TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025151352
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-09
出願番号
2024052728
出願日
2024-03-28
発明の名称
生体情報処理システム、情報処理装置、生体情報処理方法及び生体情報処理プログラム
出願人
日本電気株式会社
,
個人
代理人
個人
主分類
G16H
50/20 20180101AFI20251002BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】患者の生体情報の計測結果を記録する際の利便性を高めることが可能な生体情報処理システム、情報処理装置、生体情報処理方法及び生体情報処理プログラムを提供すること。
【解決手段】本開示に係る生体情報処理システムは、医療従事者が装着し、音声を取得するウェアラブル端末と、ウェアラブル端末が取得した音声から患者の生体情報を抽出して保存する情報処理装置とを含む。ウェアラブル端末は、音声を集音する集音部と、集音された音声を取得する音声取得部と、取得された音声を示す音声情報を情報処理装置に送信する音声情報送信部とを備える。情報処理装置は、送信された音声情報を解析して、音声情報に含まれる言葉を表す文字情報を出力する音声情報解析部と、出力された文字情報から患者の生体情報を抽出する生体情報抽出部と、抽出された患者の生体情報を記憶装置に保存する患者情報保存部とを備える。
【選択図】図13
特許請求の範囲
【請求項1】
医療従事者が装着し、音声を取得するウェアラブル端末と、
前記ウェアラブル端末が取得した音声から患者の生体情報を抽出して保存する情報処理装置とを含み、
前記ウェアラブル端末は、
音声を集音する集音部と、
前記集音部が集音した音声を取得する音声取得部と、
前記音声取得部が取得した音声を示す音声情報を前記情報処理装置に送信する音声情報送信部とを備え、
前記情報処理装置は、
前記音声情報送信部が送信した音声情報を解析して、前記音声情報に含まれる言葉を表す文字情報を出力する音声情報解析部と、
前記音声情報解析部が出力した文字情報から患者の生体情報を抽出する生体情報抽出部と、
前記生体情報抽出部が抽出した患者の生体情報を記憶装置に保存する患者情報保存部とを備える、
生体情報処理システム。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記生体情報抽出部は、文字情報を入力情報とし、前記文字情報に含まれる生体情報を出力情報とする言語モデルであり、
前記言語モデルは、前記生体情報の種類を示す文字と前記生体情報の数値とを出力する条件が指定される、請求項1に記載の生体情報処理システム。
【請求項3】
前記生体情報は、前記患者の体温、血圧、心拍数及び血中酸素濃度のうちの少なくとも1つを含む、請求項2に記載の生体情報処理システム。
【請求項4】
前記ウェアラブル端末は、
前記ウェアラブル端末の装着者の眼前に配置される透過型の表示部と、
前記表示部を介した前記装着者の視界を撮影可能な撮影装置と、
前記装着者からの指示を受け付ける指示受付部とを備え、
前記指示受付部は、
前記撮影装置が生成した撮影画像内の前記装着者の指先の位置が、前記表示部に表示されている画像の既定の領域に対応する、前記撮影画像の既定の領域内にあるか判定し、
前記装着者の指先の位置が、前記撮影画像の既定の領域内にあると判定された場合、前記患者の生体情報の記録開始の指示を受け付ける、請求項1~3のいずれか1項に記載の生体情報処理システム。
【請求項5】
前記ウェアラブル端末は、
前記ウェアラブル端末の装着者の眼前に配置される透過型の表示部と、
前記装着者の目を撮影可能な撮影装置と、
前記装着者からの指示を受け付ける指示受付部とを備え、
前記指示受付部は、
前記撮影装置が生成した撮影画像内の前記装着者の黒目の中心点の位置が、前記表示部に表示されている画像の既定の領域に対応する、前記撮影画像の既定の領域内にあるか判定し、
