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公開番号
2025153629
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-10
出願番号
2024056196
出願日
2024-03-29
発明の名称
建具
出願人
三和シヤッター工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
E05B
49/00 20060101AFI20251002BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】ドアノブなどの突出部による意匠性の制約を減らし、外観意匠の自由度を高める。
【解決手段】扉体2と、扉体2を開閉可能に支持する枠体3と、扉体2の室外面の側方に並ぶように枠体3側に設けられる袖パネル42と、扉体2を施解錠する電気式又は電子式の錠装置5と、を備える建具1であって、扉体2は、室外面及び室内面のうち少なくとも一方が、突出部のないフラットな表面を有し、袖パネル42は、室外側がフラットな表面からなり、表面に形成される開口42aには、認証装置9が設けられ、認証装置9は、画面の起動に応じてキー手段の認証を行い、キー手段を承認すると、錠装置5を解錠させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
扉体と、
前記扉体を開閉可能に支持する枠体と、
前記扉体の室外面の側方に並ぶように前記枠体側に設けられる袖パネルと、
前記扉体を施解錠する電気式又は電子式の錠装置と、を備える建具であって、
前記扉体は、前記室外面及び室内面のうち少なくとも一方が、突出部のないフラットな表面を有し、
前記袖パネルは、室外側がフラットな表面からなり、表面に形成される開口には、認証手段が設けられ、
前記認証手段は、画面の起動に応じてキー手段の認証を行い、前記キー手段を承認すると、前記錠装置を解錠させることを特徴とする建具。
続きを表示(約 530 文字)
【請求項2】
前記袖パネルの表面には、透過性シートが設けられ、前記認証手段の少なくとも一部が前記透過性シートで覆われることを特徴とする請求項1に記載の建具。
【請求項3】
前記扉体は、開き戸であり、
前記扉体の開放側の表面には、表面から突出しない手掛けが設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の建具。
【請求項4】
前記枠体、前記袖パネル又は前記扉体の室内面には、前記錠装置を操作可能な錠操作手段が設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の建具。
【請求項5】
前記扉体を自動で開閉させる電動開閉手段を更に備え、
前記認証手段は、前記キー手段を承認すると、前記扉体を自動で開閉させることを特徴とする請求項1又は2に記載の建具。
【請求項6】
前記枠体、前記袖パネル又は前記扉体の室内面には、前記電動開閉手段を操作可能な自動開閉操作手段が設けられることを特徴とする請求項5に記載の建具。
【請求項7】
前記認証手段は、表示画面による絵、文字、記号、マーク等の視認可能な表示、および/または音声報知がなされることを特徴とする請求項1又は2に記載の建具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ホテル用ドア、マンション用ドアなどに適用される建具に関する。
続きを表示(約 3,000 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、ホテル用ドア、マンション用ドアなどに適用される建具では、高い機能性や意匠性が求められるようになってきている。例えば、特許文献1には、扉体を自動で開閉させる電動開閉手段(電動ドアクローザ)を備える建具が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-190158号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に示されるような従来の建具では、扉体の室外面や室内面に設けられるドアノブなどの突出部が意匠的な制約となっており、改善の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、扉体と、前記扉体を開閉可能に支持する枠体と、前記扉体の室外面の側方に並ぶように前記枠体側に設けられる袖パネルと、前記扉体を施解錠する電気式又は電子式の錠装置と、を備える建具であって、前記扉体は、前記室外面及び室内面のうち少なくとも一方が、突出部のないフラットな表面を有し、前記袖パネルは、室外側がフラットな表面からなり、表面に形成される開口には、認証手段が設けられ、前記認証手段は、画面の起動に応じてキー手段の認証を行い、前記キー手段を承認すると、前記錠装置を解錠させることを特徴とする建具である。
請求項2の発明は、前記袖パネルの表面には、透過性シートが設けられ、前記認証手段の少なくとも一部が前記透過性シートで覆われることを特徴とする請求項1に記載の建具である。
