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公開番号2025148683
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-08
出願番号2024048934
出願日2024-03-26
発明の名称ローションティシューペーパー包装体
出願人日本製紙クレシア株式会社
代理人個人,個人
主分類B65D 83/08 20060101AFI20251001BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】柔らかいローションティシューペーパーで積層体の高さが低い包装体でも、製造時は積層体をスムーズに包装でき、操業性が良好で積層体が折れ曲がってシワが発生せず美粧性が良好で、製造後は包装体の中で積層体が折れ曲がってシワが発生せず美粧性が良好なローションティシューペーパー包装体を提供する。
【解決手段】ローションティシューペーパーを積層したローションティシュー積層体が、少なくともフィルム基材を含む包装基材で覆われ、シール部によりローションティシュー積層体が封止されており、包装基材による包装形式がピロー包装で、ローションティシューペーパーが、3プライであり、エンボスパターンを有し、包装基材は、坪量が15g/m2以上100g/m2以下、厚さが16μm以上115μm以下、包装基材とローションティシューペーパーの静摩擦係数が0.18以上0.30以下であることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ローションティシューペーパーを積層したローションティシュー積層体が、少なくともフィルム基材を含む包装基材で覆われ、シール部により前記ローションティシュー積層体が封止されている、ローションティシューペーパー包装体であって、
前記包装基材による包装形式がピロー包装であり、
前記ローションティシューペーパーが、3プライであり、かつ、エンボスパターンを有し、
前記包装基材は、坪量が15g/m

以上100g/m

以下であり、かつ、厚さが16μm以上115μm以下であり、
前記包装基材と前記ローションティシューペーパーの静摩擦係数が0.18以上0.30以下であることを特徴とする、ローションティシューペーパー包装体。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
前記包装基材と前記ローションティシューペーパーの動摩擦係数が0.14以上0.26以下であることを特徴とする、請求項1に記載のローションティシューペーパー包装体。
【請求項3】
(前記包装基材の周長(A)/前記ローションティシュー積層体の周長(B))×100(%)が99%以上110%以下であることを特徴とする、請求項1又は2に記載のローションティシューペーパー包装体。
【請求項4】
前記ローションティシューペーパーの3プライ当たりの坪量が20g/m

以上50g/m

以下であることを特徴とする、請求項1又は2に記載のローションティシューペーパー包装体。
【請求項5】
前記ローションティシューペーパーの3プライ当たりの紙厚が0.06mm以上0.25mm以下であることを特徴とする、請求項1又は2に記載のローションティシューペーパー包装体。
【請求項6】
前記ローションティシュー積層体の高さが6mm以上26mm以下であることを特徴とする、請求項1又は2に記載のローションティシューペーパー包装体。
【請求項7】
前記ローションティシューペーパーにおけるローションの含有量が、10%以上22%以下であることを特徴とする、請求項1又は2に記載のローションティシューペーパー包装体。
【請求項8】
前記ローションティシューペーパーにおける3プライ当たりのローションの含有量が、3.2g/m

以上7.7g/m

以下であることを特徴とする、請求項1又は2に記載のローションティシューペーパー包装体。
【請求項9】
前記ローションティシュー積層体において、前記ローションティシューペーパーがV字折りされて積層されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載のローションティシューペーパー包装体。
【請求項10】
前記ローションティシュー積層体に含まれる前記ローションティシューペーパーの組数が20組以上80組以下であることを特徴とする、請求項1又は2に記載のローションティシューペーパー包装体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ローションティシューペーパー包装体に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
ティシュー等の薄葉紙は、通常、複数枚を積層したものを包装した形態で販売されている。
【0003】
そのような薄葉紙の販売パッケージは、剛性のある紙による箱型カートンの他に、柔らかい紙やプラスチックフィルムによるソフトパックが販売されており、そのようなソフトパックは持ち運びに便利である。中でも高級品といわれるローションティシューは、キャラメル包装形式のソフトパックで販売されることがある。
【0004】
キャラメル包装は、包装体の形態(見た目)が良好であり、また、包装体の両端部をヒートシールするため、薄葉紙の残りの量が少なくなってもソフトパック包装体の形態を維持でき、薄葉紙が無くなる最後まで使用しやすい特徴を有する。
【0005】
しかし、キャラメル包装は、包装体の形態が良好である一方で包装が困難である。具体的には、薄葉紙の積層体の高さがある程度一定にならないと、包装時のヒートシールが安定しない。そのため、ポケットや鞄に入れることに適したコンパクトで嵩張りにくい製品高さのキャラメル包装品を製造することが難しい。さらに、積層体の高さが低いと、包装袋(フィルム)と積層体の間に隙間ができるため、包装袋の中で積層体が動きやすく、積層体の上部や下部が包装袋と接触して、薄葉紙がめくれて、シワになるなど操業性と美粧性に欠けてしまうこともある。
【0006】
一方で、ピロー包装やガセット包装は、一定以上の高さでなくても包装することができるため、ポケットや鞄に入れやすい製品高さを設定することができる。
【0007】
しかし、ピロー包装は、紙製品、特に積層した薄葉紙等の紙製品を被包装物とする場合、操業時、包装基材のフィルムと薄葉紙との間に摩擦が起こることによって、積層体が折れ曲がって、シワになるなどして美粧性が悪くなる。逆に摩擦が小さく包装基材のフィルムが滑りすぎると、包装袋の中で積層体が安定せず動いてしまうため、積層体が折れ曲がって、シワになるなどして美粧性が悪くなる。
【0008】
さらに、包装基材のフィルムの厚みを厚くしすぎると、フィルムが所望の位置で曲げにくくなり包装しづらくなる。一方、フィルムの厚みを薄くしすぎると、フィルム同士がくっついてしまい、操業性が悪くなる。
【0009】
特に薄葉紙として、エンボスを有するローションティシューを用いた場合、摩擦が変動して操業性が顕著に劣る場合があり、シワが入りやすく美粧性が劣る場合があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
特開2021-113085号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)

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