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公開番号
2025141785
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-29
出願番号
2024207000
出願日
2024-11-28
発明の名称
熱転写シート用インクセット及び熱転写シートの製造方法
出願人
理想科学工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
C09D
11/40 20140101AFI20250919BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】画像再現性に優れる熱転写シートの提供を課題とする。
【解決手段】非白色インクと、白色インク及び透明インクの少なくとも一方と、インク凝集液とを含む、熱転写シート用インクセット。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
非白色インクと、白色インク及び透明インクの少なくとも一方と、インク凝集液とを含む、熱転写シート用インクセット。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
前記非白色インク、前記白色インク及び前記透明インクの少なくとも一つが、沸点が260℃以上の有機溶剤を含む、請求項1に記載の熱転写シート用インクセット。
【請求項3】
基材シート上に、非白色インク、インク凝集液、白色インク及び透明インクの少なくとも一方を順にウェットオンウェット方式で付与する工程(工程A)を含む、熱転写シートの製造方法。
【請求項4】
基材シート上に、インク凝集液、非白色インク、白色インク及び透明インクの少なくとも一方を順にウェットオンウェット方式で付与する工程(工程B)を含む、熱転写シートの製造方法。
【請求項5】
前記非白色インク、前記白色インク及び前記透明インクの少なくとも一つが、沸点が260℃以上の有機溶剤を含む、請求項3又は4に記載の熱転写シートの製造方法。
【請求項6】
前記白色インクと前記透明インクの合計の単位面積当たりの付与量に対する、前記インク凝集液の単位面積当たりの付与量の比が0.3以下である、請求項3又は4に記載の熱転写シートの製造方法。
【請求項7】
前記インク凝集液の単位面積当たりの付与量が10g/m
2
以下である、請求項3又は4に記載の熱転写シートの製造方法。
【請求項8】
前記工程(A)に加え、パウダーを付与する工程(工程P)を含む、請求項3に記載の熱転写シートの製造方法。
【請求項9】
前記工程(B)に加え、パウダーを付与する工程(工程P)を含む、請求項4に記載の熱転写シートの製造方法。
【請求項10】
前記パウダーがホットメルトパウダーである、請求項8又は9に記載の熱転写シートの製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、熱転写シート用インクセット及び熱転写シートの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
織物、編み物、不織布等の布に、文字、絵、図柄等の画像を印刷する方法として、近年、DTFプリントが注目されている。DTFはDirect To Filmの略であり、具体的には、熱転写シートを用いた印刷法である。DTFプリント用の熱転写シートは一般に、基材シートに所望の画像をカラー印刷した後、画像の上に白色インクを印刷し、乾く前の白色インク上にホットメルトパウダーを付着させ、加熱してホットメルトパウダーを溶融させる方法にて製造される。布への印刷は、熱転写シートのホットメルトパウダー層を布側に配置し、熱プレスにより画像を転写して行う。DTFプリントは布に直接印刷する方法と比較して画像の鮮明度が高いこと、印刷可能な布の種類や色の選択肢が広いこと等の利点がある。
【0003】
DTFプリントに関する従来技術として、特許文献1には、画像欠落なく印刷できる転写印刷方法の提供を課題として、加熱溶融性で、かつ、インクの表面の全体に隙間なく付着させるグレードの樹脂粉体、具体的には、粒径75μm以下の占有率が87%以上で、かつ、150μmを越える粒径の粉体を含まないグレードの樹脂粉体と、当該樹脂粉体の付着性を保持するだけのインクの非浸透性を有する転写シートとを用いた例が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-171840号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載がある通り、DTFプリントが抱える技術的課題の一つはホットメルトパウダーの付着性の確保にある。特許文献1に記載された方法では、ホットメルトパウダーの付着性を確保するために非浸透性の高い基材シートを用いているが、この方法にて一般的な熱転写シートを製造した場合、画像を形成するカラーインクとその上に塗布する白色インクとの混色が生じやすく、画像再現性が低下し易いという別の課題があった。
【0006】
本開示は、画像再現性に優れる熱転写シートの提供を課題とし、これを得るための熱転写シート用インクセットを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一実施形態は、非白色インクと、白色インク及び透明インクの少なくとも一方と、インク凝集液とを含む、熱転写シート用インクセットに関する。
【0008】
本開示の他の一実施形態は、基材シート上に、非白色インク、インク凝集液、白色インク及び透明インクの少なくとも一方を順にウェットオンウェット方式で付与する工程(工程A)を含む、熱転写シートの製造方法に関する。
【0009】
本開示の他の一実施形態は、基材シート上に、インク凝集液、非白色インク、白色インク及び透明インクの少なくとも一方を順にウェットオンウェット方式で付与する工程(工程B)を含む、熱転写シートの製造方法に関する。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、画像再現性に優れる熱転写シート、これを得るための熱転写シート用インクセット、及び熱転写シートの製造方法を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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