前記装着者の黒目の中心点の位置が、前記撮影画像の既定の領域内にあると判定された場合、前記患者の生体情報の記録開始の指示を受け付ける、請求項1~3のいずれか1項に記載の生体情報処理システム。
【請求項6】
前記生体情報抽出部は、前記指示受付部が前記患者の生体情報の記録開始の指示を受け付けた場合において、前記音声情報解析部が出力した文字情報に、前記患者の生体情報の記録の開始を指示する文字が含まれるとき、前記文字情報からの患者の生体情報の抽出を開始する、請求項4に記載の生体情報処理システム。
【請求項7】
医療従事者が装着したウェアラブル端末が取得した音声を示す音声情報を解析して、前記音声情報に含まれる言葉を表す文字情報を出力する音声情報解析部と、
前記音声情報解析部が出力した文字情報から患者の生体情報を抽出する生体情報抽出部と、
前記生体情報抽出部が抽出した前記患者の生体情報を記憶装置に保存する患者情報保存部と
を備える情報処理装置。
【請求項8】
前記生体情報抽出部は、文字情報を入力情報とし、前記文字情報に含まれる生体情報を出力情報とする言語モデルであり、
前記言語モデルは、前記生体情報の種類を示す文字と前記生体情報の数値とを出力する条件が指定される、請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
コンピュータが、
医療従事者が装着したウェアラブル端末が取得した音声を示す音声情報を解析して、前記音声情報に含まれる言葉を表す文字情報を出力し、
出力された文字情報から患者の生体情報を抽出し、
抽出された前記患者の生体情報を記憶装置に保存する、
生体情報処理方法。
【請求項10】
コンピュータに対し、
医療従事者が装着したウェアラブル端末が取得した音声を示す音声情報を解析して、前記音声情報に含まれる言葉を表す文字情報を出力させ、
出力された文字情報から患者の生体情報を抽出させ、
抽出された前記患者の生体情報を記憶装置に保存させる、
生体情報処理プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、患者の生体情報を記録する生体情報処理システム、情報処理装置、生体情報処理方法及び生体情報処理プログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、医療現場における看護師等の医療従事者が、複数の入院患者の体温や血圧、脈拍、血中酸素濃度等の生体情報を計測し、その計測結果を事後的に電子カルテに入力することが行われている。最近では、医療従事者が携帯型端末を用いて生体情報の計測結果を記録することも行われている。しかしながら、このような場合、医療従事者は、手やタッチペン等を用いて画面を操作して、複数の入院患者の生体情報の計測結果を記録しなければならず、医療従事者の負担となっている。
【0003】
この点に関し、特許文献1は、医療ケア現場におけるディスプレイデバイスにおいて、患者相談中に、患者に関連する患者データに基づく提案された相談アクションを提示し、患者相談中に、提案された相談アクション、患者相談、及び患者にコンテキスト的に関連のある患者データの部分を提示し、提案された相談アクションから生成された測定値に基づいて、ディスプレイデバイスにおいて提示された患者データの部分を更新する方法を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2023-545578号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1が開示する方法は、据置型のディスプレイを用いて患者の種々の情報を提示するものであるため、医療従事者が患者の居る場所に移動して患者の生体情報を記録する状況に適していない。
【0006】
本開示の目的の1つは、上述した課題を鑑み、患者の生体情報の計測結果を記録する際の利便性を高めることが可能な生体情報処理システム、情報処理装置、生体情報処理方法及び生体情報処理プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る生体情報処理システムは、
医療従事者が装着し、音声を取得するウェアラブル端末と、
ウェアラブル端末が取得した音声から患者の生体情報を抽出して保存する情報処理装置とを含み、
