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公開番号
2025147455
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-07
出願番号
2024047709
出願日
2024-03-25
発明の名称
接続方法
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04W
76/10 20180101AFI20250930BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】プロジェクター等の出力装置のPINコードが盗聴等により漏洩することを回避しつつ、情報端末をプロジェクターへ接続できるようにする。
【解決手段】出力装置10Aを識別するための識別情報を取得した情報端末20は、取得した識別情報に基づいてハッシュ値を生成する。情報端末20は、生成したハッシュ値に基づいて第1のPINコードを生成する。出力装置10Aは、自装置の識別情報に基づいてハッシュ値し、当該ハッシュ値に基づいて、第2のPINコードを生成して表示する。情報端末20は、出力装置10Aにより表示された第2のPINコードを自装置へ入力するための第1入力操作を受け付け、自装置に入力された第2のPINコードと第1のPINコードとが一致する場合に、接続要求信号を出力装置10Aへ送信する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
出力装置と情報端末とを接続する接続方法において、
前記出力装置を識別するための識別情報を前記情報端末が取得することと、
前記情報端末が取得した識別情報に基づいて前記情報端末がハッシュ値を生成することと、
前記情報端末が生成したハッシュ値に基づいて、前記情報端末が第1識別コードを生成することと、
前記出力装置が前記識別情報を取得することと、
前記出力装置が取得した識別情報に基づいて、前記出力装置がハッシュ値を生成することと、
前記出力装置が生成したハッシュ値に基づいて、前記出力装置が第2識別コードを生成することと、
前記情報端末が、前記出力装置により生成された第2識別コードを前記情報端末へ入力するための第1入力操作を受け付け、前記第1入力操作により入力された第2識別コードと前記第1識別コードとが一致する場合に、接続要求信号を前記出力装置へ送信することと、を含む、
接続方法。
続きを表示(約 530 文字)
【請求項2】
前記情報端末が取得した識別情報に基づいて前記情報端末がハッシュ値を生成することは、
前記情報端末が固有文字列を取得することと、
前記情報端末が取得した識別情報と前記情報端末が取得した固有文字列とに基づいて、ハッシュ値を生成することと、を含み、
前記出力装置が取得した識別情報に基づいて前記出力装置がハッシュ値を生成することは、
前記出力装置が固有文字列を取得することと、
前記出力装置が取得した識別情報と前記出力装置が取得した固有文字列とに基づいて、ハッシュ値を生成することと、を含む、
請求項1に記載の接続方法。
【請求項3】
前記出力装置は、画像を表示することにより前記画像を出力する表示装置であり、
前記出力装置が、前記識別情報を表示することと、
前記出力装置により表示された識別情報を前記情報端末へ入力するための第2入力操作を、前記情報端末が受け付けることと、を更に含み、
前記出力装置を識別するための識別情報を前記情報端末が取得することは、
前記第2入力操作により入力された識別情報を取得することである、
請求項1に記載の接続方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報端末を出力装置に接続する接続方法、に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示のプロジェクターは、所定の操作に応じて、当該プロジェクターの識別コードを投写面に表示する。特許文献1に開示の技術では、表示システム用のアプリケーションプログラムを実行中の情報端末に対してプロジェクターの識別コードが入力されると、情報端末は当該識別コードを含む接続要求をプロジェクターへ送信する。