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公開番号2025145859
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-03
出願番号2024046323
出願日2024-03-22
発明の名称手話動画情報収集装置、方法、プログラムおよびシステム
出願人理想科学工業株式会社
代理人個人
主分類G09B 21/00 20060101AFI20250926BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】手話動画データの登録のモチベーションを上げることができ、多くの人から満遍なく、偏りの無い手話動画データを収集することができる手話動画情報収集装置、方法、プログラムおよびシステムを提供する。
【解決手段】手話登録者が興味を示す単語が属する範囲を示すユーザ興味情報を取得するユーザ興味情報取得部12と、ユーザ興味情報に基づいて、手話登録者に対して手話登録を依頼する登録単語候補を決定し、その決定した登録単語候補を手話登録者の端末装置に出力する登録単語候補決定部13と、登録単語候補の入力に応じて手話登録者の端末装置20から出力された登録単語候補に対応する手話動画情報を取得する手話動画情報取得部14と、手話動画情報取得部14によって取得された登録単語候補に対応する手話動画情報を登録単語候補と紐付けして記憶する記憶部15とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
手話登録者が興味を示す単語が属する範囲を示すユーザ興味情報を取得するユーザ興味情報取得部と、
前記ユーザ興味情報に基づいて、前記手話登録者に対して手話登録を依頼する登録単語候補を決定し、該決定した登録単語候補を前記手話登録者の端末装置に出力する登録単語候補決定部と、
前記登録単語候補の入力に応じて前記手話登録者の端末装置から出力された前記登録単語候補に対応する手話動画情報を取得する手話動画情報取得部と、
前記手話動画情報取得部によって取得された前記登録単語候補に対応する手話動画情報を前記登録単語候補と紐付けして記憶する手話動画情報記憶部とを備えた手話動画情報収集装置。
続きを表示（約 1,200 文字）【請求項２】
前記ユーザ興味情報が、登録単語の類似性から予め設定されたカテゴリ情報を含む請求項１記載の手話動画情報収集装置。
【請求項３】
前記ユーザ興味情報が、登録単語を手話で表現した場合における難易度を示す予め設定されたレベル情報を含む請求項１記載の手話動画情報収集装置。
【請求項４】
前記手話登録者のユーザ属性情報を取得する属性情報取得部を備え、
前記登録単語候補決定部が、前記ユーザ属性情報と各登録単語に対して設定された優先属性情報とに基づいて、前記登録単語候補を決定する１記載の手話動画情報収集装置。
【請求項５】
前記登録単語候補決定部が、各登録単語の登録数を管理する登録数テーブルを有し、前記登録数テーブルを参照して、登録数が少ない登録単語を前記登録単語候補として決定する請求項１記載の手話動画情報収集装置。
【請求項６】
前記手話動画情報取得部が、前記手話動画情報として、前記手話動画から抽出された手話動作の特徴点の情報を取得する請求項１記載の手話動画情報収集装置。
【請求項７】
前記手話登録者の端末装置から出力された手話動画情報を取得した際、前記手話登録者の端末装置に対して報酬情報を出力する報酬情報出力部を備えた請求項１記載の手話動画情報収集装置。
【請求項８】
請求項１記載の手話動画情報収集装置と、
前記手話登録者の端末装置とを備えた手話動画情報収集システム。
【請求項９】
手話登録者が興味を示す単語が属する範囲を示すユーザ興味情報を取得し、
前記ユーザ興味情報に基づいて、前記手話登録者に対して手話登録を依頼する登録単語候補を決定し、
該決定した登録単語候補を前記手話登録者の端末装置に出力し、
前記登録単語候補の入力に応じて前記手話登録者の端末装置から出力された前記登録単語候補に対応する手話動画情報を取得し、
該取得した前記登録単語候補に対応する手話動画情報を前記登録単語候補と紐付けして記憶する手話動画情報収集方法。
【請求項１０】
手話登録者が興味を示す単語が属する範囲を示すユーザ興味情報を取得するステップと、
前記ユーザ興味情報に基づいて、前記手話登録者に対して手話登録を依頼する登録単語候補を決定するステップと、
該決定した登録単語候補を前記手話登録者の端末装置に出力するステップと、
前記登録単語候補の入力に応じて前記手話登録者の端末装置から出力された前記登録単語候補に対応する手話動画情報を取得するステップと、
該取得した前記登録単語候補に対応する手話動画情報を前記登録単語候補と紐付けして記憶するステップとをコンピュータに実行させる手話動画情報収集プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、手話の動画情報を収集する手話動画情報収集装置、方法、プログラムおよびシステムに関するものである。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、手話を撮影した動画データから手話動作を認識し、文字データとして表示するシステムが提案されている（たとえば非特許文献１参照）。
【０００３】
手話の言語解析および認識システムなどを構築するためには、大規模な手話動作のデータを収集する必要がある。特許文献１では、端末装置を用いて手話の動作を撮影することによって、手話の動画データを収集する方法が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０２０－１２６１４４号公報
【非特許文献】
【０００５】
“SureTalk”，ソフトバンク株式会社，インターネット
【０００６】
＜URL：https://www.suretalk.mb.softbank.jp/function/＞
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００７】
しかしながら、手話の動作には個人差があるため、できるだけ多くの人から、多くの単語の手話動画データを満遍なく収集することが好ましい。特許文献１では、ユーザの自由意思に基づき、登録したい手話を選んでいるため、満遍なく、偏りの無い手話動画データを収集することができない。なお、偏りが無いとは、種々の個人の属性によって単語毎の手話動画データの収集量に差が無いことを意味する。
【０００８】
そこで、手話動画データを収集する側から登録したい単語の候補を手話登録者に依頼して手話動画データを収集することが考えられる。
【０００９】
しかしながら、手話動画データを収集する側から依頼した単語候補が、上級者向けの単語であったり、手話の動作が難しい単語であったり、あまり使われない単語であった場合、手話登録者がそのような単語候補の手話動作データを送信することに対してモチベーションを持つことが難しく、所望の手話動画データを集めることが困難である。
【００１０】
本発明は、上記事情に鑑み、手話動画データの登録のモチベーションを上げることができ、多くの人から満遍なく、偏りの無い手話動画データを収集することができる手話動画情報収集装置、方法、プログラムおよびシステムを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
（【００１１】以降は省略されています）

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