ウェアラブル端末は、
音声を集音する集音部と、
集音部が集音した音声を取得する音声取得部と、
音声取得部が取得した音声を示す音声情報を情報処理装置に送信する音声情報送信部とを備え、
情報処理装置は、
音声情報送信部が送信した音声情報を解析して、音声情報に含まれる言葉を表す文字情報を出力する音声情報解析部と、
音声情報解析部が出力した文字情報から患者の生体情報を抽出する生体情報抽出部と、
生体情報抽出部が抽出した患者の生体情報を記憶装置に保存する患者情報保存部とを備える。
【0008】
本開示に係る情報処理装置は、
医療従事者が装着したウェアラブル端末が取得した音声を示す音声情報を解析して、音声情報に含まれる言葉を表す文字情報を出力する音声情報解析部と、
音声情報解析部が出力した文字情報から患者の生体情報を抽出する生体情報抽出部と、
生体情報抽出部が抽出した患者の生体情報を記憶装置に保存する患者情報保存部とを備える。
【0009】
本開示に係る生体情報処理方法は、コンピュータが、
医療従事者が装着したウェアラブル端末が取得した音声を示す音声情報を解析して、音声情報に含まれる言葉を表す文字情報を出力し、
出力された文字情報から患者の生体情報を抽出し、
抽出された患者の生体情報を記憶装置に保存する。
【0010】
本開示に係る生体情報処理プログラムは、コンピュータに対し、
医療従事者が装着したウェアラブル端末が取得した音声を示す音声情報を解析して、音声情報に含まれる言葉を表す文字情報を出力させ、
出力された文字情報から患者の生体情報を抽出させ、
抽出された患者の生体情報を記憶装置に保存させる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
日本電気株式会社
分析装置
12日前
日本電気株式会社
光集積回路素子
1日前
日本電気株式会社
レーザモジュール
2日前
日本電気株式会社
超伝導量子回路装置
2日前
日本電気株式会社
受信器および通信装置
3日前
日本電気株式会社
検知装置および検知方法
12日前
日本電気株式会社
通信装置および通信方法
8日前
日本電気株式会社
送信装置および通信装置
8日前
日本電気株式会社
量子回路装置と制御方法
12日前
日本電気株式会社
量子回路装置と制御方法
12日前
日本電気株式会社
システム、装置及び方法
2日前
日本電気株式会社
光伝送システムおよび方法
4日前
日本電気株式会社
分析方法および分析システム
9日前
日本電気株式会社
制御装置、プログラム及び方法
2日前
日本電気株式会社
演算処理装置および演算処理方法
4日前
日本電気株式会社
兆候検知装置および兆候検知方法
4日前
日本電気株式会社
共振器及びそれを備えた導波回路
10日前
日本電気株式会社
システム及びマイグレーション方法
12日前
日本電気株式会社
放送用システムおよび字幕作成方法
4日前
日本電気株式会社
推定装置、推定方法及びプログラム
2日前
日本電気株式会社
推定装置、推定方法及びプログラム
15日前
日本電気株式会社
推定装置、推定方法及びプログラム
15日前
日本電気株式会社
画像管理システムおよび画像管理方法
10日前
日本電気株式会社
推定装置、推定方法、及び、記録媒体
9日前
日本電気株式会社
ソーナー装置、通信方法、プログラム
4日前
日本電気株式会社
情報処理装置、制御方法及び記憶媒体
2日前
日本電気株式会社
波長可変レーザ装置及びその構成方法
8日前
日本電気株式会社
処理装置、処理方法、及びプログラム
12日前
日本電気株式会社
判別装置、判別方法、およびプログラム
4日前
日本電気株式会社
注文端末、注文受付方法及びプログラム
8日前
日本電気株式会社
管理システム、管理方法及びプログラム
22日前
日本電気株式会社
学習装置、学習方法及び学習プログラム
2日前
日本電気株式会社
予測システム、予測方法及びプログラム
15日前
日本電気株式会社
通信装置、通信方法及び通信プログラム
9日前
日本電気株式会社
情報処理装置、情報処理方法、プログラム
10日前
日本電気株式会社
処理システム、処理方法およびプログラム
15日前
続きを見る
他の特許を見る