特許文献1に開示のプロジェクターは、情報端末から受信した接続要求に、投写面等に表示した識別コードが含まれる場合、情報端末の通信手段への接続を許可する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-152663号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示の技術には、情報端末とプロジェクターとの間の通信の盗聴等により、プロジェクターの識別コードが漏洩するおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の接続方法の一態様は、出力装置と情報端末とを接続する接続方法において、前記出力装置を識別するための識別情報を前記情報端末が取得することと、前記情報端末が取得した識別情報に基づいて前記情報端末がハッシュ値を生成することと、前記情報端末が生成したハッシュ値に基づいて、前記情報端末が第1識別コードを生成することと、前記出力装置が前記識別情報を取得することと、前記出力装置が取得した識別情報に基づいて、前記出力装置がハッシュ値を生成することと、前記出力装置が生成したハッシュ値に基づいて、前記出力装置が第2識別コードを生成することと、前記情報端末が、前記出力装置により生成された第2識別コードを前記情報端末へ入力するための第1入力操作を受け付け、前記第1入力操作により入力された第2識別コードと前記第1識別コードとが一致する場合に、接続要求信号を前記出力装置へ送信することと、を含む。
【図面の簡単な説明】
【0006】
本開示の一実施形態よる情報システム1の構成例を示す図である。
出力装置10により表示される待ち受け画面G1の一例を示す図である。
情報端末20の構成例を示す図である。
情報端末20の表示装置230に表示されるUI画面G2の一例を示す図である。
本実施形態の接続方法における処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に述べる実施形態には技術的に好ましい種々の限定が付されている。しかし、本開示の実施形態は、以下に述べる形態に限られるものではない。
1.実施形態
図1は、本開示の一実施形態よる情報システム1の構成例を示す図である。図1に示されるように、情報システム1は、出力装置10A及び出力装置10Bと、情報端末20と、を含む。出力装置10と情報端末20とは、例えば有線又は無線のLAN(Local Area Network)等のネットワークNWに接続される。
【0008】
出力装置10A及び出力装置10Bは、何れも画像を表示する表示装置であり、具体的にはプロジェクターである。出力装置10A及び出力装置10Bの各々を区別する必要が無い場合には、出力装置10A及び出力装置10Bは、「出力装置10」と称される。出力装置10には、ネットワークNWを介して、例えばパーソナルコンピューター等の他の装置が接続される。出力装置10は、接続先の他の装置から供給される画像データの表す画像を、投写スクリーン等の投写面に投写することにより、当該画像を表示する。本実施形態における他の装置の一例としては、情報端末20が挙げられる。
【0009】
出力装置10の電源(図1では図示略)が投入されると、出力装置10は、他の装置の接続を待ち受けるための待ち受け画面を投写面に表示する。図2は、出力装置10Aにより表示される待ち受け画面G1の一例を示す図である。図2に示されるように、待ち受け画面G1には、出力装置10Aの名称を表す文字列と、ネットワークNWを介して他の装置を出力装置10に接続する際に用いられる識別コードであるPINコードを表す文字列とが含まれる。図2に示されるように、出力装置10Aの識別情報は「EB10000」、であり、PINコードは「2679」である。
【0010】
本実施形態では、出力装置10の識別情報は、情報処理装置20の記憶装置250(情報処理装置20の構成については後に詳述する)に予め記憶されている。出力装置10は、記憶装置250から識別情報を読み出すことにより、出力装置10の識別情報を取得する。また、出力装置10は、以下の要領でPINコードを生成する。出力装置10は、まず、出力装置10の識別情報に、特定の固有文字列を連結した文字列(以下、ハッシュ化対象文字列)を生成する。本実施形態では、上記固有文字列として「lcp1」が用いられる。従って、本実施形態では、出力装置10Aは、ハッシュ化対象文字列として「EB10000lcp1」を生成する。上記固有文字列は、識別情報と同様に記憶装置250に予め記憶されている。なお、特定の固有文字列として、出力装置10の電源が投入される毎に異なる文字列が採用されてもよく、例えば、日付を表す文字列(例えば、2024年3月30日であれば、20240330等)、又は出力装置10と情報端末20との累積接続回数(例えば、累積接続回数が200回であれば、200等)が採用されてもよい。次いで、出力装置10は、ハッシュ化対象文字列を所定のハッシュ関数へ入力することでハッシュ値を生成する。そして、出力装置10は、ハッシュ値の先頭から所定個数(本実施形態では、4個)の数字を拾い、これら4個の数字を拾った順に左から右へ配列することでPINコードを生成する。なお、出力装置10の識別情報及び固有文字列は、記憶装置250に加えて、出力装置10内の記憶装置に記憶されていてもよく、この場合、出力装置10は出力装置10の記憶装置から識別情報及び固有文字列を読み出してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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