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公開番号2025145100
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-03
出願番号2024045113
出願日2024-03-21
発明の名称捺染物の製造方法および印刷装置
出願人理想科学工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類D06P 5/30 20060101AFI20250926BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】画像が印刷された衣服の運動機能性の低下を容易に軽減できる捺染物の製造方法および印刷装置を提供する。
【解決手段】インクを凝集させる前処理液を衣服に吐出し、前処理液が吐出された衣服に白インクを吐出し、前処理液および白インクが吐出された衣服にカラーインクを吐出して画像を印刷する工程を含み、印刷する工程において、衣服における着用者の運動時の伸縮度合いが他の領域よりも大きい運動時高伸縮領域に印刷する場合に、運動時高伸縮領域の少なくとも一部において、前処理液の吐出量を適正量以上とし、白インクの吐出量を適正量未満とする。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
インクを凝集させる前処理液を衣服に吐出し、前処理液が吐出された衣服に白インクを吐出し、前処理液および白インクが吐出された衣服にカラーインクを吐出して画像を印刷する工程を含み、
前記印刷する工程において、衣服における着用者の運動時の伸縮度合いが他の領域よりも大きい運動時高伸縮領域に印刷する場合に、前記運動時高伸縮領域の少なくとも一部において、前処理液の吐出量を適正量以上とし、白インクの吐出量を適正量未満とすることを特徴とする捺染物の製造方法。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
前記印刷する工程において、前記運動時高伸縮領域に印刷する場合に、前記運動時高伸縮領域内において、前処理液の吐出量が適正量以上で白インクの吐出量が適正量未満の領域と、前処理液の吐出量が適正量未満で白インクの吐出量が適正量以上の領域とを交互に縞状に形成することを特徴とする請求項1に記載の捺染物の製造方法。
【請求項3】
インクを凝集させる前処理液を吐出する第1吐出部と、
白インクを吐出する第2吐出部と、
カラーインクを吐出する第3吐出部と、
前記第1吐出部が前処理液を衣服に吐出し、前処理液が吐出された衣服に前記第2吐出部が白インクを吐出し、前処理液および白インクが吐出された衣服に前記第3吐出部がカラーインクを吐出して画像を印刷するよう制御する制御部とを備え、
前記制御部は、衣服における着用者の運動時の伸縮度合いが他の領域よりも大きい運動時高伸縮領域に印刷する場合に、前記運動時高伸縮領域の少なくとも一部において、前記第1吐出部による前処理液の吐出量を適正量以上とし、前記第2吐出部による白インクの吐出量を適正量未満とするよう制御することを特徴とする印刷装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、捺染物の製造方法および印刷装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
衣服等の布に文字、絵、図柄等の画像を捺染(印刷)して捺染物を製造する技術が知られている。
【0003】
衣服に画像を印刷すると、画像が印刷された部分の布が硬くなることで、着用者が運動しにくくなる、すなわち衣服の運動機能性が低下することがある。
【0004】
これに関し、特許文献1には、袖の上腕部の少なくとも一部に、身頃を構成する生地よりも伸張率の大きい生地を配置することで、運動機能性を向上させた衣服が開示されている。
【0005】
この技術を用いれば、衣服に画像を印刷した場合でも、運動機能性の低下を軽減することが可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2004-218121号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1の技術は、衣服の素材を部分的に変更する必要がある大掛かりなものであり、容易には実施できない。
【0008】
本発明は上記に鑑みてなされたもので、画像が印刷された衣服の運動機能性の低下を容易に軽減できる捺染物の製造方法および印刷装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一態様によれば、インクを凝集させる前処理液を衣服に吐出し、前処理液が吐出された衣服に白インクを吐出し、前処理液および白インクが吐出された衣服にカラーインクを吐出して画像を印刷する工程を含み、前記印刷する工程において、衣服における着用者の運動時の伸縮度合いが他の領域よりも大きい運動時高伸縮領域に印刷する場合に、前記運動時高伸縮領域の少なくとも一部において、前処理液の吐出量を適正量以上とし、白インクの吐出量を適正量未満とすることを特徴とする捺染物の製造方法が提供される。
【0010】
本発明の他の態様によれば、インクを凝集させる前処理液を吐出する第1吐出部と、白インクを吐出する第2吐出部と、カラーインクを吐出する第3吐出部と、前記第1吐出部が前処理液を衣服に吐出し、前処理液が吐出された衣服に前記第2吐出部が白インクを吐出し、前処理液および白インクが吐出された衣服に前記第3吐出部がカラーインクを吐出して画像を印刷するよう制御する制御部とを備え、前記制御部は、衣服における着用者の運動時の伸縮度合いが他の領域よりも大きい運動時高伸縮領域に印刷する場合に、前記運動時高伸縮領域の少なくとも一部において、前記第1吐出部による前処理液の吐出量を適正量以上とし、前記第2吐出部による白インクの吐出量を適正量未満とするよう制御することを特徴とする印刷装置が提供される。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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