの字型の磁石で素体部品を整列させる方法を説明する概略図である。
パレットの底面下側に、対向ヨークを位置させた例を示す模式図である。
パレット4の底面側の対向ヨークを、パレットの上方にU字状のヨークを設けた例を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しつつ、本開示の積層部品の整列方法および積層セラミック電子部品の製造方法の実施形態について説明する。なお、以下では、積層部品の一例として積層セラミックコンデンサについて説明するが、本開示の対象となる積層部品は、積層セラミックコンデンサに限られず、積層型圧電素子、積層サーミスタ素子、積層チップコイル、およびセラミック多層基板など強磁性体層を有する様々な積層部品に適用することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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