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公開番号
2025151058
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-09
出願番号
2024052289
出願日
2024-03-27
発明の名称
フィルム、積層フィルム、包装袋、ペレットおよびリサイクルフィルム
出願人
ZACROS株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
C08J
5/18 20060101AFI20251002BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】密着性に優れるとともに、リサイクル性とバリア性を両立することが可能なフィルム、積層フィルム、包装袋、ペレットおよびリサイクルフィルムを提供する。
【解決手段】酸変性されていないポリオレフィン系樹脂と、酸変性ポリオレフィン系樹脂と、エチレン-ビニルアルコール共重合体(EVOH)とを含有するフィルム10であって、酸変性されていないポリオレフィン系樹脂を含有する第1樹脂層11と、酸変性ポリオレフィン系樹脂を含有する第3樹脂層13と、エチレン-ビニルアルコール共重合体(EVOH)を含有する第2樹脂層12とが、この順で積層されていてもよい。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
酸変性されていないポリオレフィン系樹脂と、酸変性ポリオレフィン系樹脂と、エチレン-ビニルアルコール共重合体(EVOH)とを含有することを特徴とするフィルム。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
酸変性されていないポリオレフィン系樹脂を含有する第1樹脂層と、酸変性ポリオレフィン系樹脂を含有する第3樹脂層と、エチレン-ビニルアルコール共重合体(EVOH)を含有する第2樹脂層とが、この順で積層されていることを特徴とするフィルム。
【請求項3】
前記第2樹脂層の両面に、それぞれ前記第3樹脂層を介して前記第1樹脂層が積層されていることを特徴とする請求項2に記載のフィルム。
【請求項4】
前記第1樹脂層に前記第3樹脂層が隣接し、かつ前記第2樹脂層に前記第3樹脂層が隣接して、共押出により積層されていることを特徴とする請求項2に記載のフィルム。
【請求項5】
前記第2樹脂層の厚みが6μm以下であることを特徴とする請求項2に記載のフィルム。
【請求項6】
前記酸変性されていないポリオレフィン系樹脂が酸変性されていないポリエチレン系樹脂であり、前記酸変性ポリオレフィン系樹脂が酸変性ポリエチレン系樹脂であることを特徴とする請求項1または2に記載のフィルム。
【請求項7】
前記フィルムが延伸処理されていることを特徴とする請求項1または2に記載のフィルム。
【請求項8】
基材フィルムにシーラントフィルムが積層された積層フィルムであって、前記基材フィルムまたは前記シーラントフィルムの少なくとも一方が、請求項1または2に記載のフィルムを含むことを特徴とする積層フィルム。
【請求項9】
請求項1または2に記載のフィルムの片面に、二軸延伸ポリエチレン系樹脂層を介して、シーラントフィルムが積層されていることを特徴とする積層フィルム。
【請求項10】
少なくとも1の部材が、請求項8に記載の積層フィルムから形成されていることを特徴とする包装袋。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、フィルム、積層フィルム、包装袋、ペレットおよびリサイクルフィルムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1の段落0012や特許文献2の段落0010には、二軸延伸ポリプロピレン、二軸延伸ポリアミド、二軸延伸ポリエステル等の基材に、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、エチレン-酢酸ビニル共重合体、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂をシーラント層として積層した積層フィルムが記載されている。また、積層フィルムのバリア性を高めるため、金属層、セラミック層、エチレン-ビニルアルコール共重合体(EVOH)などを積層してもよいことが示唆されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-265020号公報
特開2013-39932号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
異種の樹脂を含む包装袋は、プラスチック製容器包装としてのリサイクルが難しいという問題がある。近年、リサイクルを容易にするため、単一の樹脂を用いるモノマテリアルの容器包装が提唱されている。しかし、ポリエチレンのみを用いたフィルムはバリア性が低いため、用途の制約が大きい。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、密着性に優れるとともに、リサイクル性とバリア性を両立することが可能なフィルム、積層フィルム、包装袋、ペレットおよびリサイクルフィルムを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、下記の態様を含む。
第1の態様のフィルムは、酸変性されていないポリオレフィン系樹脂と、酸変性ポリオレフィン系樹脂と、エチレン-ビニルアルコール共重合体(EVOH)とを含有する。
【0007】
第2の態様のフィルムは、酸変性されていないポリオレフィン系樹脂を含有する第1樹脂層と、酸変性ポリオレフィン系樹脂を含有する第3樹脂層と、エチレン-ビニルアルコール共重合体(EVOH)を含有する第2樹脂層とが、この順で積層されている。
【0008】
第3の態様は、第2の態様において、前記第2樹脂層の両面に、それぞれ前記第3樹脂層を介して前記第1樹脂層が積層されている。
第4の態様は、第2または第3の態様において、前記第1樹脂層に前記第3樹脂層が隣接し、かつ前記第2樹脂層に前記第3樹脂層が隣接して、共押出により積層されている。
第5の態様は、第2~4の態様において、前記第2樹脂層の厚みが6μm以下である。
【0009】
第6の態様は、第1~5の態様において、前記酸変性されていないポリオレフィン系樹脂が酸変性されていないポリエチレン系樹脂であり、前記酸変性ポリオレフィン系樹脂が酸変性ポリエチレン系樹脂である。
第7の態様は、第1~6の態様において、前記フィルムが延伸処理されている。
【0010】
第8の態様の積層フィルムは、基材フィルムにシーラントフィルムが積層された積層フィルムであって、前記基材フィルムまたは前記シーラントフィルムの少なくとも一方が、第1~7の態様のフィルムを含む。
第9の態様の積層フィルムは、第1~7の態様のフィルムの片面に、二軸延伸ポリエチレン系樹脂層を介して、シーラントフィルムが積層されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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