TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025152616
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-10
出願番号
2024054590
出願日
2024-03-28
発明の名称
組成物
出願人
株式会社東洋新薬
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A23L
7/10 20160101AFI20251002BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】飲食品原料に添加することで、緑色が良好に保持され、呈味に優れた飲食品が得られる組成物を提供すること。
【解決手段】緑色野菜、銅イオン及び亜鉛イオンの中から選ばれる1以上の金属イオン、並びに、水を含有する組成物であり、銅イオン及び/又は亜鉛イオンの濃度が100質量ppm超である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
緑色野菜、銅イオン及び亜鉛イオンの中から選ばれる1以上の金属イオン、並びに、水を含有し、
前記銅イオン及び/又は亜鉛イオンの濃度が100質量ppm超であることを特徴とする組成物。
続きを表示(約 140 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の組成物を含有することを特徴とする飲食品。
【請求項3】
請求項1に記載の組成物を含有することを特徴とする容器詰飲料。
【請求項4】
請求項1に記載の組成物を飲食品原料に添加することを特徴とする飲食品の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、緑色野菜を含有する組成物、並びにかかる組成物を含有する飲食品及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、野菜不足を手軽に解消するために、大麦若葉、ケール等の緑色野菜を利用したいわゆる青汁飲料が用いられている。これら青汁飲料等の緑色野菜飲料は、緑色が経時的に劣化し、緑色野菜の特徴である緑色を長期間保持することが難しい。
【0003】
これまで、これら緑色野菜飲料の退色防止に関する研究が行われており、例えば、緑色野菜粉砕物、結晶セルロース、及び水系媒体を含有し、緑色保持率=(殺菌後の-a/b)÷(殺菌前の-a/b)で定義される緑色保持率が0.8以上である飲料が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
また、緑色野菜に含まれるクロロフィル中のマグネシウムを銅や亜鉛で置換して安定化する退色防止方法が知られているが、このような銅や亜鉛を用いた退色防止方法においては、金属イオン濃度が増大するにつれて金属味も増大する。そのため、緑色の退色防止と共に、金属味を感じにくい呈味の改善が求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-093203公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の課題は、緑色野菜の緑色が良好に保持され、呈味に優れる飲食品を得るための組成物及び方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、鋭意検討の結果、銅イオン及び/又は亜鉛イオンを高濃度で含有する緑色野菜含有組成物を調製し、その後、当該組成物を飲食品原料に添加し希釈して銅イオン又は亜鉛イオンを低濃度で含有する飲食品とすることにより、緑色が良好に保持されると共に呈味に優れた飲食品が得られることを見出し、本発明を完成させるに至った。
【0008】
すなわち、本発明は、以下のとおりのものである。
[1] 緑色野菜、銅イオン及び亜鉛イオンの中から選ばれる1以上の金属イオン、並びに、水を含有し、前記銅イオン及び/又は亜鉛イオンの濃度が100質量ppm超であることを特徴とする組成物。
[2] 前記銅イオン及び/又は亜鉛イオンの濃度が170~500質量ppmであることを特徴とする[1]に記載の組成物。
【0009】
[3] 緑色野菜が大麦若葉、ケール、明日葉、ヨモギ、桑葉、長命草及び甘藷若葉、クマザサの中から選ばれる1以上の青汁素材であることを特徴とする上記[1]又は[2]に記載の組成物。
[4] 緑色野菜が大麦若葉及びケールの中から選ばれる1以上の青汁素材であることを特徴とする上記[1]~[3]のいずれかに記載の組成物。
[5] 緑色野菜が大麦若葉であることを特徴とする上記[1]~[4]のいずれかに記載の組成物。
[6] 緑色野菜の含有量が8質量%以上であることを特徴とする上記[1]~[5]のいずれかに記載の組成物。
[7] 緑色野菜の含有量が25質量%以下であることを特徴とする上記[1]~[6]のいずれかに記載の組成物。
【0010】
[8] 上記[1]~[7]のいずれかに記載の組成物を含有することを特徴とする飲食品。
[9] 上記[1]~[7]のいずれかに記載の組成物を含有することを特徴とする容器詰飲料。
[10] 上記[1]~[7]のいずれかに記載の組成物を飲食品原料に添加することを特徴とする飲食品の製造方法。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
株式会社東洋新薬
飲料
26日前
株式会社東洋新薬
飲料
27日前
株式会社東洋新薬
組成物
26日前
株式会社東洋新薬
経口組成物
12日前
株式会社東洋新薬
皮膚外用剤
26日前
株式会社東洋新薬
皮膚外用剤
26日前
株式会社東洋新薬
包装容器及び展開体
1か月前
株式会社東洋新薬
睡眠の質向上用組成物
22日前
株式会社東洋新薬
飲料
22日前
株式会社東洋新薬
肝機能改善剤
21日前
株式会社東洋新薬
網膜保護組成物
6日前
株式会社東洋新薬
青汁用の飲食用組成物
1か月前
株式会社東洋新薬
血中中性脂肪上昇抑制組成物
1か月前
個人
健康促進霊芝茶
1か月前
不二製油株式会社
グミ類
1か月前
不二製油株式会社
組成物
26日前
ライソン株式会社
焙煎機
4か月前
個人
ヨーグルト等の発酵器
1か月前
不二製油株式会社
加工食品
2か月前
不二製油株式会社
油性食品
1か月前
不二製油株式会社
油脂組成物
1か月前
株式会社東洋新薬
経口組成物
4か月前
株式会社東洋新薬
経口組成物
12日前
株式会社東洋新薬
経口組成物
2か月前
不二製油株式会社
油脂組成物
3か月前
株式会社東洋新薬
飲料
27日前
池田食研株式会社
風味改善剤
4か月前
株式会社ソディック
計量装置
5か月前
株式会社ソディック
計量装置
5か月前
池田食研株式会社
微粉状食品
4か月前
不二製油株式会社
光照射油脂
26日前
不二製油株式会社
チーズ様食品
4か月前
東ソー株式会社
食品品質保持剤
3か月前
奥野製薬工業株式会社
処理方法
29日前
アサヒ飲料株式会社
飲料
4か月前
個人
発酵あんこの製造方法
20日前
続きを見る
他の特許を見る