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公開番号2025144155
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-02
出願番号2024043798
出願日2024-03-19
発明の名称組合せ計量装置
出願人株式会社イシダ
代理人フェリシテ弁理士法人
主分類G01G 19/387 20060101AFI20250925BHJP(測定;試験)
要約【課題】オーバースケールによる物品の無駄な排出を可及的に低減すること。
【解決手段】一実施形態に係る組合せ計量装置1は、複数のホッパ6に貯留された物品の重量を組合せて計量目標値に近い重量の物品の組合せを選択して排出する計量装置a~cを有する組合せ計量装置1であって、各計量装置a~cによるそれぞれの組合せ選択を順番に実行させる制御部11と、先に組合せ選択を実行した計量装置によって選択された物品の組合せ重量と選択に用いた計量目標値との偏差を用いて、続いて組合せの選択を実行する計量装置の計量目標値を補正する補正部12とを備える。制御部11は、複数の計量装置a~cの何れかのホッパ6a~6cに、補正部12による補正後の計量目標値と上限値との和を超える重量の物品が貯留されていても、物品の重量が補正部12による補正前の計量目標値と上限値との和を超えない場合、当該ホッパに貯留されている物品を強制排出せずに、次の組合せ選択に利用する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数のホッパに貯留された物品の重量を組合せて、計量目標値に近い重量の物品の組合せを選択して排出する計量装置を複数台有する組合せ計量装置であって、
前記各計量装置によるそれぞれの組合せ選択を順番に実行させる制御部と、
先に前記組合せ選択を実行した計量装置によって選択された前記物品の組合せ重量と前記選択に用いた計量目標値との偏差を用いて、続いて前記組合せ選択を実行する計量装置の計量目標値を補正する補正部と、を備え、
前記制御部は、前記複数の計量装置の何れかのホッパに、前記補正部による補正後の計量目標値と上限値との和を超える重量の物品が貯留されていても、前記物品の重量が前記補正部による補正前の計量目標値と上限値との和を超えない場合、当該ホッパに貯留されている物品を強制排出せずに、次の前記組合せ選択に利用する、組合せ計量装置。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記補正部による補正後の計量目標値が補正前の計量目標値よりも小さい場合、前記ホッパに貯留されている物品の重量を次の組合せ選択に利用する、請求項1に記載の組合せ計量装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記補正部による補正後の計量目標値が補正前の計量目標値よりも大きい場合、前記ホッパに貯留されている物品を強制排出する、請求項1に記載の組合せ計量装置。
【請求項4】
前記物品は、単体重量が大きく、かつ、バラツキがあり、前記各ホッパには、1個乃至3個の物品が供給される、請求項1に記載の組合せ計量装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、組合せ計量装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、種類の異なる物品をそれぞれ組合せ計量する複数台の計量装置を有する組合せ計量装置が知られている(特許文献1参照)。
【0003】
例えば、組合せ計量装置は、3台の計量装置で種類の異なる商品を組合せ計量してミックス商品を形成する場合、第1の計量装置で組合せ計量された物品の重量とそのときの計量目標値との偏差でもって第2の計量装置の計量目標値を補正して、次の種類の物品を組合せ計量し、第2の計量装置においても、上述の偏差が生ずると、その偏差でもって第3の計量装置の計量目標値を補正するという「順次補正」を行っている。
【0004】
例えば、3種ミックスのパプリカを計量する場合、各計量装置の設定値が、以下のように設定されるケースを想定する。
【0005】
第1計量装置:計量目標値30g、上限値+13g、下限値-20g
第2計量装置:計量目標値30g、上限値+13g、下限値-20g
第3計量装置:計量目標値34g、上限値+15g、下限値無し
かかるケースにおいて、例えば、第1計量装置の組合せ重量が35gであると、第2計量装置の計量目標値は、30g-(35g-30g)=25gに補正され、第2計量装置は、かかる計量目標値25(上限値+13g及び下限値-20gは、そのまま)で組合せ計量する。
【0006】
そして、その時の第2計量装置の組合せ重量が35gである場合には、第3計量装置の計量目標値は、34g-(35g-25g)=24gに補正される。
【0007】
このように、複数の計量装置で組合せ計量を行うときは、第2計量装置及び第3計量装置の計量目標値は、順次補正される。
【0008】
一方、各計量装置は、何れか1台の計量ホッパに貯留される物品の重量が計量目標値+上限値以上になると、当該計量ホッパは、もはや組合せ選択される余地のないオーバースケールになったホッパと判断して、当該計量ホッパに貯留されている物品を強制的に排出するようにしている。
【0009】
そのため、例えば、第3計量装置の計量目標値が24gに補正されたときに、第3計量装置の何れか1台の計量ホッパに貯留される物品の重量が、計量目標値+上限値=24g+15g=39g以上になると、その計量ホッパは、オーバースケールと判断されて、強制的に排出される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
特公平5-6313号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)

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