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公開番号
2025167500
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-07
出願番号
2024072175
出願日
2024-04-26
発明の名称
上吊式引戸
出願人
スガツネ工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E05F
1/16 20060101AFI20251030BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】クローザの取り外し、補修等のメンテナンスを容易にすることができる上吊式引戸を提供する。
【解決手段】枠の上部に配置されるガイドレール2と、ガイドレール2に沿って転動し、引戸3が吊り下げられる戸先側戸車6及び戸尻側戸車7と、引戸3の上部に内蔵され、駆動部から引き出された駆動索9が枠の上部に固定されるクローザ8と、を備える上吊式引戸において、クローザ8の本体ケース11を引戸3の角部に形成された上側及び戸先側に開口する収納凹部3aに収納可能にし、クローザ8の駆動索9の駆動部からの引出開始位置Pを戸先側戸車6の引戸3を支持する軸34よりも戸先側に配置し、戸先側戸車6に引戸3を吊り下げた状態で、クローザ8の本体ケース11を引戸3から取り外し可能に設ける。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
枠の上部に配置されるガイドレールと、
前記ガイドレールに沿って転動し、引戸が吊り下げられる戸先側戸車及び戸尻側戸車と、
前記引戸の上部に内蔵され、駆動部から引き出された駆動索が前記枠の上部に固定されるクローザと、を備える上吊式引戸において、
前記クローザの本体ケースを前記引戸の角部に形成された上側及び戸先側に開口する収納凹部に収納可能にし、
前記クローザの前記駆動索の前記駆動部からの引出開始位置を前記戸先側戸車の前記引戸を支持する軸よりも戸先側に配置し、
前記戸先側戸車に前記引戸を吊り下げた状態で、前記クローザの前記本体ケースを前記引戸から取り外し可能に設けた上吊式引戸。
続きを表示(約 360 文字)
【請求項2】
前記クローザの前記本体ケースを前記戸先側戸車の前記軸に取り付けられる引戸支持部材よりも戸先側に配置することを特徴とする請求項1に記載の上吊式引戸。
【請求項3】
前記収納凹部には、前記クローザの前記本体ケースが収納される本体ケース収納部と、前記戸先側戸車の前記引戸支持部材が収納される引戸支持部材収納部が形成されることを特徴とする請求項2に記載の上吊式引戸。
【請求項4】
前記戸先側戸車には、前記ガイドレールに固定されるトリガを捕捉可能なキャッチを有し、前記引戸に少なくとも閉じ方向の力を与える引込み装置が取り付けられ、
前記駆動索の水平線に対する傾斜角が、前記引戸が閉じるにしたがって漸次大きくなることを特徴とする請求項1又は2に記載の上吊式引戸。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、開いた引戸を自動的に閉じるクローザを備える上吊式引戸に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、上吊式引戸は、枠の上部に設置されたガイドレールと、ガイドレールに沿って転動し、引戸が吊り下げられる戸先側戸車及び戸尻側戸車と、を備える。開いた引戸を自動的に閉じるために、クローザが設けられる。クローザは、駆動索が引き出される駆動部と、駆動部が収納される本体ケースと、を備える。駆動部は、駆動索を巻き付けたリールと、リールを回転させるゼンマイと、を備える。引戸を開いて駆動索を引き出すと、ゼンマイが巻き締められてゼンマイのバネ力が蓄積される。引戸を解放すると、ゼンマイのバネ力によって駆動索が引き戻され、引戸が自動的に閉じる。
【0003】
クローザには、本体ケースを枠に取り付け、駆動部から引き出された駆動索を引戸に取り付けるタイプと、本体ケースを引戸に取り付け、駆動部から引き出された駆動索を枠に取り付けるタイプがある。
【0004】
特許文献1には、本体ケースを引戸に取り付け、駆動部から引き出された駆動索を枠に取り付けた上吊式引戸が開示されている。特許文献1の上吊式引戸において、引戸の角部に上側及び戸先側に開口する収納凹部を形成し、この収納凹部にクローザの本体ケースを取り外し可能に取り付けている。そして、本体ケースに上側と戸先側に開口する戸車収納部を形成し、この戸車収納部に戸車の支持部材を取り外し可能に取り付けている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2008-63764号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、特許文献1の上吊式引戸において、クローザの内部機構にトラブルがあって補修の必要がある場合、まず戸車の支持部材を本体ケースから取り外し、その後、本体ケースを引戸から取り外さなければならない。このため、戸車に引戸を吊り下げた状態で、引戸からクローザを取り外すことができず、クローザの取り外し、補修等のメンテナンスに労力を要していた。
【0007】
本発明は、上記の課題を鑑みてなされたものであり、クローザの取り外し、補修等のメンテナンスを容易にすることができる上吊式引戸を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、枠の上部に配置されるガイドレールと、前記ガイドレールに沿って転動し、引戸が吊り下げられる戸先側戸車及び戸尻側戸車と、前記引戸の上部に内蔵され、駆動部から引き出された駆動索が前記枠の上部に固定されるクローザと、を備える上吊式引戸において、前記クローザの本体ケースを前記引戸の角部に形成された上側及び戸先側に開口する収納凹部に収納可能にし、前記クローザの前記駆動索の前記駆動部からの引出開始位置を前記戸先側戸車の前記引戸を支持する軸よりも戸先側に配置し、前記戸先側戸車に前記引戸を吊り下げた状態で、前記クローザの前記本体ケースを前記引戸から取り外し可能に設けた上吊式引戸である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、戸先側戸車に引戸を吊り下げた状態で、クローザの本体ケースを引戸から取り外すことができる。したがって、クローザの取り外し、補修等のメンテナンスを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係る上吊式引戸の正面図である。
上吊式引戸の引戸に沿った断面図である。
上吊式引戸の主要部の拡大図である。
上吊式引戸の主要部の分解斜視図である。
クローザの取付状態を示す拡大断面図である。
引戸が閉じ位置にあるときの上吊式引戸を示す図である。
引戸が開き位置にあるときの上吊式引戸を示す図である。
(a)(b)(c)は駆動索の傾斜角の変化を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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