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公開番号2025122415
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-21
出願番号2024017877
出願日2024-02-08
発明の名称加湿装置
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F24F 6/00 20060101AFI20250814BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】加湿装置が大型化することを抑制しながら、給水トレイが残水に起因して汚れることを抑制することが可能な加湿装置を提供する。
【解決手段】加湿装置100は、加湿フィルタ3aと、給水トレイ4と、制御部200とを備える。給水トレイ4は、水を収容し、加湿フィルタ3aに水を供給する。制御部200は、加湿フィルタ3aが吸った水により空気を加湿する加湿運転を実行可能である。制御部200は、加湿運転をオン状態からオフ状態に切り替える場合、給水トレイ4内の水を廃棄することをユーザに促す廃棄報知情報を出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
加湿フィルタと、
水を収容し、前記加湿フィルタに水を供給する給水トレイと、
前記加湿フィルタが吸った水により空気を加湿する加湿運転を実行可能な制御部と
を備え、
前記制御部は、前記加湿運転をオン状態からオフ状態に切り替える場合、前記給水トレイ内の水を廃棄することをユーザに促す廃棄報知情報を出力する、加湿装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記給水トレイの水位を検知する水位センサを備え、
前記加湿運転がオン状態であるときに前記水位センサが前記給水トレイの水位が所定水位未満である低水位状態を検知した場合、前記制御部は、前記加湿運転をオン状態からオフ状態に切り替えるとともに、前記廃棄報知情報を出力する、請求項1に記載の加湿装置。
【請求項3】
前記加湿運転がオン状態であるときに前記水位センサが前記給水トレイの低水位状態を検知した場合、前記制御部は、
水を補給することをユーザに促す補給報知情報を出力し、
前記補給報知情報を出力してから所定時間経過後に、前記水位センサが前記給水トレイの低水位状態を検知した場合、前記廃棄報知情報を出力する、請求項2に記載の加湿装置。
【請求項4】
前記給水トレイの少なくとも一部を収容し、前記給水トレイが着脱可能に装着される筐体と、
前記筐体に対する前記給水トレイの着脱を検知するトレイ検知部と
を備え、
前記加湿運転がオン状態であるときに前記水位センサが前記給水トレイの低水位状態を検知した場合、前記制御部は、
前記補給報知情報を出力し、
前記補給報知情報を出力してから所定時間経過するまでに、前記トレイ検知部が前記給水トレイの着脱を検知しない場合、前記廃棄報知情報を出力する、請求項3に記載の加湿装置。
【請求項5】
前記給水トレイの少なくとも一部を収容し、前記給水トレイが着脱可能に装着される筐体と、
前記筐体に対する前記給水トレイの着脱を検知するトレイ検知部と
を備え、
前記制御部は、前記加湿運転をオン状態からオフ状態に切り替えてから、所定時間経過するまでに、前記トレイ検知部が前記給水トレイの着脱を検知しない場合、前記廃棄報知情報を出力する、請求項1に記載の加湿装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記廃棄報知情報を出力した後に前記加湿運転をオフ状態からオン状態に切り替える指示をユーザから受けた場合であって、前記指示を受けた時を含む所定期間内に、前記トレイ検知部が前記給水トレイの着脱を検知しない場合、前記廃棄報知情報を再度出力する、請求項5に記載の加湿装置。
【請求項7】
前記給水トレイの水位を検知する水位センサを備え、
前記水位センサは、前記トレイ検知部を兼ねる、請求項4から請求項6のいずれか1項に記載の加湿装置。
【請求項8】
前記加湿運転をオン状態からオフ状態に切り替える指示をユーザから受けた場合、前記制御部は、前記加湿運転をオン状態からオフ状態に切り替えるとともに、前記廃棄報知情報を出力する、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の加湿装置。
【請求項9】
前記制御部から出力された前記廃棄報知情報を報知する報知部を備える、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の加湿装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、加湿装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
加湿フィルタと、水を収容し、加湿フィルタに水を供給する給水トレイとを備えた加湿装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、気化フィルタと、水受けトレイと、第1のタンクと、第2のタンクと、回収用ポンプとを備えた加湿機が記載されている。第1のタンクは、水受けトレイへ給水する水を貯水する。第2のタンクは、水受けトレイから回収した残水を貯水する。回収用ポンプは、水受けトレイから第2のタンクへ残水を回収させる。特許文献1に記載の加湿機では、水受けトレイ内の残水を回収用ポンプによって第2のタンクに回収する。従って、水受けトレイ内に水が残ったままになることを抑制できる。よって、水受けトレイが雑菌やカルキで汚れることを抑制できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-32144号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の加湿機では、水受けトレイが雑菌やカルキで汚れることを抑制するために、水受けトレイから回収した残水を貯留する第2のタンクと、水受けトレイ内の残水を第2のタンクに回収する回収用ポンプとを設ける。このため、第2のタンクおよび回収用ポンプを配置するスペースが必要であるため、加湿機が大型化してしまうという問題点があった。
【0005】
本開示は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、加湿装置が大型化することを抑制しながら、給水トレイが残水に起因して汚れることを抑制することが可能な加湿装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一局面の加湿装置は、加湿フィルタと、給水トレイと、制御部とを備える。前記給水トレイは、水を収容し、前記加湿フィルタに水を供給する。前記制御部は、前記加湿フィルタが吸った水により空気を加湿する加湿運転を実行可能である。前記制御部は、前記加湿運転をオン状態からオフ状態に切り替える場合、前記給水トレイ内の水を廃棄することをユーザに促す廃棄報知情報を出力する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、加湿装置が大型化することを抑制しながら、給水トレイが残水に起因して汚れることを抑制することが可能な加湿装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態に係る加湿装置を示す斜視図である。
加湿装置の内部を模式的に示す断面図である。
加湿部から給水ユニットを抜き出した状態を模式的に示す部分断面図である。
加湿装置のブロック図である。
本開示の一実施形態の加湿装置の制御フローを示す図である。
第1変形例の加湿装置の制御フローを示す図である。
第2変形例の加湿装置の制御フローを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
【0010】
図1~図5を参照して、本開示の一実施形態に係る加湿装置100について説明する。図1は、本開示の一実施形態に係る加湿装置100を示す斜視図である。図2は、加湿装置100の内部を模式的に示す断面図である。なお、本実施形態では、図中に、互いに直交するX軸、Y軸およびZ軸を示す。Z軸は鉛直方向に平行であり、X軸およびY軸は水平方向に平行である。X軸の正方向は、加湿装置100の正面側を示す。Z軸の正方向は、鉛直上向きを示す。
(【0011】以降は省略されています)

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