TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025140118
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-29
出願番号
2024039300
出願日
2024-03-13
発明の名称
情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、及び音声入力制御プログラム
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G10L
15/00 20130101AFI20250919BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】会議と無関係の発言や会議の参加者以外の発言によって誤ってミュートが解除されることを抑制可能な情報処理システム等を提供する。
【解決手段】情報処理システム1は、情報処理装置100と複数の端末装置200とを備える。各端末装置200は、音声入力部250と第1通信部211dと音声データ制御部211eとミュート状態検出部211fとミュート状態制御部211gとを有する。情報処理装置100は、第2通信部140と意図解析処理部113と発言者判定部114と音量判定部115とを有する。第2通信部140は、意図解析処理部113の第1判定結果と発言者判定部114の第2判定結果とを端末装置200へ送信する。ミュート状態制御部211gは、第1判定結果が音声Sに会議を対象とする意図があることを示し、且つ第2判定結果が発言者Psの人数は1名であることを示す第1の場合に、ミュート状態を解除する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の端末装置と情報処理装置とを備える情報処理システムであって、
前記端末装置は、
会議の参加者の音声が入力される音声入力部と、
前記情報処理装置との間で通信を行う第1通信部と、
前記音声入力部へ入力された前記音声に対応する音声データを前記情報処理装置へ送信する音声データ制御部と、
実行中の会議アプリケーションがミュート状態であるか否かを検出するミュート状態検出部と、
前記会議アプリケーションの前記ミュート状態の切り替えを制御するミュート状態制御部と
を有し、
前記情報処理装置は、
前記端末装置の前記第1通信部との間で通信を行う第2通信部と、
前記ミュート状態である前記端末装置の前記第1通信部から前記第2通信部が受信した前記音声データを解析して、前記音声に前記会議を対象とする意図があるか否かを判定する意図解析処理部と、
前記音声データの発言者の人数を判定する発言者判定部と
を有し、
前記第2通信部は、前記意図解析処理部の第1判定結果と前記発言者判定部の第2判定結果とを前記端末装置へ送信し、
前記ミュート状態制御部は、前記第1判定結果が前記音声に前記会議を対象とする意図があることを示し、且つ前記第2判定結果が前記発言者の人数は1名であることを示す第1の場合に、前記ミュート状態を解除する、情報処理システム。
続きを表示(約 2,100 文字)
【請求項2】
前記情報処理装置及び前記端末装置の少なくとも一方は、前記音声データに対応する音量が予め定められた所定音量以上であるか否かを判定する音量判定部をさらに有し、
前記ミュート状態制御部は、前記第1の場合であっても前記音量が前記所定音量以上でなければ、前記ミュート状態を解除しない、請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記意図解析処理部は、
前記音声データを文字データに変換する音声認識部と、
前記文字データを解析して特徴を抽出する解析部と、
抽出された前記特徴に基づいて、前記音声に前記会議を対象とする意図があるか否かを判定する意図判定部と
を有する、請求項1又は請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記情報処理装置は、前記文字データと前記会議に使用される資料とから抽出されたキーワードを記憶する記憶部をさらに備え、
前記意図判定部は、抽出された前記特徴と前記記憶部に記憶されている前記キーワードとに基づいて、前記音声に前記会議を対象とする意図があるか否かを判定する、請求項3に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記記憶部は、前記発言者を特定する特定用情報として前記参加者の前記音声データを予め記憶し、
前記発言者判定部は、前記特定用情報に基づいて前記発言者を特定するとともに、前記発言者に前記参加者以外が含まれているか否かを判定し、
前記ミュート状態制御部は、前記第1の場合であっても前記発言者に前記参加者以外が含まれていれば、前記ミュート状態を解除しない、請求項4に記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記端末装置は、
表示部と、
前記表示部を制御する表示制御部と
をさらに有しており、
前記複数の端末装置には、第1端末装置が含まれており、
前記ミュート状態である前記第1端末装置から前記情報処理装置の前記第2通信部が受信した前記音声データに対応する前記音量が、前記所定音量以上であれば、前記第2通信部は前記音声の入力があったことを示す通知を前記第1端末装置以外の前記端末装置へ送信し、
