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公開番号2025150848
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-09
出願番号2024051983
出願日2024-03-27
発明の名称施工パターン検証装置及び施工パターン検証方法
出願人株式会社不動テトラ
代理人個人,個人,個人
主分類E02D 3/10 20060101AFI20251002BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】地中に砂杭を造成し地盤を締め固める工法における適切な施工パターンを生成し、検証することが可能な施工パターン検証装置を提供する。
【解決手段】施工パターン検証装置100は、地中に柱状物を造成することにより地盤を締め固める締固め杭造成装置に用いられる施工パターンを検証する検証装置である。施工パターン検証装置100は、締固め杭造成装置で施工された施工情報を取得する施工情報取得部111を備える。また、施工パターン検証装置100は、施工情報に基づいて、施工パターンを生成するパターン情報生成部112を備える。また、施工パターン検証装置100は、施工パターンに対して、柱状物を形成する材料の抜け具合の良否に関する出現確率のシミュレーションを実行するシミュレーション実行部113を備える。さらに施工パターン検証装置100は、シミュレーションの結果を表示する計算結果表示部114を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
地中に柱状物を造成することにより地盤を締め固める締固め杭造成装置に用いられる施工パターンを検証する施工パターン検証装置であって、
前記締固め杭造成装置で施工された施工情報を取得する施工情報取得部と、
前記施工情報に基づいて、前記施工パターンを生成するパターン情報生成部と、
前記施工パターンに対して、前記柱状物を形成する材料の抜け具合の良否に関する出現確率のシミュレーションを実行するシミュレーション実行部と、
前記シミュレーションの結果を表示する計算結果表示部と、
を備える、施工パターン検証装置。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記シミュレーション実行部は、前記柱状物を形成する前記材料の抜け具合に対する状態として、不足、正常、及び過排出に関する前記出現確率の前記シミュレーションを実行する、請求項1に記載の施工パターン検証装置。
【請求項3】
前記シミュレーション実行部は、マルコフ連鎖モンテカルロ法により、前記出現確率の前記シミュレーションを実行する、請求項1又は2に記載の施工パターン検証装置。
【請求項4】
コンピュータによって実行され、地中に柱状物を造成することにより地盤を締め固める締固め杭造成装置に用いられる施工パターンを検証する検証方法であって、
前記締固め杭造成装置で施工された施工情報を取得し、
前記施工情報に基づいて、前記施工パターンを生成し、
前記施工パターンに対して、前記柱状物を形成する材料の抜け具合の良否に関する出現確率のシミュレーションを実行し、
前記シミュレーションの結果を表示する検証方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、施工パターン検証装置及び施工パターン検証方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、地中に砂杭を造成することにより周辺地盤を締め固める工法において、砂や砕石などの粒状体材料を投入したケーシングを所定深度まで貫入させ、ケーシング内の材料を適切に地中に排出するための技術が提案されている。特許文献1には、打戻し方式圧縮砂杭打設工法における砂の排出方法が開示されている。特許文献1に開示された砂の排出方法は、ケーシング内の砂にエアー圧を加えることによる砂の排出に加え、ケーシング先端部の側方からエアージェットを噴出させることにより、効率よく砂を排出させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-308839号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
地中に砂杭を造成し地盤を締め固める工法において、ケーシングから排出させる砂の量は、使用する材料砂や地盤状況に応じて、適切な量に調整する必要がある。一方で、従来は、熟練したオペレータが、上昇させるケーシングの圧力やエアージェットの操作を行い、排出させる砂の量に関する施工パターンを調整していた。そのため、熟練したオペレータの技能に頼ることなく当該工法を実施するには、工法における適切な施工パターンを生成し、当該検証パターンで適切な施工が行えるか検証するための装置が必要とされている。
【0005】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、地中に砂杭を造成し地盤を締め固める工法における適切な施工パターンを生成し、検証することが可能な施工パターン検証装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様に係る施工パターン検証装置は、地中に柱状物を造成することにより地盤を締め固める締固め杭造成装置に用いられる施工パターンを検証する施工パターン検証装置であって、締固め杭造成装置で施工された施工情報を取得する施工情報取得部と、施工情報に基づいて、施工パターンを生成するパターン情報生成部と、施工パターンに対して、柱状物を形成する材料の抜け具合の良否に関する出現確率のシミュレーションを実行するシミュレーション実行部と、シミュレーションの結果を表示する計算結果表示部と、を備える。
【0007】
本発明の他の態様に係る施工パターン検証方法は、コンピュータによって実行され、地中に柱状物を造成することにより地盤を締め固める締固め杭造成装置に用いられる施工パターンを検証する検証方法であって、締固め杭造成装置で施工された施工情報を取得し、施工情報に基づいて、施工パターンを生成し、施工パターンに対して、柱状物を形成する材料の抜け具合の良否に関する出現確率のシミュレーションを実行し、シミュレーションの結果を表示する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、地中に砂杭を造成し地盤を締め固める工法における適切な施工パターンを生成し、検証することが可能な施工パターン検証装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る施工パターン検証装置における検証の対象となる砂杭打設による締固め工法について説明するための図である。
砂杭打設による締固め工法について説明するための図である。
本実施形態に係る施工パターン検証装置の構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る施工パターン検証装置の機能的構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る施工パターン検証装置に適用される施工情報について説明するための図である。
本実施形態に係る施工パターン検証装置に適用される施工パターンの一例について説明するための図である。
本実施形態に係る施工パターン検証装置に適用される施工パターンの一例について説明するための図である。
本実施形態に係る施工パターン検証装置に適用される操作の出現確率の一例について説明するための図である。
本実施形態に係る施工パターン検証装置に適用される操作の出現確率の一例について説明するための図である。
本実施形態に係る施工パターン検証装置に適用される操作の出現確率の一例について説明するための図である。
本実施形態に係る施工パターン検証装置の処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を用いて本実施形態に係る施工パターン検証装置100について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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