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公開番号2025145082
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-03
出願番号2024045077
出願日2024-03-21
発明の名称表示端末、通信システム、表示方法、及びプログラム
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人
主分類H04N 21/431 20110101AFI20250926BHJP(電気通信技術)
要約【課題】広視野画像の録画後に閲覧するユーザに対して、録画の際の広視野画像のうち複数の拠点で注目されていた所定領域(画角)を提案することを目的とする。
【解決手段】本開示は、複数の通信端末に配信される際に録画された画像を再生する表示端末であって、前記画像としての広視野画像の再生を受け付ける受付部と、前記画像の録画の際に前記複数の通信端末によって表示されていた前記広視野画像における各所定領域をクラスタリングすることにより、前記広視野画像における特定の所定領域である特定の所定領域画像aDを表示部に表示する表示制御部と、を有する表示端末である。
【選択図】図28
特許請求の範囲【請求項1】
複数の通信端末に配信される際に録画された画像を再生する表示端末であって、
前記画像としての広視野画像の再生を受け付ける受付部と、
前記画像の録画の際に前記複数の通信端末によって表示されていた前記広視野画像における各所定領域をクラスタリングすることにより、前記広視野画像における特定の所定領域である特定の所定領域画像を表示部に表示する表示制御部と、
を有する表示端末。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記表示制御部は、各所定領域の中心点又は重心点をクラスタリングすることで、前記特定の所定領域を定める、請求項1に記載の表示端末。
【請求項3】
前記クラスタリングにより同じクラスに複数の中心点又は重心点が含まれている場合には、前記表示制御部は、前記複数の中心点又は重心点に係る各所定領域の重複領域の中心点を中心点とする前記特定の所定領域を定める、請求項2に記載の表示端末。
【請求項4】
前記表示制御部は、前記複数の中心点又は重心点に係る各所定領域の重複領域の中心点を中心点として、前記同じクラスの複数の中心点を全て含む最小の所定領域である前記特定の所定領域を定める、請求項3に記載の表示端末。
【請求項5】
前記クラスタリングにより同じクラスに複数の中心点又は重心点が含まれていない場合であって、前記再生の際に発話中のユーザがいるときには、前記複数の通信端末のうち当該発話中のユーザの所定の通信端末が表示していた所定領域画像として、前記特定の所定領域画像を表示する、請求項2に記載の表示端末。
【請求項6】
前記クラスタリングにより同じクラスに複数の中心点又は重心点が含まれていない場合であって、発話中のユーザがいないときには、前記複数の通信端末のうちランダムに所定の通信端末が表示していた所定領域画像として、前記特定の所定領域画像を表示する、請求項2に記載の表示端末。
【請求項7】
複数の通信端末に配信される際に録画された画像を再生する表示端末と、当該表示端末に送信する情報を管理する通信制御システムとを含む通信システムであって、
前記通信制御システムは、
前記画像の録画の際に複数の通信端末によって表示されていた前記画像としての広視野画像における各所定領域を特定するための各画角情報を、前記表示端末に送信する送信部を有し、
前記表示端末は、
前記各画角情報を前記通信制御システムから受信する受信部と、
前記受信部で受信した各画角情報に基づいて、前記画像の録画の際に前記複数の通信端末によって表示されていた前記広視野画像における各所定領域をクラスタリングすることにより、前記広視野画像における特定の所定領域である特定の所定領域画像を表示部に表示する表示制御部と、
を有する、通信システム。
【請求項8】
複数の通信端末に配信される際に録画された画像を再生する表示端末が実行する表示方法であって、
前記表示端末は、
前記画像としての広視野画像の再生を受け付ける受付処理と、
前記画像の録画の際に前記複数の通信端末によって表示されていた前記広視野画像における各所定領域をクラスタリングすることにより、前記広視野画像における特定の所定領域である特定の所定領域画像を表示部に表示する表示制御処理と、
を実行する表示方法。
【請求項9】
複数の通信端末に配信される際に録画された画像を再生するためのプログラムであって、
コンピュータに、
前記画像としての広視野画像の再生を受け付ける受付処理と、
前記画像の録画の際に前記複数の通信端末によって表示されていた前記広視野画像における各所定領域をクラスタリングすることにより、前記広視野画像における特定の所定領域である特定の所定領域画像を表示部に表示する表示制御処理と、
を実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、表示端末、通信システム、表示方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、通常の画角では確認しきれないような箇所も含む撮像範囲の画像として、例えば360度の全周囲が撮像された360度画像(全天球画像、全方位画像、全周囲画像ともいう)等の広い視野角を有する広視野の画像(以下「広視野画像」と示す。)が知られている。このような広視野画像の全てを表示端末で表示させようとすると、広視野画像が湾曲して見えづらいため、各ユーザは同じ広視野画像において所望の所定領域を示す所定領域画像を表示して閲覧している。