前記通知を前記第1通信部が受信した前記端末装置の前記表示制御部は、前記通知の内容を前記表示部に表示させる、請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項7】
前記ミュート状態である前記第1端末装置から前記情報処理装置の前記第2通信部が受信した前記音声データに対応する前記音量が、前記所定音量以上であれば、前記第2通信部は前記音声の入力があったことを示す前記通知を前記第1端末装置へ送信し、
前記通知を前記第1通信部が受信した前記第1端末装置の前記表示制御部は、前記通知の内容を前記表示部に表示させる、請求項6に記載の情報処理システム。
【請求項8】
会議の参加者の音声が入力される音声入力部を有するとともに、実行中の会議アプリケーションがミュート状態である端末装置から前記音声に対応して出力される音声データを受信する第2通信部と、
前記音声データを解析して、前記音声に前記会議を対象とする意図があるか否かを判定する意図解析処理部と、
前記音声データの発言者の人数を判定する発言者判定部と
を備え、
前記第2通信部は、前記意図解析処理部の第1判定結果と前記発言者判定部の第2判定結果とを前記端末装置へ送信し、
前記第1判定結果が前記音声に前記会議を対象とする意図があることを示し、且つ前記第2判定結果が前記発言者の人数は1名であることを示す場合に、前記ミュート状態が解除される、情報処理装置。
【請求項9】
会議の参加者の音声が入力される音声入力部を有するとともに、実行中の会議アプリケーションがミュート状態である端末装置から前記音声に対応して出力される音声データを受信する工程と、
前記音声データを解析して、前記音声に前記会議を対象とする意図があるか否かを判定する第1判定を行う工程と、
前記音声データの発言者の人数を判定する第2判定を行う工程と、
前記第1判定の結果と前記第2判定の結果とを送信する工程と、
前記第1判定の結果が前記音声に前記会議を対象とする意図があることを示し、且つ前記第2判定の結果が前記発言者の人数は1名であることを示す場合に、前記ミュート状態を解除する工程と
を含む、情報処理方法。
【請求項10】
端末装置の音声入力制御をコンピュータに実行させる音声入力制御プログラムであって、
実行中の会議アプリケーションがミュート状態であるか否かを検出する工程と、
入力された会議の参加者の音声に対応する音声データを解析する工程と、
前記音声に前記会議を対象とする意図があると判定され、且つ前記音声データの発言者の人数が1名であると判定された場合に、前記ミュート状態を解除する工程と
を含む、音声入力制御プログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、及び音声入力制御プログラムに関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載されている通信端末を用いて会議を行う会議システムでは、入力音声の強度が第1閾値以上であって他の通信端末から送信された音声データが示す音声の強度が第2閾値以下である場合、又は、入力音声に発話の意図を有する所定のワードが含まれている場合に、ミュート状態が解除される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-013073号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来、通信端末を用いて会議(「電子会議」ということもある)を行う会議システムでは、各参加者のマイクが予めミュートされる場合がある。マイクに音声入力があったとき、又は音声入力があって他の参加者が発言していないときに、ミュートが自動的に解除される。そのため、会議と無関係の発言や外部の大きな音でも、誤ってミュートが解除されることがあった。また、発話の意図を有する所定のワードが入力音声に含まれていれば、会議の参加者以外の音声であっても誤ってミュートが解除されることがあった。
【0005】
本開示は、会議と無関係の発言や会議の参加者以外の発言によって誤ってミュートが解除されることを抑制可能な情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、及び端末装置の音声入力制御プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1局面の情報処理システムは、複数の端末装置と情報処理装置とを備える。前記端末装置は、音声入力部と、第1通信部と、音声データ制御部と、ミュート状態検出部と、ミュート状態制御部とを有する。前記音声入力部には、会議の参加者の音声が入力される。前記第1通信部は、前記情報処理装置との間で通信を行う。前記音声データ制御部は、前記音声入力部へ入力された前記音声に対応する音声データを前記情報処理装置へ送信する。前記ミュート状態検出部は、実行中の会議アプリケーションがミュート状態であるか否かを検出する。前記ミュート状態制御部は、前記会議アプリケーションの前記ミュート状態の切り替えを制御する。前記情報処理装置は、第2通信部と、意図解析処理部と、発言者判定部とを有する。前記第2通信部は、前記端末装置の前記第1通信部との間で通信を行う。前記意図解析処理部は、前記ミュート状態である前記端末装置の前記第1通信部から前記第2通信部が受信した前記音声データを解析して、前記音声に前記会議を対象とする意図があるか否かを判定する。前記発言者判定部は、前記音声データの発言者の人数を判定する。前記第2通信部は、前記意図解析処理部の第1判定結果と前記発言者判定部の第2判定結果とを前記端末装置へ送信する。前記ミュート状態制御部は、前記第1判定結果が前記音声に前記会議を対象とする意図があることを示し、且つ前記第2判定結果が前記発言者の人数は1名であることを示す第1の場合に、前記ミュート状態を解除する。
