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公開番号2025146074
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-03
出願番号2024046665
出願日2024-03-22
発明の名称予約管理装置、方法、プログラムおよびシステム
出願人理想科学工業株式会社
代理人個人
主分類G06Q 10/02 20120101AFI20250926BHJP(計算;計数)
要約【課題】リスケジュールの回数を減らすことができ、手間をかけることなく、効率的にスケジュールの調整を行うことができる予約管理装置、方法、プログラムおよびシステムを提供する。
【解決手段】ホストが用意した複数の予約枠が予め設定された予約枠設定部11と、複数の予約枠に対して予約を行う複数のゲストの特性情報が記憶されたゲスト特性情報記憶部12と、各ゲストの希望予約枠を受け付ける希望予約枠受付部14と、各ゲストの希望予約枠と各ゲストの特性情報に基づいて、複数の予約枠に対して各ゲストの予約をそれぞれ割り当てる割り当て部15とを備え、割り当て部15が、複数の予約枠にゲストの予約を割り当てることができない場合には、予約枠の単位を分割し、その分割された分割予約枠の単位でゲストの予約を割り当てる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
ホストが用意した複数の予約枠が予め設定された予約枠設定部と、
前記複数の予約枠に対して予約を行う複数のゲストの特性情報が記憶されたゲスト特性情報記憶部と、
前記各ゲストの希望予約枠を受け付ける希望予約枠受付部と、
前記各ゲストの希望予約枠と前記各ゲストの特性情報に基づいて、前記複数の予約枠に対して前記各ゲストの予約をそれぞれ割り当てる割り当て部とを備え、
前記割り当て部が、前記複数の予約枠に前記ゲストの予約を割り当てることができない場合には、前記予約枠の単位を分割し、該分割された分割予約枠の単位で前記ゲストの予約を割り当てる予約管理装置。
続きを表示（約 1,000 文字）【請求項２】
前記割り当て部が、前記分割予約枠の単位で前記ゲストの予約の割り当てができない場合には、前記分割予約枠をさらに分割して前記ゲストの予約を割り当てる請求項１記載の予約管理装置。
【請求項３】
前記割り当て部が、前記ゲストの特性情報に基づいて、前記分割の回数を制限する請求項２記載の予約管理装置。
【請求項４】
前記ゲストの特性情報が、前記ゲストの評価に基づいて設定されている請求項１記載の予約管理装置。
【請求項５】
前記ホストが学校であり、
前記ゲストが前記学校に通う生徒の保護者であり、
前記予約枠が前記学校の先生と前記保護者との面談の予約枠である請求項１記載の予約管理装置。
【請求項６】
前記ゲストの特性情報が、前記生徒または保護者の評価に基づいて設定されている請求項５記載の予約管理装置。
【請求項７】
請求項１記載の予約管理装置と、前記ゲストの端末装置を備えた予約管理システム。
【請求項８】
ホストが用意した複数の予約枠を予め設定し、
前記複数の予約枠に対して予約を行う複数のゲストの特性情報を記憶し、
前記各ゲストの希望予約枠を受け付け、
前記各ゲストの希望予約枠と前記各ゲストの特性情報に基づいて、前記複数の予約枠に対して前記各ゲストの予約をそれぞれ割り当てる予約管理方法であって、
前記複数の予約枠の中に予約を割り当てることができないゲストが発生した場合には、前記予約枠の単位を分割し、該分割された分割予約枠の単位で前記ゲストの予約を割り当てる予約管理方法。
【請求項９】
ホストが用意した複数の予約枠を予め設定するステップと、
前記複数の予約枠に対して予約を行う複数のゲストの特性情報を記憶するステップと、
前記各ゲストの希望予約枠を受け付けるステップと、
前記各ゲストの希望予約枠と前記各ゲストの特性情報に基づいて、前記複数の予約枠に対して前記各ゲストの予約をそれぞれ割り当てるステップとをコンピュータに実行させる予約管理プログラムであって、
前記複数の予約枠の中に予約を割り当てることができないゲストが発生した場合には、前記予約枠の単位を分割し、該分割された分割予約枠の単位で前記ゲストの予約を割り当てる予約管理プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、ホストが用意した予約枠に対してゲストの予約を割り当てる予約管理装置、方法、プログラムおよびシステムに関するものである。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、学校の先生が保護者との面談を行う場合、面談の日時を全ての保護者と調整する必要がある。一般的には、全ての保護者から希望日のアンケートを取り、学校側で希望日時に沿うようスケジュールを組むことが行われる。
【０００３】
この際、学校側から見て早い時間帯に面談すべき保護者がいたり、最後の枠で時間をかけて面談しなければならない保護者がいたりするため、このような事情を考慮してスケジュールを調整する必要がある。また、希望日に面談できない保護者に対してリスケジュールの依頼を出す必要があるが、その依頼やリスケジュール後のスケジュール調整が非常に手間である。
【０００４】
特許文献１には、求人担当者と求職者の面接の日程調整をより簡易に行うことが可能な面接日程調整装置が提案されている。具体的には、特許文献１では、求人担当者のスケジュール情報に基づいて面接を行うことが可能な日時である面接日時を複数特定する面接日程調整装置が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
特開２０２１－１７０１５１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
しかしながら、特許文献１では、求人担当者（面接者）の都合は参照されるが、求職者（被面接者）の都合は参照されないため、面接日が求職者にとって都合が良い日とは限らず、リスケジュールの回数が多くなる問題がある。
【０００７】
さらに、たとえば学校の面談においては、学校の先生と保護者だけでなく、スクールカウンセラーなどの第３者を同席させる場合もある。その際、スクールカウンセラーの予定も考慮しなければならず、スケジュール構築が非常に手間となる。
【０００８】
本発明は、上記事情に鑑み、リスケジュールの回数を減らすことができ、手間をかけることなく、効率的にスケジュールの調整を行うことができる予約管理装置、方法、プログラムおよびシステムを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【０００９】
本発明の予約管理装置は、ホストが用意した複数の予約枠が予め設定された予約枠設定部と、複数の予約枠に対して予約を行う複数のゲストの特性情報が記憶されたゲスト特性情報記憶部と、各ゲストの希望予約枠を受け付ける希望予約枠受付部と、各ゲストの希望予約枠と各ゲストの特性情報に基づいて、複数の予約枠に対して各ゲストの予約をそれぞれ割り当てる割り当て部とを備え、割り当て部が、複数の予約枠にゲストの予約を割り当てることができない場合には、予約枠の単位を分割し、その分割された分割予約枠の単位でゲストの予約を割り当てる。
【発明の効果】
【００１０】
本発明の予約管理装置によれば、各ゲストの希望予約枠と各ゲストの特性情報に基づいて、複数の予約枠に対して各ゲストの予約をそれぞれ割り当てる際、たとえばゲストの特性情報の中にスクールカウンセラーなどの第３者の同席が含まれ、第３者の予定も考慮してゲストの予約を予約枠に割り当てる場合に、予約を割り当てることができないゲストが発生した場合には、予約枠の単位を分割し、その分割された分割予約枠の単位でゲストの予約を割り当てるようにしたので、実質的な予約枠を増やすことができる。これにより、リスケジュールの回数を減らすことができ、手間をかけることなく、効率的にスケジュールの調整を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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