【0003】
また、従来、煩雑な操作をすることなく、より好適な所定領域を広視野画像から切り出す技術が開示されている(特許文献1参照)。
【0004】
更に、動画に係る広視野画像が複数の拠点に配信される場合、複数の拠点のユーザは、それぞれ独自に広視野画像における所望の所定領域を変更しながら閲覧することができる。また、作業現場等を撮影して得られた動画に係る広視野画像が所定の拠点に配信される際に録画されていれば、ユーザは後から、録画されている広視野画像を再生して閲覧することもできる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、広視野画像の録画後に録画再生して閲覧するユーザが、録画の際に複数の拠点で、広視野画像のうち、どの所定領域が注目されて表示されていたかを把握することはできない。
【0006】
本開示は、広視野画像の録画後に閲覧するユーザに対して、録画の際の広視野画像のうちの複数の拠点で注目されていた所定領域(画角)を提案することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示は、複数の通信端末に配信される際に録画された画像を再生する表示端末であって、前記画像としての広視野画像の再生を受け付ける受付部と、前記画像の録画の際に前記複数の通信端末によって表示されていた前記広視野画像における各所定領域をクラスタリングすることにより、前記広視野画像における特定の所定領域である特定の所定領域画像を表示部に表示する表示制御部と、を有する表示端末である。
【発明の効果】
【0008】
以上説明したように本開示によれば、広視野画像の録画後に閲覧するユーザに対して、録画の際に広視野画像のうちの複数の拠点で注目されていた所定領域(画角)を提案することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
(a)は撮影装置の左側面図であり、(b)は撮影装置の正面図であり、(c)は撮影装置の平面図である。
撮影装置の使用イメージ図である。
(a)は撮影装置で撮影された半球画像(前)、(b)は撮影装置で撮影された半球画像(後)、(c)はメルカトル図法により表された画像を示した図である。
(a)メルカトル画像で球を被う状態を示した概念図、(b)全天球画像を示した図である。
全天球画像を3次元の立体球とした場合の仮想カメラ及び所定領域の位置を示した図である。
(a)は図5の立体斜視図、(b)は(a)の状態の所定領域画像がディスプレイに表示されている図、(c)は(a)における仮想カメラICの視点を変更後の所定領域を示した図、(d)は(c)の状態の所定領域画像がディスプレイに表示されている図である。
球座標による三次元ユークリッド空間内の点を示した図である。
所定領域と注目点との関係を示した概念図である。
本発明の実施形態に係る通信システムの概略図である。
撮影装置のハードウェア構成図である。
中継装置のハードウェア構成図である。
通信制御システム及び通信端末のハードウェア構成図である。
実施形態に係る通信システムの各機能構成図である。
ユーザ・デバイス管理DBの概念図である。
仮想ルーム管理DBの概念図である。
画角情報管理DBの概念図である。
通信システムにおいてコンテンツデータの通信処理を示したシーケンス図である。
通信システムにおいて録画及び録音を開始する処理を示すシーケンス図である。
通信システムにおいて録画及び録音を停止する処理を示すシーケンス図である。
通信システムにおいて録画及び録音の再生の処理を示すシーケンス図である。
録画データ選択画面を示す図である。
再生処理(画角提案モード)を示すフローチャートである。
再生処理中に所定慮域画像の画角を変更した場合の処理を示すフローチャートである。
広視野画像を示す図である。
広視野画像における録画時に表示された各表示領域ax1,aa1,ab1、及び各表示領域の中心点cx1,ca1,cb1を示す図である。
同じクラスにおける複数の中心点cx1,ca1に係る各所定領域ax1,aa1の重複領域ad1を示す図である。
図26において、各所定領域ax1,aa1の重複領域ad1の中心点cd1を示す図である。
図27において、重複領域ad1の中心点cd1を中心点として、同じクラスの録画時(過去)の複数の表示領域の各中心点cx1,ca1を全て含めた最小の所定領域aDを示す図である。
特定された所定領域aDの所定領域画像を示す図である。
広視野画像において、同じクラスに複数の中心点が含まれていない場合の各表示領域を示す図である。
広視野画像における録画時の各表示領域を示す図である。
所定領域の変更後の所定領域画像を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を用いて、本発明の実施形態について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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