TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025147432
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-07
出願番号
2024047680
出願日
2024-03-25
発明の名称
ローラ式搬送装置
出願人
ノリタケ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B65G
13/04 20060101AFI20250930BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】被搬送物の搬送トラブルを低減する。
【解決手段】ローラ式搬送装置60は、複数の搬送ローラ61と、切り離し装置70とを備えている。切り離し装置70は、複数の搬送ローラ61のうち予め定められた隣り合う搬送ローラ61Aの間から突出する切り離し部材72を備えている。切り離し装置70は、複数の搬送ローラ61によって複数の被搬送物A1,A2が搬送方向において連なった状態で搬送されてきた場合に、被搬送物A1,A2を切り離す。切り離し装置70は、切り離し部材72を隣り合う搬送ローラ61Aの間から突出させる。切り離し装置70は、複数の被搬送物A1,A2のうち後方の被搬送物A2を留めて、先行する被搬送物A1を切り離す。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
予め定められた搬送方向に沿って並べられた複数の搬送ローラと、
前記複数の搬送ローラのうち予め定められた隣り合う搬送ローラの間から突出する切り離し部材を備えた切り離し装置と
を備え、
前記切り離し装置は、前記複数の搬送ローラによって複数の被搬送物が前記搬送方向において連なった状態で搬送されてきた場合に、前記切り離し部材を前記隣り合う搬送ローラの間から突出させて前記複数の被搬送物のうち後方の被搬送物を留めて、先行する被搬送物を切り離すように構成された、
ローラ式搬送装置。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
前記切り離し部材は、前記後方の被搬送物と、前記先行する被搬送物とを切り離す際、前記後方の被搬送物の下面に当てられる、請求項1に記載されたローラ式搬送装置。
【請求項3】
前記切り離し部材は、前記搬送ローラに沿って延びており、かつ、前記被搬送物と接する位置に複数の突起を備えている、請求項2に記載されたローラ式搬送装置。
【請求項4】
前記複数の突起それぞれの上端は、尖っている、請求項3に記載されたローラ式搬送装置。
【請求項5】
前記切り離し装置は、
予め定められた検知位置において前記被搬送物を検知する通過センサと、
前記切り離し部材の昇降を制御する制御装置と
をさらに備え、
前記制御装置は、前記通過センサが前記被搬送物を予め定められた時間以上連続して検出した場合に前記切り離し部材を上昇させる処理が実行されるように構成された、請求項1~4のいずれか一項に記載されたローラ式搬送装置。
【請求項6】
前記通過センサは、前記切り離し部材よりも前記搬送方向の下流側に設けられている、請求項5に記載されたローラ式搬送装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ローラ式搬送装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特開2022-151151号公報には、搬送ローラ上に置かれた複数の被搬送物を、3列で搬送するローラ式搬送装置が開示されている。同公報に開示されているローラ式搬送装置では、上位置および下位置に選択的に移動可能に設けられたストッパが設けられている。被搬送物は、上位置に移動したストッパによって横一列に整列する。整列した被搬送物は、置換室へ送り込まれる。被搬送物の整列の精度がよくなることによって、置換室の容積を小さくすることができるとされている。
【0003】
特開2023-096455号公報には、セラミック部品を載置して焼成させうるセラミック焼成用セッター(被搬送物)が開示されている。同公報に開示されているセラミック焼成用セッターは、無機繊維が結合して形成された多孔質層を内在する基材からなることを特徴としている。かかるセラミック焼成用セッターは、強度を維持しつつ軽量化により熱容量を低下させることができるとされている。また、かかるセラミック焼成用セッターは、温度追従性に優れているとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-151151号公報
特開2023-096455号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
