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公開番号2025149085
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-08
出願番号2024049524
出願日2024-03-26
発明の名称基準画像提供装置、基準画像提供方法、基準画像提供プログラムおよび基準画像提供システム
出願人コニカミノルタ株式会社
代理人弁理士法人磯野国際特許商標事務所
主分類G16H 30/00 20180101AFI20251001BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】基準画像の登録に要する利用者の労力を軽減できる基準画像提供装置、基準画像提供方法、基準画像提供プログラムおよび基準画像提供システムを提供する。
【解決手段】コンピュータを、診断に利用可能であるか否かの撮影基準となる基準画像または前記基準画像の候補画像を、診断に利用される診断画像から抽出する抽出部415、抽出の結果を提供する提供部416、として機能させるための基準画像提供プログラムである。抽出部415は、例えば、前記基準画像の設定がない場合に、前記基準画像または前記候補画像を抽出する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
診断に利用可能であるか否かの撮影基準となる基準画像または前記基準画像の候補画像を、診断に利用される診断画像から抽出する抽出部と、
抽出の結果を提供する提供部と、を備える、
基準画像提供装置。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記抽出部は、前記基準画像の設定がない場合に、前記基準画像または前記候補画像を抽出する、
請求項1に記載の基準画像提供装置。
【請求項3】
前記提供部は、提供した前記候補画像に対して指示を受け付けた場合に、当該候補画像を前記基準画像として設定する、
請求項1に記載の基準画像提供装置。
【請求項4】
前記抽出部は、診断に利用可能であるかを評価した評価情報を取得し、前記評価情報に基づいて、前記診断画像から前記基準画像または前記候補画像を抽出する、
請求項1に記載の基準画像提供装置。
【請求項5】
前記評価情報は、前記診断画像に対する医師の評価の情報である、請求項4に記載の基準画像提供装置。
【請求項6】
前記抽出部は、患者の撮影部位の情報、撮影方向の情報、撮影オーダー情報、患者情報、前記診断画像の情報の少なくとも一つの情報から診断に利用可能であるかを評価した評価情報を求め、求めた前記評価情報に基づいて前記診断画像から前記基準画像または前記候補画像を抽出する、
請求項1に記載の基準画像提供装置。
【請求項7】
前記診断画像の情報は、患者の体位のズレ情報である、請求項6に記載の基準画像提供装置。
【請求項8】
コンピュータが、
診断に利用可能であるか否かの撮影基準となる基準画像または前記基準画像の候補画像を、診断に利用される診断画像から抽出する抽出ステップ、
抽出の結果を提供する提供ステップ、を実行する、
基準画像提供方法。
【請求項9】
コンピュータを、
診断に利用可能であるか否かの撮影基準となる基準画像または前記基準画像の候補画像を、診断に利用される診断画像から抽出する抽出部、
抽出の結果を提供する提供部、
として機能させるための基準画像提供プログラム。
【請求項10】
請求項1に記載の基準画像提供装置と、
前記診断画像を撮影する検査装置と、を備える、
基準画像提供システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、基準画像提供装置、基準画像提供方法、基準画像提供プログラムおよび基準画像提供システムに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
医療分野では、放射線撮影装置等の検査装置を用いて、患者に対して様々な画像検査が行われている。医用画像の撮影においては、撮影部位の欠損や体動等によって診断に適さないと判断される場合があり、その場合には再撮影が行われる。
【0003】
従来、写損管理システムとして、写損画像、診断画像および基準画像を並べて表示することが可能なシステムが存在する(例えば、特許文献1を参照)。写損画像は、撮影に失敗して診断に利用されないNG画像である。診断画像は、撮影に成功して診断に利用されるOK画像である。基準画像は、診断にふさわしく撮影の目標となる画像である。このシステムを用いることで、例えば、並べて表示された写損画像、診断画像および基準画像を見ながら、撮影技師にX線撮影方法の教育を行うことが可能である。基準画像は、人間(例えば、各医療施設の撮影技師や医者)によって撮影方法ごとに予め登録される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-155771号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来のシステムでは、撮影方法ごとに多数の画像の中から人間が予め基準画像を選ばなければならないので、手間であり利便性が必ずしもよいとはいえなかった。
【0006】
本発明は、前記した問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、基準画像の登録に要する利用者の労力を軽減できる基準画像提供装置、基準画像提供方法、基準画像提供プログラムおよび基準画像提供システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
【0008】
(1)診断に利用可能であるか否かの撮影基準となる基準画像または前記基準画像の候補画像を、診断に利用される診断画像から抽出する抽出部と、抽出の結果を提供する提供部と、を備える基準画像提供装置。
【0009】
(2)前記抽出部は、前記基準画像の設定がない場合に、前記基準画像または前記候補画像を抽出する、上記(1)に記載の基準画像提供装置。
【0010】
(3)前記提供部は、提供した前記候補画像に対して指示を受け付けた場合に、当該候補画像を前記基準画像として設定する、上記(1)に記載の基準画像提供装置。
(【0011】以降は省略されています)

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