請求項3の発明は、前記扉体は、開き戸であり、前記扉体の開放側の表面には、表面から突出しない手掛けが設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の建具である。
請求項4の発明は、前記枠体、前記袖パネル又は前記扉体の室内面には、前記錠装置を操作可能な錠操作手段が設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の建具である。
請求項5の発明は、前記扉体を自動で開閉させる電動開閉手段を更に備え、前記認証手段は、前記キー手段を承認すると、前記扉体を自動で開閉させることを特徴とする請求項1又は2に記載の建具である。
請求項6の発明は、前記枠体、前記袖パネル又は前記扉体の室内面には、前記電動開閉手段を操作可能な自動開閉操作手段が設けられることを特徴とする請求項5に記載の建具である。
請求項7の発明は、前記認証手段は、表示画面による絵、文字、記号、マーク等の視認可能な表示、および/または音声報知がなされることを特徴とする請求項1又は2に記載の建具である。
【発明の効果】
【0006】
請求項1の発明によれば、建具は、扉体の室外面及び室内面のうち少なくとも一方が突出部のないフラットな表面を有し、かつ、袖パネルの室外側がフラットな表面からなるので、ドアノブなどの突出部による意匠性の制約を減らし、外観意匠の自由度を高めることができる。また、建具は、画面の起動に応じてキー手段の認証を行う認証手段を備え、キー手段の承認により錠装置を解錠させるので、キー手段によるスムーズな解錠操作が可能となる。また、袖パネルは、フラットな室外側の表面に開口を有し、この開口に認証手段が設けられるので、袖パネルの意匠性を損なうことなく認証手段を配置できる。
請求項2の発明によれば、袖パネルの表面には、透過性シートが設けられ、認証手段の少なくとも一部が透過性シートで覆われるので、通常時は、認証手段の少なくとも一部を隠蔽しつつ、認証時は、光を透過させて認証手段による認証を適切に行うことができる。
請求項3の発明によれば、扉体は、開き戸であり、扉体の開放側の表面には、表面から突出しない手掛けが設けられるので、扉体の開放側の表面に突出部を設けることなく、扉体の開放操作を行うことができる。
請求項4の発明によれば、枠体、袖パネル又は扉体の室内面には、錠装置を操作可能な錠操作手段が設けられるので、室内側の操作で扉体の施解錠を行うことができる。
請求項5の発明によれば、建具は、扉体を自動で開閉させる電動開閉手段を更に備え、認証手段は、キー手段を承認すると、扉体を自動で開閉させるので、扉体の手動開閉操作が不要になる。
請求項6の発明によれば、枠体、袖パネル又は扉体の室内面には、電動開閉手段を操作可能な自動開閉操作手段が設けられるので、室内側の操作で扉体を自動で開閉させることができる。
請求項7の発明によれば、認証手段では、絵、文字、記号、マーク等の表示、および/または音声報知がなされるので、例えば、扉体が自動開閉する際の警告表示、災害時の避難誘導表示、ホテルのドアサインプレート表示(「起こさないでください」など)、室内の異常表示などに利用できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施形態に係る建具を室外側から見た図である。
本発明の実施形態に係る建具を室内側から見た図である。
本発明の実施形態に係る建具の横断面図である。
本発明の実施形態に係る建具の扉部の縦断面図である。
本発明の実施形態に係る建具の袖パネル部の縦断面図である。
本発明の実施形態に係る建具の制御構成を示すブロック図である。
第二の実施の形態に係る建具の制御構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(建具)
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1~図6において、1は本発明の実施形態に係る建具であって、該建具1は、ホテル用ドアに適用可能されるが、本発明の建具1は、ホテル用ドアに限定されるものではなく、マンション用ドアなどにも適用することができる。
【0009】
図1~図6に示すように、建具1は、扉体2と、枠体3と、袖部4と、錠装置5と、電動開閉装置(電動開閉手段)6と、室内操作ボタン7(錠操作手段、自動開閉操作手段)と、人感センサ8と、認証装置(認証手段)9と、制御ユニット10と、を備える。因みに人感センサ8は、ユーザーからの要求があった場合に取り付けられるオプション仕様として採用されるものであって、設けても設けていなくてもよい。
【0010】
(扉体)
本実施形態の扉体2は、開き戸である。ホテル用ドアに適用される本実施形態の扉体2は、蝶番21を支点とする室内側への回動により開閉される。なお、マンション用ドアに適用される扉体2は、室外側への回動により開閉される。また、本発明の扉体2は、開き戸に限定されるものではなく、引き戸や折り戸等の各種の扉体にも適用することができる。また扉体2が開き戸である場合、開閉方向は、本実施形態のように室外側のものに限定されず室内側であっても勿論よい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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