複数の被搬送物が搬送方向に沿って連続的に搬送される際、前後の被搬送物が連なる等、搬送トラブルが発生する懸念がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
ここで開示されるローラ式搬送装置は、複数の搬送ローラと、切り離し装置とを備えている。複数の搬送ローラは、予め定められた搬送方向に沿って並べられている。切り離し装置は、複数の搬送ローラのうち予め定められた隣り合う搬送ローラの間から突出する。切り離し装置は、複数の搬送ローラによって複数の被搬送物が搬送方向において連なった状態で搬送されてきた場合に、切り離し部材を隣り合う搬送ローラの間から突出させる。切り離し装置は、複数の被搬送物のうち後方の被搬送物を留めて、先行する被搬送物を切り離すように構成されている。かかるローラ式搬送装置によると、被搬送物の搬送トラブルが低減される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、加熱装置1を示す模式図である。
図2は、ローラ式搬送装置60の平面図である。
図3は、ローラ式搬送装置60の側面図である。
図4は、ストッパ80およびリフタ90の側面図である。
図5は、切り離し部材72の正面図である。
図6は、切り離し装置70によって被搬送物Aを切り離す様子を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本開示における実施形態の1つについて、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の図面においては、同じ作用を奏する部材・部位には同じ符号を付して説明している。また、各図における寸法関係(長さ、幅、厚み等)は実際の寸法関係を反映するものではない。上、下、左、右、前、後の向きは、図中、U、D、L、R、F、Rrの矢印でそれぞれ表されている。ここで、上、下、左、右、前、後の向きは、説明の便宜上、定められているに過ぎず、特に言及されない限りにおいて本願発明を限定しない。
【0009】
図1は、加熱装置1を示す模式図である。図中、被搬送物Aが搬送される方向は、矢印で示されている。
【0010】
〈加熱装置1〉
加熱装置1は、図1に示されているように、搬送路10と、ローラ式搬送装置20と、置換室30と、加熱室40と、置換室50と、ローラ式搬送装置60と、搬送路15とを備えている。加熱装置1は、被処理物を搬送しつつ加熱処理するための装置である。この実施形態では、被処理物は、セッターAに載せられた状態で搬送され、加熱室40内で加熱処理される。なお、置換室30,50は、加熱装置1に必ずしも設けられていなくてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
ノリタケ株式会社
加熱炉
24日前
ノリタケ株式会社
焼成炉
1か月前
ノリタケ株式会社
焼成炉
1か月前
ノリタケ株式会社
冷却炉
24日前
ノリタケ株式会社
焼成炉
1か月前
ノリタケ株式会社
洗浄装置
21日前
ノリタケ株式会社
熱処理設備
2か月前
ノリタケ株式会社
焼成用治具
22日前
ノリタケ株式会社
棒材切断機
21日前
ノリタケ株式会社
研磨パッド
21日前
ノリタケ株式会社
焼成用治具
22日前
ノリタケ株式会社
金ペースト
1か月前
ノリタケ株式会社
焼成用治具
22日前
ノリタケ株式会社
熱処理容器
21日前
ノリタケ株式会社
担体構造体
22日前
ノリタケ株式会社
熱処理設備
2か月前
ノリタケ株式会社
熱伝導シート
21日前
ノリタケ株式会社
ガス吸収シート
1か月前
ノリタケ株式会社
導電性ペースト
21日前
ノリタケ株式会社
超砥粒ホイール
21日前
ノリタケ株式会社
焼成冷却システム
14日前
ノリタケ株式会社
ローラ式搬送装置
24日前
ノリタケ株式会社
ローラ式搬送装置
24日前
ノリタケ株式会社
封止用グリーンシート
21日前
ノリタケ株式会社
砥材及びその製造方法
22日前
ノリタケ株式会社
静電容量タッチパネル
22日前
ノリタケ株式会社
静電容量タッチパネル
22日前
ノリタケ株式会社
砥材及びその製造方法
28日前
ノリタケ株式会社
電気化学セル用ペースト
23日前
ノリタケ株式会社
触媒材料およびその利用
22日前
ノリタケ株式会社
触媒材料およびその利用
22日前
ノリタケ株式会社
触媒材料およびその利用
22日前
ノリタケ株式会社
焼成用治具およびフレーム
22日前
ノリタケ株式会社
ガラス接合材及びその利用
21日前
ノリタケ株式会社
搬送装置および熱処理装置
28日前
ノリタケ株式会社
ガラス接合材及びその利用
21日前
続きを見る
他の特許を見る