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公開番号2025153493
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-10
出願番号2024056005
出願日2024-03-29
発明の名称建具及び建具の施工方法
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人
主分類E06B 3/964 20060101AFI20251002BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】枠体のコーナー部にコーナーブロックが設けられ、枠体のコーナー部において外観の意匠性の確保と強度の確保とを両立できる建具を提供すること。
【解決手段】建具1は、一対の縦枠13,14と一対の横枠11,12とを有し、枠組みされて構成され、建物躯体100に固定される枠体10と、枠体10のコーナー部において縦枠13,14と横枠11,12との間に設けられるコーナーブロック15,16,17,18と、を備え、コーナーブロック15は、縦枠13に固定される縦枠固定部1524と、横枠11に固定される横枠固定部1521とを有し、縦枠固定部1524及び横枠固定部1521は、枠体10よりも高い剛性を有し、縦枠固定部1524と横枠固定部1521とは連続している。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
一対の縦枠と一対の横枠とを有し、枠組みされて構成され、建物躯体に固定される枠体と、
前記枠体のコーナー部において前記縦枠と前記横枠との間に設けられるコーナーブロックと、を備え、
前記コーナーブロックは、前記縦枠に固定される縦枠固定部と、前記横枠に固定される横枠固定部とを有し、
前記縦枠固定部及び前記横枠固定部は、前記枠体よりも高い剛性を有し、
前記縦枠固定部と横枠固定部とは連続している、建具。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記コーナーブロックは、外部に露出される意匠部と、前記縦枠固定部と前記横枠固定部とを備える固定部と、を有する請求項1に記載の建具。
【請求項3】
前記固定部は、前記横枠の長手方向の端部の端面の小口面に沿って縦方向に延びると共に前記横枠の長手方向の端部に固定される縦延在板と、前記縦延在板の前記縦枠の側の端部から前記横枠とは反対側に横方向に突出して形成され前記縦枠の長手方向の端部の端面の小口面に沿って配置されると共に前記縦枠の長手方向の端部に固定される横突出板と、前記縦延在板における前記横突出板とは反対側の端部から前記横枠の外側の見込み面に沿って前記横枠の側に突出する突出部と、を有する、請求項2に記載の建具。
【請求項4】
前記縦枠及び前記横枠の一部同士が重なって配置される重なり部を有する、請求項1又は2に記載の建具。
【請求項5】
前記建具は、前記枠体が左右方向に連続して配置され、隣り合う枠体の間に配置される方立を有する連窓構造を備え、
前記隣り合う枠体のうち少なくとも一方の枠体には、前記枠体のコーナー部において前記縦枠と前記横枠との間に設けられるコーナーブロックが配置され、
前記コーナーブロックの前記縦枠固定部は、隣り合う枠体の相手側に突出する先端の見込み方向の両端部に形成される2つの角部を有し、
前記2つの角部は、いずれも、外形が円弧状に形成される、請求項1又は2に記載の建具。
【請求項6】
一対の縦枠と一対の横枠とを枠組みして枠体を施工する建具の施工方法であって、
前記一対の縦枠の上下それぞれに、前記枠体よりも高い剛性を有すると共に連続している縦枠固定部と横枠固定部とを備えるコーナーブロックを固定し、
前記コーナーブロックを介して、前記一対の縦枠と前記一対の横枠とを固定して組み立て枠組みして構成した前記枠体を建物躯体に固定する建具の施工方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、建具及び建具の施工方法に関する。
続きを表示(約 3,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、一対の縦枠と一対の横枠とが枠組みされた枠体と、枠体内に配置される障子、を備える建具が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-3563号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の建具においては、縦枠と横枠とを組み合わせて取り付ける場合に、コーナー部において、外観の意匠性の確保と強度の確保との両立が求められている。
【0005】
本開示は、枠体のコーナー部にコーナーブロックが設けられ、枠体のコーナー部において外観の意匠性の確保と強度の確保とを両立できる建具及び建具の施工方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、一対の縦枠と一対の横枠とを有し、枠組みされて構成され、建物躯体に固定される枠体と、前記枠体のコーナー部において前記縦枠と前記横枠との間に設けられるコーナーブロックと、を備え、前記コーナーブロックは、前記縦枠に固定される縦枠固定部と、前記横枠に固定される横枠固定部とを有し、前記縦枠固定部及び前記横枠固定部は、前記枠体よりも高い剛性を有し、前記縦枠固定部と横枠固定部とは連続している、建具に関する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態の縦辷り出し窓を室内側から見た図である。
