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公開番号2025127590
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-02
出願番号2024024362
出願日2024-02-21
発明の名称感光体ドラム装置および画像形成装置
出願人シャープ株式会社
代理人個人
主分類G03G 15/00 20060101AFI20250826BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】感光体ドラムのシャフトを通じて接地する場合の導通不良の発生を可及的減じることができる、感光体ドラム装置を提供する。
【解決手段】感光体ドラム装置において、感光体ドラムは、中空円筒状の導電性基体およびその外周面上の感光体層を有し、感光体ドラムの回転を支持するシャフトが挿通された絶縁性のフランジが感光体ドラムの一方端開口に装着される。アース板70は、フランジの内面側に取り付けられて導電性基体に接続されるベース板部78およびベース板部の一方主面側に形成される複数の接触子84を備える。接触子は、ベース板部から立ち上がる立ち上がり片86、シャフトの外周面に接触するシャフト接触片90および感光体ドラムの径方向に沿う主面を有して立ち上がり片とシャフト接触片とを一体的に繋ぐ板ばね部88を有する。板ばね部88のばね性がシャフト接触片90をシャフトへ押し付け、導通不良の発生を可及的に減じる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
中空円筒状の導電性基体の外周面上に感光体層を形成した感光体ドラム、
前記感光体ドラムの少なくとも一方端開口に装着される絶縁体のフランジ、
前記フランジを挿通して設けられ、前記感光体ドラムの回転を支持する金属製のシャフト、
前記感光体ドラムの中空部内の前記フランジの内面側に取り付けられ、前記感光体ドラムの前記導電性基体に接続されるベース板部を有するアース板、および
前記ベース板部の一方主面側に形成される複数の接触子を備え、
前記接触子は、前記ベース板部から立ち上がる立ち上り片、前記シャフトの外周面に接触するシャフト接触片および前記感光体ドラムの径方向に沿う主面を有して前記立ち上り片と前記シャフト接触片とを一体的に繋ぐ板ばね部を有する、感光体ドラム装置。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記立ち上り片は、前記感光体ドラムの軸方向に平行な主面を有し、前記板ばね部は前記ドラム接触片の前記感光体ドラムの周方向の一端から折り曲げられて形成され、前記シャフト接触片は前記板ばね部の先端から前記ドラム接触片と同じ方向に折り曲げられて形成される、請求項1記載の感光体ドラム装置。
【請求項3】
前記接触子は前記アース板の前記ベース板部と同じ金属で一体的に形成される、請求項1記載の感光体ドラム装置。
【請求項4】
前記複数の接触子は360°を等分する間隔で形成される、請求項1記載の感光体ドラム装置。
【請求項5】
請求項1ないし4のいずれかに記載の感光体ドラム装置を備える、画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、感光体ドラム装置および画像形成装置に関し、特にたとえば、アース板を用いて、感光体ドラムをシャフトを介してアース(接地)する、感光体ドラム装置および画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1などにおいて、固定しているシャフトの周囲を回転する感光体ドラムの感光体表面を接地するために、感光体に固定して設けられて、向かい合う接点がシャフトに摺動接触する構成がよく知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011‐39409号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の技術では、向かい合う接点とシャフトの位置関係が一直線上にならず、導通不良が起こったり、初期では問題ない場合でも、感光体ドラムの回転を繰り返した経年的には、導通不良が起こったりすることがあった。
【0005】
それゆえに、本開示の主たる目的は、新規な、感光体ドラム装置および画像形成装置を提供することである。
【0006】
本開示の他の目的は、感光体ドラムのシャフトを通じて接地する場合の導通不良の発生を可及的減じることができる、感光体ドラム装置および画像形成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の第1の実施例は、中空円筒状の導電性基体の外周面上に感光体層を形成した感光体ドラム、感光体ドラムの少なくとも一方端開口に装着される絶縁体のフランジ、フランジを挿通して設けられ、感光体ドラムの回転を支持する金属製のシャフト、感光体ドラムの中空部内のフランジの内面側に取り付けられ、感光体ドラムの導電性基体に接続されるベース板部を有するアース板、およびアース板の一方主面側に形成される複数の接触子を備え、接触子は、ベース板部から立ち上がる立ち上がり片、シャフトの外周面に接触するシャフト接触片および感光体ドラムの径方向に沿う主面を有して立ち上がり片とシャフト接触片とを一体的に繋ぐ板ばね部を有する、感光体ドラム装置である。
【0008】
第1の実施例では、感光体ドラムドラム装置(100:実施例において対応する部分を例示する、どのような限定も意図しない参照符号。以下同様。)では、感光体ドラム(26)は、中円筒状の導電性基体(26a)とそれの外周面上に形成された感光体層(26b)を有する。絶縁体のフランジ(60)が感光体ドラム(26)の少なくとも一方端開口に装着される。感光体ドラム(26)の回転を支持する金属製のシャフト(64)がフランジ(60)を挿通して設けられる。アース板(70)は、感光体ドラム(26)の中空部内のフランジ(60)の内面側に取り付けられ、たとえば固定爪(82)などによって導電性基体に接続されるベース板部(78)を有する。アース板(70)は、さらに、ベース板部(78)の一方主面側に形成される複数の接触子(84)を備える。この接触子(84)は、ベース板部(78)から立ち上がる立ち上がり片(86)、シャフト(64)の外周面に接触するシャフト接触片(90)および感光体ドラムの径方向に沿う主面を有して立ち上がり片(86)とシャフト接触片(90)とを一体的に繋ぐ板ばね部(88)を有する。
【0009】
第1の実施例によれば、板ばね部のばね性がシャフト接触片を効果的にシャフトへ押し付けるように作用し、導通不良の発生を可及的減じることができる。
【0010】
第2の実施例は、第1の実施例に従属する感光体ドラム装置であって、立ち上がり片は、感光体ドラムの軸方向に平行な主面を有し、板ばね部はドラム接触片の感光体ドラムの周方向の一端から折り曲げられて形成され、シャフト接触片は板ばね部の先端からドラム接触片と同じ方向に折り曲げられて形成される。
(【0011】以降は省略されています)

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