【0007】
本開示の第2局面の情報処理装置は、第2通信部と、意図解析処理部と、発言者判定部とを備える。前記第2通信部は、会議の参加者の音声が入力される音声入力部を有するとともに、実行中の会議アプリケーションがミュート状態である端末装置から前記音声に対応して出力される音声データを受信する。前記意図解析処理部は、前記音声データを解析して、前記音声に前記会議を対象とする意図があるか否かを判定する。前記発言者判定部は、前記音声データの発言者の人数を判定する。前記第2通信部は、前記意図解析処理部の第1判定結果と前記発言者判定部の第2判定結果とを前記端末装置へ送信する。前記第1判定結果が前記音声に前記会議を対象とする意図があることを示し、且つ前記第2判定結果が前記発言者の人数は1名であることを示す場合に、前記ミュート状態が解除される。
【0008】
本開示の第3局面の情報処理方法は、会議の参加者の音声が入力される音声入力部を有するとともに、実行中の会議アプリケーションがミュート状態である端末装置から前記音声に対応して出力される音声データを受信する工程と、前記音声データを解析して、前記音声に前記会議を対象とする意図があるか否かを判定する第1判定を行う工程と、前記音声データの発言者の人数を判定する第2判定を行う工程と、前記第1判定の結果と前記第2判定の結果とを送信する工程と、前記第1判定の結果が前記音声に前記会議を対象とする意図があることを示し、且つ前記第2判定の結果が前記発言者の人数は1名であることを示す場合に、前記ミュート状態を解除する工程とを含む。
【0009】
本開示の第4局面の音声入力制御プログラムは、端末装置の音声入力制御をコンピュータに実行させる音声入力制御プログラムであって、実行中の会議アプリケーションがミュート状態であるか否かを検出する工程と、入力された会議の参加者の音声に対応する音声データを解析する工程と、前記音声に前記会議を対象とする意図があると判定され、且つ前記音声データの発言者の人数が1名であると判定された場合に、前記ミュート状態を解除する工程とを含む。
【0010】
本開示の第5局面の情報処理システムは、複数の端末装置と情報処理装置とを備える。前記端末装置は、音声入力部と、音声データ制御部と、ミュート状態検出部と、ミュート状態制御部とを有する。前記音声入力部には、会議の参加者の音声が入力される。前記音声データ制御部は、前記音声入力部へ入力された前記音声に対応する音声データを出力する。前記ミュート状態検出部は、実行中の会議アプリケーションがミュート状態であるか否かを検出する。前記ミュート状態制御部は、前記会議アプリケーションの前記ミュート状態の切り替えを制御する。前記情報処理装置は、意図解析処理部と、発言者判定部とを有する。前記意図解析処理部は、前記ミュート状態である前記端末装置の前記音声データを解析して、前記音声に前記会議を対象とする意図があるか否かを判定する。前記発言者判定部は、前記音声データの発言者の人数を判定する。前記ミュート状態制御部は、前記意図解析処理部が前記音声に前記会議を対象とする意図があると判定し、且つ前記発言者判定部が前記発言者の人数は1名であると判定した場合に、前記ミュート状態を解除する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
シャープ株式会社
洗濯機
1か月前
シャープ株式会社
冷蔵庫
1か月前
シャープ株式会社
冷蔵庫
11日前
シャープ株式会社
冷蔵庫
19日前
シャープ株式会社
送風装置
1か月前
シャープ株式会社
送風装置
1か月前
シャープ株式会社
冷却装置
1か月前
シャープ株式会社
加湿装置
1か月前
シャープ株式会社
送風装置
28日前
シャープ株式会社
加湿装置
1日前
シャープ株式会社
表示装置
12日前
シャープ株式会社
送風装置
28日前
シャープ株式会社
表示装置
1か月前
シャープ株式会社
加熱調理器
11日前
シャープ株式会社
空気調和機
5日前
シャープ株式会社
空気調和機
5日前
シャープ株式会社
空気調和機
5日前
シャープ株式会社
二成分現像剤
29日前
シャープ株式会社
画像形成装置
19日前
シャープ株式会社
画像形成装置
1か月前
シャープ株式会社
画像形成装置
27日前
シャープ株式会社
画像形成装置
11日前
シャープ株式会社
画像形成装置
11日前
シャープ株式会社
画像形成装置
4日前
シャープ株式会社
画像形成装置
1か月前
シャープ株式会社
画像形成装置
5日前
シャープ株式会社
画像形成装置
4日前
シャープ株式会社
駐車制御装置
4日前
シャープ株式会社
抗菌光触媒材料
1か月前
シャープ株式会社
イオン発生装置
1か月前
シャープ株式会社
ファクシミリ装置
12日前
シャープ株式会社
収容庫および冷蔵庫
1か月前
シャープ株式会社
電子部品の筐体構造
19日前
シャープ株式会社
測定装置及び測定方法
21日前
シャープ株式会社
スタンド及び表示装置
13日前
シャープ株式会社
照明装置及び表示装置
28日前
続きを見る
他の特許を見る