図1のA-A線断面図である。
図1のB-B線断面図である。
第1実施形態の縦辷り出し窓の枠体を室内側から見た斜視図である。
図4の状態から、コーナーブロックを取り付けた一対の縦枠を、上枠及び下枠から取り外した状態を示す斜視図である。
アタッチメント部材を縦枠に取り付ける状態を示す図である。
縦枠からコーナーブロックを取り外した状態を示す斜視図である。
第1実施形態の縦辷り出し窓の障子を室内側から見た斜視図である。
第1実施形態の縦辷り出し窓の障子を室外側から見た斜視図である。
図8の状態から、コーナーブロックを取り付けた一対の縦框を、上框及び下框から取り外した状態を示す斜視図である。
図8のC-C線断面図である。
図8のD-D線断面図である。
縦框からコーナーブロックを取り外した状態を示す斜視図である。
第1実施形態の第1変形例を示す図であって、図13と比べて加熱発泡材を異なる位置に配置した図である。
第1実施形態の第2変形例を示す図であって、図13と比べて加熱発泡材を異なる位置に配置した図である。
第2実施形態の引き違い窓を室内側から見た図である。
図16のE-E線断面図である。
図16のF-F線断面図である。
第2実施形態の内障子を室内側から見た斜視図である。
第2実施形態の内障子を室外側から見た斜視図である。
図19の状態から、コーナーブロックを取り付けた一対の縦框を、上框及び下框から取り外した状態を示す斜視図である。
図19のG-G線断面図である。
図19のH-H線断面図である。
図19のI-I線断面図である。
内障子の召し合わせ縦框からコーナーブロックを取り外した状態を示す斜視図である。
内障子の戸先縦框からコーナーブロックを取り外した状態を示す斜視図である。
第2実施形態の第1変形例を示す図であって、図26の下框とは加熱発泡材を異なる位置に配置した図である。
障子の下框に戸車が取り付けられた状態を示す斜視図である。
図28において、障子の下框にスペーサ部材を介して戸車を取り付ける状態を示す図である。
第2実施形態の第2変形例を示す図であって、内障子の下框に2連の車を有すると戸車が取り付けられた状態を示す斜視図である。
図30において、障子の下框にスペーサ部材を介して2連の戸車を取り付ける状態を示す図である。
第3実施形態の内障子を室内側から見た斜視図である。
第3実施形態の内障子を室外側から見た斜視図である。
図32の状態から、コーナーブロックを取り付けた一対の縦框を、上框及び下框から取り外した状態を示す斜視図である。
図32のJ-J線断面図である。
図32のK-K線断面図である。
図32のL-L線断面図である。
内障子の召し合わせ縦框からコーナーブロックを取り外した状態を示す斜視図である。
内障子の戸先縦框からコーナーブロックを取り外した状態を示す斜視図である。
第4実施形態の連窓を室内側から見た図である。
第4実施形態の連窓を室内側から見た斜視図である。
第4実施形態の連窓を上方側から見た図である。
第5実施形態の縦辷り出し窓の枠体において、コーナーブロックを取り付けた縦枠を、上枠及び下枠から取り外した状態を示す斜視図である。
第5実施形態において、縦枠からコーナーブロックを取り外した状態を示す斜視図である。
第6実施形態の縦辷り出し窓の枠体において、コーナーブロックを取り付けた縦枠を、上枠及び下枠から取り外した状態を示す斜視図である。
第6実施形態の縦枠の上部からコーナーブロックを取り外した状態を示す斜視図である。
第6実施形態の縦枠の下部からコーナーブロックを取り外した状態を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。なお、本明細書において、「見込み方向」とは、建具における室内外方向に沿う方向である。「見付け方向」とは、建具における面材(ガラス)の面方向に沿う方向であり、見込み方向に対して直交する方向である。「見付け面」は、建具における室外側及び室内側に面するそれぞれの面を意味し、「見込み面」は、建具において室内外方向に延びる面を意味する。図面において、建具の室外側を「室外側X1」とし、建具の室内側を「室内側X2」とする。建具を正面視したときの横方向を「左右」とする。
【0009】
第1実施形態について説明する。第1実施形態は、建具を、縦辷り出し窓1により構成した実施形態である。図1~図3に示すように、縦辷り出し窓1(建具)は、建物躯体100に設けられた開口部110に納められる。縦辷り出し窓1は、枠体10(フレーム体)と、枠体10内に開閉可能に配置される障子20と、を備える。枠体10は、建物躯体100に固定されている。障子20は、戸先側を室外側X1に押出し、吊元側に設けられた図示しない回動軸を中心として回動させることで、開放可能となっている。
【0010】
図2~図5に示すように、枠体10は、上枠11(横枠、横材)、下枠12(横枠、横材)及び左右の縦枠13,14(吊元側縦枠13及び戸先側縦枠14)(枠、縦材)が矩形に枠組みされて構成される。上枠11、下枠12及び左右の縦枠13,14は、アルミニウム材料などの金属材料を押出し成形することで形成される。
(【0011】以降は省略されています)

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